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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

日帰りバスツアー 「日本が誇る美の絶景」 その4 「目黒雅叙園・雛まつり」

2017年02月18日 22時08分55秒 | 旅行記

「迎賓館赤坂離宮」から バスで移動すること 約20分、東京都目黒区下目黒に有る 「目黒雅叙園」に 到着します。

その4 「目黒雅叙園・百段 雛まつり」

「目黒雅叙園」は 結婚式場、ホテル、レストラン等の複合施設ですが 創業者 石川県出身の細川力蔵が 昭和3年 東京芝浦の自宅を改築し 純日本式の料亭「芝浦雅叙園」を 経営したのが始まりだといいます。
その後 東京府荏原郡目黒町下目黒一帯と 岩崎省一邸を入手し 増改築を進めて 昭和6年に 「目黒雅叙園」と名づけた料亭を開業、結婚式場も合わせた施設になっていったということです。
料亭が 結婚式場まで経営したのは 「目黒雅叙園」が 日本で最初なんだそうです。

昭和初期に建設された木造の旧館には ケヤキの板材で造られた「百段階段(実際は 99段)」が有り 階段に沿って7部屋の座敷が残っています。かっての料亭の部屋ですが 古えの香りいっぱい、東京都有形文化財に登録されています。
その百段階段と座敷を舞台に 毎年 「百段 雛まつり」が開催されていますが 今年は 九州7県から参集した 由緒ある雛、豪華な雛が 展示されています。
展示会場は 板材の階段と和室のため 履物を脱いで スリッパで入場します。
展示会場内での 写真撮影は 禁止されています。
展示されているお雛さまは 古くは 江戸時代に作られたものもあるため 暖房は控えているようです。 

岩鉱王 岩崎伝右衛門邸を彩る 800体の座敷雛 (福岡県 飯塚市)
人吉球磨の雛 (人吉)
山の神に祈りを込めた 雛山 (宮崎県 綾)
日本三大つるし雛 (柳川市)
柳原白蓮の愛した 有職雛
村岡はな子ゆかりの雛人形
等々・・・。


(参考)
九州のひなまつり
👇
こちら


目黒雅叙園

「目黒川」
桜が咲く頃は 大変な人出になる 人気の花見スポットです。

今回の日帰りバスツアー「日本が誇る美の絶景」、予定通り終わり バスは それぞれの出発地に向かって 走り出しました。
春一番が吹き荒れた1日、寒さより むしろ 急激な気温上昇で 疲れてしまい バス乗車中 帰着するまで ずっと 「舟をこいで」 きました。それにしても 参加者の9割が 中高年の女性、終始おしゃべりも絶えず、その元気さに圧倒された 爺さんでありました。

(おわり)

 

 

 

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日帰りバスツアー 「日本が誇る美の絶景」 その3 「迎賓館赤坂離宮」

2017年02月18日 15時52分01秒 | 旅行記

「湯島天神」から バスで移動すること 約20分、東京都港区元赤坂に有る 「迎賓館赤坂離宮」に 到着です。

その3 「迎賓館赤坂離宮 本館・主庭・前庭」

迎賓館の有る場所は かって 紀州藩徳川家の江戸中屋敷が有ったところだったそうです。
その広大な敷地の一部に 明治の近代国家成長期、当時の日本の建築家、美術工芸家の総力を挙げて 洋風の東宮御所として 赤坂離宮が 建設されました。
日本における 唯一の ネオ・バロック様式の 西洋風宮殿建築です。

戦後 それまで 外国の賓客を迎えるに相応しい施設が無かった日本は 赤坂離宮を改修して 昭和49年に 迎賓館赤坂離宮を完成させました。

迎賓館赤坂離宮の「本館」は 国民の高い関心に応えて 昭和50年から 公式行事等に支障が無い時期に 館内の4つの公用室等を 一般でも見学出来るようにしています。(但し 事前に申し込みをする必要があります)

「本館」
「本館」入館前には 一人一人 フルネームを告げ 見学者リストと 付け合せチェックが行われます。さらに 空港で行われているような 手荷物検査、金属探知機検査も 受けないと 入館出来ません。
館内では 壁を含めて 触れないよう 注意されます。もちろん 館内での 写真撮影は禁止で カメラ等は バック等に収納するよう 注意されます。
分厚い絨毯を踏んで 一方通行の順路に従って 進みますが 警備員や係官が 要所要所に配置されており 監視されている中での見学です。豪華なシャンデリアや煌びやかな装飾、彩鸞の間、花鳥の間、朝日の間、羽衣の間は 目を奪われますが 配布された「リーフレット」や 「内閣府のホームページ」で 記憶を呼び戻すしかありません。

内閣府のホームページ

彩鸞の間 → こちら
花鳥の間 → こちら
朝日の間 → こちら
羽衣の間 → こちら

「主庭」

「前庭」

鎧、兜・・・和洋折衷

「正門」

 

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日帰りバスツアー 「日本が誇る美の絶景」 その2 「湯島天神」

2017年02月18日 09時23分23秒 | 旅行記

国立西洋美術館の常設展示を 1時間程度 慌しく観賞した後 バスで移動、15分程で 東京都文京区に有る 「湯島天神」に到着です。

その2 「湯島天神(湯島天満宮)」

「湯島天神(湯島天満宮)」は 江戸時代に、徳川家康や歴代の将軍の庇護のもと 隆盛を極め 鳥居前に町が出来て、人々の往来で賑わってきたという神社なんだそうです。祭神は 学問の神様、菅原道真。
天満宮は 全国各地に有りますが 「湯島天神(湯島天満宮)」は 東京を代表する天満宮で 大変 人気があります。
周辺には 東京大学や順天堂大学、東京医科歯科大学、明治大学等の大学も有り 年明けから3月に掛けての受験シーズンには 全国から訪れる合格祈願の学生や父兄で 行列が出来る程だということです。
2月8日から3月8日までは 梅まつりも開催されており 狭い境内は 老若男女で 大賑わいでした。

社殿は 平成7年に 総檜木造りで 造営されたようで まだ 新しい感じがします。

境内で行われていた結婚式?、梅の花の下、なんとも 日本情緒溢れた、雅な風景、

境内の数箇所に これ以上は無理位に 結び付けられた絵馬の風景、

大学、高校、中学、専門学校等々の合格祈願。就職祈願、結婚祈願も。多種多様な絵馬です。

もう 目玉を入れた人も 多いんでしょう。

撫でた部分が 「良くなる?」・・・だいたいが 頭を撫でますね。テカテカ。

「湯島天神(湯島天満宮)」と言えば 
泉鏡花原作 「婦系図」の映画のテーマ曲 「湯島の白梅」を 思い浮かべてしまうのは どうも 私だけでは無さそうですが・・・。

小畑実 歌う 「湯島の白梅」 → こちら

「湯島天神(湯島天満宮)」滞在時間は 約40分、
路上停車のバスに乗り込み 「迎賓館赤坂離宮」に 向かいます。

(つづく)

 

 

 

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