千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

大川(旧淀川)べり街歩き 続編

2018-11-25 11:29:13 | その他

大川(旧淀川)べり街歩きの続きです。

中之島の日本銀行大阪支店の横を過ぎた歩道脇に変わった掲示板がありました。

どうやら大阪の橋の番付表のようです。

東の大関が天神橋、西の大関が難波橋。関脇にはそれぞれ日本橋、高麗橋。

あれっ、天満橋は上位には入らないのかいな? と思ったら、中央下に大きな文字で 「差添人 天満橋」と。
天満橋は別格扱いなのでしょうか。

橋番付表からしばらく歩くと、中之島郵便局南の歩行者用橋の上に浪花百景の浮世絵で描かれている大阪の橋の陶板モニュメントが幾つか。番付表といい、なかなか趣向がよろしい。


上の写真、橋の上です。向こう側おビルが中之島郵便局。

中之島を抜けると、中之島で別れていた川は合流し、川の名は安治川になります。ここからしばらくは安治川の左岸沿い歩きになります。中之島のビジネス街とはうって変わって、あたりは倉庫街になります(写真なしです)。

さて、つづいては川関係での変わった施設、安治川トンネルです。

 
これが、安治川トンネル南側の入り口。 ヒト、自転車専用の河底トンネルです。橋代わりに使われています。
一見、倉庫かと見間違うような佇まい。知らないと、うっかり前を通り過ぎてしまいそうです。専用エレバーターがあり、地下に潜ります。

地下のトンネルはこんな感じです。


向こう側のエレベーター前で待機してます。エレベーターから出てくる自転車、ヒトのために片側を空けて待機してますね。日頃このトンネルを利用している地元の方々の自然発生的なマナーですね、感心。


対岸の出口です。自転車が6~8台ほど入るでしょうか、大きなエレバーターです。


六軒屋川水門のところまでやってきました。
高潮の被害を防ぐための施設です。淀川河口近くにはあちこちにこのような水門があります。

此処から先は川べりの道は歩道がなく、車の通行量も多かったので、安全を期して川辺から離れ、JRゆめ咲線沿いの道を歩くことにしました。


ユニバーサルシティ駅を横目にその先の桜島駅方面を目指します。

桜島駅を過ぎて安治川に向かうと、そこに今回の最終目的である天保山の渡し場があります。現在、大阪市では8ヶ所の公営渡し場があるそうです。橋をかける代わりの渡し船ということで、無料で利用できます。安治川トンネルも同じような趣向です。

この時間帯(15時台)は0分、30分の30分間隔での運行でした。平日の通勤時間帯は15分間隔のようです。
向こう岸の天保山側から渡し船がやってきました。結構、乗船客がいました。対岸には大型客船DIAMOND PRINCESS号が停泊しています。


あっという間に対岸、天保山乗り場に到着です。


日本一低い山、天保山(標高4.53米と書いてありますね)の三角点前です。
如何に低いか。右手に小さく見える人影、実は海釣りをしている釣り人です。
山頂前で写真を撮っている私とほぼ同じ高さの場所で海釣りをしているという、なんとも不思議な世界。

なお、この天保山の横に、天保山よりも遥かに高い丘(天保山公園の見晴台)があるので、お間違えなく。
実はわたし、最初間違えました。公園にいた地元のおっちゃんおばちゃんに教えてもらった次第。


海遊館の観覧車を横目に、今回の街歩きの終点である大阪港駅へ。

柴島駅出発が午前10時、大阪港駅到着が午後4時過ぎ。約6時間、20kmの街歩きでした。
翌日は足のふくらはぎがパンパン。普段あんまり歩いていないのがバレバレです。

おしまい。

当日歩いた軌跡(赤線がGPSの軌跡)


大川(旧淀川)べり街歩き

2018-11-24 13:20:20 | その他

6年前に途中でギブアップした大川べり街歩きの再挑戦です。

新淀川と大川(旧淀川)の分岐点である毛馬から河口の天保山までのコースで、途中、安治川トンネルと天保山の渡しを使って川を横断してみようという趣向もありです。

阪急千里線の柴島駅からスタートです。


柴島の駅から南へ下ると新淀川に出会います。まず、長良橋で新淀川を渡ります。長良橋は「雉も鳴かずば撃たれまい」の故事の由来となっている長良橋人柱伝説の橋です。


長良橋から望む阪急千里線の鉄橋です。


長良橋を渡ってすぐに土手沿いに左折してしばらく歩くと、右手に毛馬第一閘門の史跡があります。大正時代に設置され、昭和49年ごろまで使われていたそう。

閘門とはなんぞや、という方は以下を参照

https://blog.goo.ne.jp/tankosan_001/e/e10a70260e5377355789fe20b7d794a5

 


