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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

畑日誌 2017.02.25 そろり 始動

2017年02月25日 16時09分43秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

平地より 平均して 3~4℃気温が低い当地 花の開花も 野菜作りも 若干遅目になります。
老夫婦の野菜作りとて 厳寒期は 休眠と決め込んでいますが そろそろ 今年も始動する時期に なってきました。
今日も 最高気温が 8℃前後 寒い1日でしたが 午前中 陽射しが有り やおら 畑に向かいました。

(1)イチゴの草取り
寒冷対策でネットを被せていましたが その分 雑草の繁茂も凄く、時間が掛かってしまいました。

(2)イチゴの追肥と土寄せ
芽を隠さないよう、1株1株 手で土寄せ、これが大変、

(3)イチゴの水遣り
当地 ずっと まとまった雨が降っておらず 畑は カリカリ、たっぷり 水を与えます。

イチゴ・・今のところ まずまず 育っていますが どうなりますやら。

(4)タマネギの補植
枯れている箇所が有り、予備の苗を 補植、

(5)タマネギの水遣り

大根・・まだ 10本程 残っています。
そろそろ限界で 収穫しなければなりませんが 今日は お裾分け用に 2本収穫。

遅蒔きのホウレンソウが いい具合に育ってきました。

無理せず お昼過ぎには 引き上げましたが 久し振りの労働で 疲れ果てました。
筋肉痛、腰痛 指攣り、発症 必至です。

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藤沢周平著 「夜の橋」

2017年02月25日 08時31分05秒 | 読書記

図書館から借りていた、藤沢周平著「夜の橋」(中央公論社)を、読み終えた。本書には、江戸時代の人々の哀歓を描いた、武家もの、市井もの等、バラエティーに富んだ短編7篇が収録されている。

「鬼気」
藤沢作品に多い 東北の小藩が舞台だと思う。城勤めの徳丸弥一郎、鳶田勇蔵、部屋住みの平野作之丞は 噂で評判の細谷久太夫の力量に半信半疑、しかし興味深深、仕掛けるが 思い知る結果に。

「夜の橋」
江戸の町、民次は 博奕にのめりこんだことが原因で 女房 おきくと別れ 一人暮らしだったが その おきくが 再婚の相談で訪ねてきた。おきくの再婚相手 駿河屋の番頭 兼吉の正体は とんでもない?、民次は 体を張って阻止。賭場を抜け出した民次は 半殺しにされたが そこに おきくが現れ 元の鞘に収まる?ところで 終わる。
「提灯のひかりに浮かび上がった二人の影は 二ノ橋を渡ると 人気のない相生町の町並みをゆっくり遠ざかって行った」

「裏切り」
やはり 舞台は 江戸の町。研師である 幸吉の女房 おつやが 何者かに殺された。突き詰めていくと 犯人は 幸吉の幼馴染の長次郎だった。幸吉が 長次郎を殺そうとしたところに 岡っぴきの千蔵が現れる

「一夢の敗北」
舞台は 米沢藩。一刀流の達人 吉田次左衛門一夢は 藩が招聘した 細井平洲に 一計を企てたが・・・。

「冬の足音」
江戸の町、お市は 以前 家で働いていて 突然辞めた 職人 時次郎のことが忘れられず 叔母の およしが持ってくる縁談を断り続けていた。時次郎を探す内 様々な状況を知ることになる。 

「梅薫る」
藤沢作品の多くのように 東北の小藩が舞台と考えられる。奥津兵左衛門の娘 志津は 保科節蔵に嫁いでいながら 度々 実家に戻ってきていた。それには 誤解や拘りがあったのだが 最後には 解けて 保科の元へ 帰って行く。
「これを 保科に 持ってまいれ」・・兵左衛門が 庭の梅の枝を折り 志津に渡すところで終わる。

「孫十の逆襲」
舞台は 岐阜県との県境に近い福井県の山奥の村に設定さてれいるようだ。関が原の戦いで敗れ 逃げて逃げて 生き残り 村に帰ってきた 孫十が 暴れまわる野伏せりの来襲を目前にして 戦争経験者?として頼られてしまい 野伏せりに挑戦、討ち取りを果たすという物語。

「泣くな けい」
やはり 東北の小藩は舞台と思われる。御納戸奉行配下の 相良波十郎は 藩の倉に有るはずの宝剣が行方不明となり 腹切りも覚悟したが 波十郎の奉公人の けい(女性)が 宝剣の行方を追って 江戸まで上がって 買い戻してきてくれ 1件落着する。

「暗い鏡」
江戸の鏡職人 政五郎と 姪 おきみとの関わりを中心に 描かれている。

「あとがき」で 著者は 「時代小説といっても 短編の場合のヒントは 必ずしもむかしあったことから得るわけではなく 案外にいまの世の、ことに身辺に見聞きすることから材を取ることが多いようである」と 述べています。

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