千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

淀川のキレンジャク

2013-03-23 21:52:54 | カヤック

今年になって2度目のカヤック。久しぶりの淀川であります。

工事中であった鳥飼河川敷公園も大分工事が進んでいて、いつも出艇場所にしていたあたりは工事が完了していた。

さっそくいつもの場所から出艇。

遠出はせずに、バードウォッチングしながらゆっくりと近場で折り返してきた。

今日はキレンジャクの集団を見かけた。初めて間近でみる鳥である。

直ぐそばまで舟を近づけてもこちらを気にするでもなく、餌をついばんでいる。

写真は撮れなかったが、今日その他見かけたもの:エナガ、カワセミ、ジョウビタキの雌雄、 ヌートリアなどなど

 

(2013-3-24 追記)

野鳥図鑑でよくよく調べてみると、どうやらこの鳥はキレンジャクではなく、ヒレンジャクという名前らしい。

図鑑でもそっくりなのであるが、違いは尾羽の先が赤いこと。

写真をよくよく見てみると、尾羽の先が確かに赤いので、ヒレンジャクと思われる。

 

2013-3-23 淀川 総行程5.6km

 


豊中天文同好会 春の大観望会

2013-03-17 18:12:55 | 望遠鏡・カメラ

昨夜は京都の亀岡で開催されていた星の観望会に参加してきた。

主催は豊中天文同好会。

http://www.toyoten.com/

この行事はネットで見つけていた。一般参加もできるようであったので、ヨメさん、息子と三人で出かけてきた。

日没前に会場に到着したら、既にでっかーい望遠鏡が3台セット中。

ドブソニアン式と呼ばれる観望に特化した反射望遠鏡で、この望遠鏡でいろいろ星団、星雲を見せていただきました。

このような大きな望遠鏡で天体を見たことがなかった。毎年9月に開催されている「星をもとめて」という観望会には一昨年、昨年と2年続けて参加したが、2度とも天候に恵まれず星を見ることができなかったが、今回はたっぷり堪能できました。

都会からあまり離れていれていないので、吹田市内よりは星は見えるが、すごいという星空ではない。

次はもっと星が見える場所で覗いてみたい。

豊中天文同好会の皆さん、ありがとうございました。

 

2013-3-16 亀岡市交流会館駐車場


口径55cmドブソニアン。大きいです。


口径45cmドブソニアン 上の望遠鏡と比べると口径は少し小さいが、焦点距離が長いので、観望には三段脚立が必要でした。


こちらも口径は45cmだったと記憶。

会場にBORG71FLを持込み、オリオン大星雲を撮影。自宅よりも少しだけ空が暗いので暗い星雲部分も写せた。
BORG71FL + PENTAX K-5 高橋P型赤道儀に同架 

 

 


ベランダから撮影したオリオン大星雲

2013-03-11 21:15:44 | 望遠鏡・カメラ

今夜は黄砂もどっかへ飛んでいってスカッと晴れていたので、ベランダに望遠鏡を出してオリオン大星雲を撮影してみた。

吹田の街なかで空が明るいので長時間露光はできなかったが、結構星雲が写っているのには驚いた。

 

2013-3-11 19:37  BORG71FL(口径71mm、焦点距離420mm) + PENTAX K-5  ISO100  露出28秒 トリミングあり  自宅ベランダにて

 


Bahtinov Focusing Mask バーティノフ・マスク を作ってみた

2013-03-10 21:34:07 | 望遠鏡・カメラ

しばらく天文から遠ざかっていたら、今は表題のような便利な装置が考案され、利用されていた。

天体望遠鏡のピント合わせを確実に行える/確認できる装置で、ちゃんとしたものは市販されている。

このところ、スギ花粉を避け、土日は家でじっとしていたので、暇に任せて自分で作ってみた。

下記のHPに行くと、マスクのパターンを作成できるツールが利用できる。

これをボール紙に印刷して、根気強くカッターナイフで切り抜いて作成した。

最初、切り抜きではなく、透明のシートにこのパターンを印刷して、望遠鏡のフードに取り付けてみたが、星がはっきり見えず、失敗。

次にケント紙を使ってみたが、作りあげてみるとペラペラになってしまったので、イマイチ。

もう少し厚手のボール紙にしてみたら、加工もしやすく、ある程度のしっかり感もあり、どうにか使えるものが出来上がった。

 

使ってみると、

眼視でははっきりとピント位置がわかった。

カメラを接続した状態では、ファインダー像は暗くてそのままではピント位置がよくわからない。撮影した画像をカメラの液晶で拡大再生してみるとピントがあっているかどうかが確認できた。

http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx (バーティノフ・マスクのパターン作成支援)

作成したパターン。これをプリンタで厚紙に印刷し、円のなかの白い部分を切り抜いた。


円の周囲ののりシロ部分を残して切り取り、望遠鏡のフードの先に取り付けられるようにした。


望遠鏡のフードの先に取り付けたところ


ピントがあっている状態。真ん中の線がエックス文字型の中心に入っている。

ピントがずれていると、中心線が右側あるいは左側に寄る。


上記の方法で、ピント合わせをして、オリオン大星雲を撮影してみた。
都会の空なので、長時間露光するとカブってしまうので、10秒ほどしか露出していないので、この程度しか写らないが、ピントは合っているようである。


高橋製作所P型赤道儀、復活

2013-03-03 00:11:38 | 望遠鏡・カメラ

ここ25年ほど押入れに仕舞いっぱなしにしていた昔の望遠鏡の赤道儀を引っ張り出してきた。

今や天体望遠鏡のメーカーとしては世界的なブランドとなっている高橋製作所のP型赤道儀で、学生時代に中古で入手したものである。

結婚してから直ぐに東京に転勤になったり、大阪にUターンしたりと、都会ぐらしが続いていたこともあって、段ボール箱の中に仕舞い込んだまま、その存在すら忘れかけていた。

最近、星への興味が復活してきたこともあって、久しぶりに三脚を付け、野鳥撮影に使っているBORG 71FLを載せてみた。

四半世紀ぶりに駆動モーター(Kenko QMD追尾装置)の電源スイッチを入れてみたが、どうやらまだ動くようである。

このP型赤道儀は1970年代の製品であるが、40年ほど経っているのに、以前使っていた頃と格別変わることなく動作してくれている。

さすが高橋製作所の製品である。

初期型であるP型赤道儀にはもともと水平、垂直の調整機能は付いていないが、前の持ち主さんが加工して付けてくれていた(三脚のすぐ上の部分)。