こちらが現在の閘門。それにしても、派手な表示ですねえ。


ちょうど、上流側に向かう観光船が閘門の中で待機してました。大川側と本流との水位差あるので、この閘門で水位が上流側と合うように水量調節してから出発するのです。
過去に一度だけですが、カヤックでこの閘門を通過したことがあります。


水位の調整が終わって、船が出てきました。


右側が淀川の上流側になります。この船の目的地は多分、枚方の河川敷公園でしょう。
写真の上側にズラッと並んでいる建物が淀川大堰です。ここで、淀川下流側の新淀川に流す水量を調節しています。
この日は淀川上流域から流れ込む水量が少なかったのか、すべての水門が閉じられてました。大川側も同じく、水門が閉じられてましたね。
そういえば、このところ雨の日が少なかったですね。


水位の違い、分かりますかね? 水色の水門の右が本流側、左が大川川の水位で、向こう側の壁の水位で比べてみると、水位の違いは1m以上はありそうです。


閘門近くの土手の上に与謝蕪村の句碑「春風や 堤長うして 家遠し」があります。蕪村は摂津国、毛馬村の生まれ。


閘門周辺には水鳥をたくさん見かけます。手前側はゆりかもめ、向こう側にはヒドリガモやホシハジロ、キンクロハジロなどのカモ類がいました。


閘門から大川の左岸沿いを歩き始めると、すぐに砂利の浚渫船が係留されているのに出会いました。
祝日だったので、休業だったようです。平日は枚方大橋の少し下流で砂利を浚渫してますね。


桜ノ宮公園では大阪市大ボート部の漕艇場です。このあたりには幾つか大学の漕艇場があるようです。


向こうの方からぶっ飛ばしてくるボートがありました。こんなところで水上スキー? と思いきや、大阪市消防署のボートでした。
さすが水の都、大阪。


造幣局の造幣博物館の建物が見えてきました。
観光船がひっきりなしに通ってますが、ほとんどの船は閘門の手前でUターンしてきます。大川内だけのクルージングが多いみたいです。


中之島の中之島公会堂です。3年ほど前にここで結婚式があったときに、初めて中に入りました。


府立中之島図書館。
高校生のころに入ったことがありますが、その後はありません。


日本銀行大阪支店のビル(中央のクラッシックな建物、中之島)。次の写真の大阪市役所の御堂筋を挟んだ西側にあります。


大阪市市役所(中之島)。京阪淀屋橋駅のすぐ北側、淀屋橋を渡ったところにあります。

と、ここまで書いて疲れました。 後半へと続く。

 


現在の機材構成

2018-11-15 22:33:05 | 望遠鏡・カメラ

これまで天体撮影に使っている機材の構成は以下の通りでしたが、

 ・GS200RC D200mm f1600mm(F8) リッチークレチアン反射鏡

 ・SharpStar AL-107PH D107mm f700mm(F6.5) 屈折

最近、星もとの協栄産業ジャンク市でアリミゾや鏡筒バンドを入手できたことから、野鳥撮影やフィールドスコープ代わりに使っていたBORG71FLも同架できるようになりました。

 ・BORG71FL D71mm f400mm(F5.6) 屈折

これで、焦点距離が400mm、700mm、1600mmとなり、撮影対象によって望遠鏡を変更できるようになりました。

これにガイド鏡として、

・Vixen D60mm f420mm(F7)屈折(学生時代のもの)またはメーカー不明のD60mm f240mm(F4)の屈折を使ってます。

 

カメラは、

 ・ASI071MC-pro (ZWO)

 ・Canon EOSKiss X5天体改造

 ・QHY5L-II-M (QHY) ガイド用

 

赤道儀は

 ・Sky-Watcher EQ8

この赤道儀に望遠鏡を載せっぱなし状態です(BORG71FLは別のガイド鏡と入れ替えてますが)。

写っているのは大きい順に、

GS200RC、SharpStar  AL-107PH、BORG71FL、ガイド鏡(D60mm、f240っm)、D50mmファインダーです。

GS200RCで撮影する際には、BORG71FLを外して、D60mm F420mmのガイド鏡に入れ替えてます。

 


今夜は観望。。。。 撮影しながらになると思うけど

2018-11-03 15:33:53 | 望遠鏡・カメラ

小豆島では写真撮影ばかりに時間を割いていて、観望の方をとんと忘れています。

この前、賞月観望のXWA20mmアイピースを購入したので、今晩は少しは観望の方に時間を割こうと、しまいっぱなしであった25cmニュートン反射を持ち出して設置です。時々は使ってやらんとね。

今、快晴です。このまま今夜は好天が続くことを願う。

 

昼間は家の周りの草刈りに掛かりっきりでした。島に帰るたびに、必要な作業です。