韓国人、東南アジア蔑視の憂鬱
「ベトナム処女、処女性を保証、後払い」
少し前まで韓国人男性とベトナム人女性を斡旋する結婚情報会社が打ちだしていた広告のコピーだ。
最近では韓国の都市貧困層や農村の未婚男性が東南アジアや中央アジアの若い女性と結婚することは珍しことでもない。ある地方の村では新婚夫婦の40%が国際結婚であるほどだ。
そのような国際結婚を専門にする、特にベトナム人女性との結婚を専門にする結婚情報会社によるマーケティング戦略が、まさにベトナム人花嫁の処女性に対する広告である。自分の会社が紹介するベトナム人女性は誰とも一度もセックスしたことがない処女だという。アフターサービスも徹底している。後払いも可能だからチェンジ可能かもしれない。
些細なことで韓国人卑下だと大騒ぎする韓国人だが、このような垂れ幕を見ても、自尊心を蔑められたベトナム人女性への気遣いは全く頭にない。
処女性を商品化されたベトナム人女性の羞恥心にも、もちろん関心が無い。カンボジア政府がカンボジア女性と韓国人男性との結婚を禁止する極端な処置を取るほど、韓国社会の東南アジアの女性に対する人権蹂躙ぶりは深刻である。
フィリピンやタイなどの風俗店で、韓国人オーナーに雇われた従業員の女性たちが真っ先に学ぶ韓国語が、「どうか殴らないでください。痛いです。私たちも人間です」だという。
韓国人は、世の中で自分たちだけに自尊心があると思っているのだろうか。
東南アジアの女性を蔑み、卑下しているのにもかかわらず。何ら道徳的責任を感じないのである。年がら年中、韓国卑下、韓国卑下と騒ぎながら、東南アジアの人々の自尊心をどれだけ傷つけているのか。恥ずかしくないのだろうか。
些細なことに面子を傷つけられたと過敏に反応し、集団ヒステリーを起こすこと自体が、韓国自身の立場を蔑めているのだ。韓国自身がすべきことは、東南アジアの人々に対する人間的蔑視と差別に対する道徳的拒否感と罪悪感を感じることである。