極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

娯楽の制限

2020-04-06 09:44:04 | Weblog
前回2020年3月24日に東京オリンピックについて書いたが、延期が発表され
日程も発表され、その日程発表についても非難の声が上がったが、
これを書いている4月6日現在は、オリンピックの話題はどこにも出なくなった。

もっぱらの話題は世界的な蔓延をどうするか、どうなっちゃうのか、日本は、
首都圏はどうなるのか、どうするのか、である。

4月6日午前中の時点では、政府は緊急事態宣言を出すのはほぼ決まり、
となっている。

私は現在「100%歩合給の仕事」をしている。もう7年目になる。

コロナ騒ぎが始まって、日々の売り上げはどんどん悪化している。
とても不安だが、これはもうどうしようもないので、都知事の指示に従って
外出を控え、静かにしている。

「疫病が流行っているのだから、家で静かにしていなさい」ということは
はるか昔から、当然と言えば当然の対応で、それしか方法はないのである。

人と接して、その人が感染者であるならば、マスクをしていたとしても
感染するリスクは高い。だから、できるだけ家で静かにしているのだ。

だが、現代人は「娯楽」を知っている。家の中で過ごす娯楽もあるが
外で楽しむ娯楽もある。それを制限されているので、辛いのである。
辛いし、一部の人々は関係なしに外に出て、人とふれあっている。

また不運なことに季節的にも一番外に出たいシーズンになってしまった。
新学期、花見、バーベキュー、キャンプ、最適のシーズン。しかも最近は
天気がよい。それは、外に出たくなるよ。酒飲んで大騒ぎしたいよ。
ライブに行きたいよ。スポーツ観戦したいよ。体育館でスポーツしたいよ。

でも、それをしたら感染者は増加し、同様に重篤者も増加し、
医療崩壊、と地獄のスパイラルに落ち込んでしまう。

と、ここまで、至極まっとうなことを書いてきたが、今回はそのように
「外出を自粛せよ、夜は飲みに出るな」と都は言っているのに、
テレビは相変わらず能天気な番組が放送され、CMは飲料メーカーの
ビールや酒を楽しそうに飲む映像を垂れ流している。テレビ(ネットも)だけは
今まで通りの日常が続いている。

東日本大震災の時はCMはすべてACJAPANとなり、能天気な番組は姿を消した。

テレビを見ていても暗ーーーい気持ちになった。そして強制はされなかったが、
しばらくは色々なものが自粛された。祝賀系の行事はすべて中止となった。
直接の被害を受けなかった地域の人々も被災地を思いやり、騒ぐことは
できなかった。そんな気分にはなれなかった。

東日本大震災と今回の新型コロナウイルスを簡単に比べてはいけないが、
国難に向かう心理としては、まだまだ、「他人事」のように捉えている人々が
多いように感じる。

テレビの影響もあるように思う。





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