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AV REVIEW誌購入

2005年02月24日 00時30分59秒 | オーディオ
オーディオビジュアル雑誌におけるソフトの添付といえば最近ではAUDIOBASIC誌が目に付きます。LINN、ハルモニアムンディ、最新号でのパイプオルガンの生録などどれも保存版になりうる内容でした。
古くはCDマガジンなんてのがあってこれはもっと積極的に添付CDを使っていました。実際にそのアンプを通した音やスピーカーが鳴らす音を収録して、文章だけではないオーディオ評論を行っていたのです。今でも4,5枚のディスクを持っていますが生録の優秀なソースがあったりしてなかなか面白いものです。この雑誌が廃刊になったのは売れなかったというよりも、オーディオ評論の針小棒大があからさまになってしまったのが大きいのではと考えています。
昨今のアクセサリーブームにおいては、電源ケーブルやデジタルケーブルやインターコネクトケーブルの違いを収録したCDは大きな興味を持って迎えられるでしょうね。上記の“スピーカーの収録”なんかに比べて極めて簡単ですし。CDを聴いた読者による公開ブラインドテストなんてやるのも面白そう。
ただ、アクセサリーメーカーからは大反対されるでしょう。



さて、今回のAV REVIEW誌にはSURROUND.9というタイトルがついたDTSデモディスクが付属しています(内容はこちら)。これの良いところは雑誌の内容と大きくリンクしている面であり、読者は自分のシステムにてこのディスクが如何に再生されるかを記事と比べることができます。

「雑誌の記事を読む→最新の機器はこんなに凄く再生されているらしい→自分のシステムではここまでは無理→最新の機器を購入しよう」という流れに持って行くのが雑誌としてはベストですから、概ねべた褒め記事になっていることは否めません。

本当に機器の比較をしたいならば、もっと別の企画がある筈。そう、昔のCDマガジン誌のように実録してしまえばいいのです。クオリティーは当然下がるけれど相対的な評価は出来るはず。
スーパーウーハーの実録なんて面白いと思うけどなぁ(これはもちろんヘッドフォンで聴くのが前提です)。

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