極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

ロッククライミング

2005-03-25 22:34:04 | Weblog
1983年4月23日、早稲田大学理工学部の音楽サークル「ロッククライミング」の新人セッションに池谷とふたりで参加している。ロッククライミングといっても登山部ではない。雑誌「プレイヤー」のおもしろいコラムを連載していた吾妻光良さんがいたサークルというのは池谷から聞いていた。

新入部員と現役部員がその場で適当に合わせてセッションした。私達の番になり、池谷のギターと私のベース、ドラムは部員がやってくれた。その部員はシダさんといって、とてつもなくうまい人だった。Eのワンコードで適当にやる、ということを決めただけで、あとは勝手にやってみた。

「NOS」でのストレスがたまっていたのか、とても開放的な気分で演奏することができた。私は、私個人の演奏才能については、胸を張って「ない」と言えるが、この時の演奏だけは、「出来がよかった」と思っている。

演奏後、「誰の曲?」と聞かれ、「ワンコードでただやっていただけです」と答えると「スティーブカーン(ちなみにギタリスト)みたいだったね」と言われた。

最高の褒め言葉ではないか、池谷君。

池谷青柳と出会い、ロックラに入らなければ、その後の音楽人生はなかった。

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2 コメント

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志田さんは天才だったのではないか (池谷)
2005-03-26 00:44:45
ロックラの志田さんは、その後いろんなプロのドラマーを見たり、聞いたり、いっしょに演奏したが、圧倒的に上手かったと思う。本物の天才だったのではないだろうか。

ところで、スティーブ・カーンと言ってくれたセンスのいい方はどなただったのか?
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記憶にない (佐藤)
2005-03-26 01:03:55
発言の主についてはまったく記憶がない。誰だったんだろう? だが、日記に書いてあるから、本当に言われたと思う。
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