花にも疎い爺さん、ブログを始めた頃までは、我が家の庭に咲く花であろうが、道端、空き地、畑、川原等で蔓延っている野草であろうが、公園や植物園等で鑑賞出来る草木であろうが、山歩き中に撮った高山植物であろうが、見掛けても、花名も知らず、分からず、覚えられずで、ほとんど珍紛漢紛だった気がする。数多のブログを拝見するようになってから、その無知ぶりを痛感、初めて、花名等を知ろうという気になったものだったが、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても そのそばから忘れてしまう老脳、出来る限り、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き込むことで、少しづつだが、分かる草花が増えてきたように実感している。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、「爺さんの備忘録的花図鑑」は、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。
これまで、コンデジでやたら撮ってきた写真が、外付けHDに大量に溜まってきており、時々、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまい、そんな古い写真を引っ張り出して、ブログネタにしているという次第である。
◯カタクリ
最近では、毎年この時期になると、ブログ等からカタクリの開花情報等も伝わってきて、その気になり出掛けることもあるが、ブログを始める前頃までは、どこで、いつ頃、見頃なのか等の開花情報にも疎く、極く近間でも見られる花であることさえも知らず、撮った写真も極めて少ない。
今から25年前、1997年4月20日に、東京都西多摩郡の御前山を歩いたことが有ったが、
その時、たまたま見掛けて撮っていた「カタクリ」の写真。
その頃はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあったものをスキャナーで取り込んだ拙劣写真だが、
どうも、これが、初めて撮った「カタクリ」の写真のようだ。
その次に撮っていたのは、21年前、2001年3月25日に、
東京都の南高尾山稜を歩いた時に見掛けた「カタクリ」。
これも、一眼レフフィルムカメラで撮ってプリントしたものをスキャナーで取り込んだ写真。
その後はずっと、カタクリ開花時期にあっちこっち出掛けられる暮らしでは
無くなっていたが、今から10年前、2012年4月7日に、たまたま近所の人から、
地元町内の山の北斜面にも、カタクリが群生している場所が有ることを聞いて
立ち寄り、撮った「カタクリ」。
今から5年前頃には、数多のブログから、
神奈川県相模原市に有る城山カタクリの里を知り、
以後、毎年のように訪れるようになっているが、
新型コロナ感染拡大が始まった頃から自粛、
今年、先日、3年振りに訪れてみた。
5年前、2017年3月27日に、城山カタクリの里を訪れた時に撮っていた「カタクリ」
4年前、2018年3月27日に、城山カタクリの里を訪れた時撮っていた「カタクリ」
3年前、2019年4月19日に、城山カタクリの里を訪れた時撮っていた「黄花カタクリ」
2022年3月30日に、城山カタクリの里を訪れた時に撮っていた「カタクリ」
5年前、2017年3月28日には、思い立って、
栃木県佐野市に有る三毳山・万葉自然公園かたくりの里を訪れたが、
その時撮っていた「カタクリ」。
カタクリ(片栗)
ユリ科、カタクリ属(エリトロニウム属)、球根植物、多年草、山野草
別名「カタゴ(片子)」
球根には、デンプン(澱粉)が多く含まれており、「片栗粉」になる、
春にいち早く花を咲かせ、他の植物が活動を始める頃には姿を消す、
スプリング・エフェメラルのひとつ。
原産地・分布 日本、朝鮮半島、サハリン、
山野のやや湿気の有る場所で群生して咲くが多い、
草丈 10Cm~30Cm
花色 淡紫色、白色、黄色
黄色の花を咲かせるカタクリは、「キバナカタクリ(黄花片栗)」と
呼ばれる。
開花時期 3月頃~4月頃
花言葉 「初恋」「さびしさに耐える」「嫉妬」「消極的」