Xenos Audio

オーディオと音楽について

新スピーカー導入<10>(トゥイーターコラム3)

2012年07月13日 10時11分58秒 | オーディオ
XRT20(22)に搭載された長いコラムでは、各ユニットからリスナーへの距離差の問題が、恐らくかなり複雑な過程を経て、相殺されるだろうことがわかります。
(そう考えるとTWコラムの形とユニット間の距離を真似れば、結構簡単にイミテーションが作れそうです。)

比べて、XRT18のTW用ネットワークはXRT20にない構造的欠陥を強引に補正するために複雑化しています。

で、私は感じるのです。
これって正にプロの仕事だなと。

ユニットがほぼ同一で規模も小さい弟機の方がネットワークがより複雑だなんて、純粋に音質を理由にしなければ起こり得ないからです。

ここにエンジニアの拘り(徹底したシミュレーションと比較試聴)がみてとれるのです。

そう考えると、“XRT18の複雑さが、XRT20の単純さを正当化する根拠になっている”ともいえるでしょうね。

(続く)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