千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

淀川発見講座2017 京都会場

2017-06-04 22:28:03 | その他

淀川発見講座、京都会場の講座に行ってきました。

日頃カヤックで淀川に親しんでいると、もっと淀川を知りたいとの欲求があります。

前日の大阪会場の講座とプログラムはほとんど同じなんですが、1つだけ歴史探訪の講義が大阪会場は摂津三島の古代遺跡の話題なのに対して、京都会場では三川(さんせん)合流歴史探訪の講義と歴史ウォーキングがあることから、京都会場の方を選択した次第。

講座プログラム:

1.淀川・桂川・宇治川・木津川の自然環境  講師:河合典彦先生(淀川環境委員会)

2.淀川・桂川・宇治川・木津川の特性と治水 講師:中川一先生(京都大学防災研究所)

3.三川合流歴史探訪(座学&屋外歴史ウォーキング) 講師:西野由紀先生(天理大学)

4.いい川づくりの最前線 講師:澤井健二先生(摂南大学)

 

河合先生、中川先生の講義はこれまで何回か拝聴してますが、河合先生の話は新鮮な話題が盛り込まれており、飽きない。

中川先生の話はユーモアがあって、いつも笑わされる。楽しい講義です。

各1時間では時間が不足。もっと聞きたい。

西野先生の講義は三川合流の歴史の話で、古地図や江戸時代の三川合流域の淀のあたりの絵図がいくつか紹介があって、興味をそそられましたね。初めてみるものがほとんどでした。

現在の三川合流の場所は豊臣秀吉のころから幾度か河川の付替えがあって今のようになっていることは知っていたが、今日のウォーキングでかつての宇治川、木津川の具体的な位置を講師の西野先生に教えてもらえました。今回の収穫のひとつです。

淀川発見講座に興味のある方、毎年この時期に開催されているので、ぜひ来年受講してみてください。

http://www.river-ranger.jp/lec/lec.html

受講無料です。なお、さらに興味のある方は、3日間の河川レンジャー養成講座という、さらに濃い講義もあります。


三川合流地点の地図(北側より、桂川、宇治川、木津川) 三川が合流して淀川となります。


講義風景

京都会場はこの3月に背割堤のそばにできたばかりの「さくらであい館」。展望台に登っての講義もありました。


展望台からのながめ。西側(下流方面)を望む。右の川が宇治川、左が木津川。この先で合流し、さらにその直ぐ先で桂川も合流。


南方向の木津川です。右手の小山が男山で、日本三大八幡宮の一つ、石清水八幡宮があります。

この展望台のあと、淀大橋までウォーキング。

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