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呉善花「スカートの風」「続 スカートの風」「新 スカートの風」・・・、呉善花氏の著書は面白い

2016-09-15 03:36:29 | 韓国旅行

呉善花氏の「スカートの風・日本永住をめざす韓国の女たち」「新スカートの風・日韓=合わせ鏡の世界」は、20数年前に読んでいたのだが、ブックオフで「続 スカートの風・恨を楽しむ人びと」を見つけてしまった。

なんか昔の彼女に会ったような気分になって即購入、あっという間に読んでしまった。


日本に文化といえるものは無い、すべて中国と韓国から入ったものを単に整理したのにすぎない。

文化を渡してあげた韓国に感謝すべきではないか──すぐにそういう言葉が口をついて出てくる。

つい最近もそのままの決まり文句を言う韓国の大学教授と日本の作家とのぶつかり合いが、日本の雑誌で大きく取り上げられていた。


日本が経済発展を遂げたのは朝鮮戦争のおかげであり、陶磁器の発展も豊臣秀吉の「朝鮮侵略」で多くの陶工を略奪していった結果であり、日本は韓国の良い文化をすべて取り上げていったとは、自らを省みようとはしない韓国人の決まり文句のひとつである。

これが戦後の反日教育の結果、パターン化されていった言い方であることははっきりしている。
現在の多くの韓国人には、経済発展が遅れた自らの側の原因、陶磁器の伝統を引き継いで発展させることができなかった自らの側の原因を探ろうといった姿勢は、全くといってよいほど見ることができない。

そこでは現代韓国人にとっての日本は、憎むべき相手というよりは、自分の責任を棚上げにしておいて責任を他に転嫁する際の格好の対象となってしまっている。


呉善花氏の著書は面白い。

コメント
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