極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

衆議院議員選挙 ふりかえり2

2021-11-07 16:49:24 | Weblog
もはや、誰も1週間前に行われた衆院選挙のことを言わなくなったしまったが、
しつこいようだが、もうちょっと。

今回の投票率は55.93%だった。前回の平成29年が53.68%、その前の平成26年が52.66%で、
これが戦後最低。今回は戦後ワースト3位ということだ。

ではその前はどうだったのかな、と調べてみると、民主党が政権を取った平成21年は
69.28%もあった。2009年である。すでに参議院は与野党逆転で国会は「ねじれて」いた。
麻生総理の人気は凋落、政権交代のムードがとても盛り上がっていた。

約70%の投票率は「できないこと」ではないように思う。また、1990年代までは
大体60%台だった。どうしてここまで投票率は落ちてしまったのか。

私は「投票率を下げよう」という意思が与党(自民党)にあるのではないかと思う。

総務省などは今回も「投票に行きましょう」動画を作成した。が、露出は少ない。


本音は森喜朗が2000年に発言した、

「まだ決めていないという人が40%ぐらいいる。そのままといって、寝てしまって
 くれれば、それでいいんだが、やっぱりそうはいかない」に あるように思う。

今回、文化放送を聞いていたら、右寄りの発言で知られるコメンテーターが、
それほど伸びなかった投票率について触れ、以下のように発言している。

「テレビマスコミではね、ちょっとこう左がかった人が「投票へ行こう」なんて
 やってたんですけど、逆効果になったっていう、ザマアミロと思いますけどね」
 (文化放送 11/1「おはよう寺ちゃん」 上念司氏)



小芝風花&田辺誠一、柔らかな表情で「投票に行こう」(第49回衆議院議員総選挙周知用動画/小芝風花 田辺誠一)

有名俳優を使って丁寧に作られている動画だが、ほとんど見られていない。
youtubeでは3727回しか再生されていない。総務省製作。


OGPイメージ

総務省|国政選挙における投票率の推移

総務省

 









コメント
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