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金田式プリアンプの機能変更(その1)

2011年11月21日 23時10分17秒 | オーディオ

金田式プリアンプ、No.210。音はまぁまぁ気に入っている。ハイエンドプリを凌駕するとは思わないけれど、10万円以内で購入できて、直結よりも明らかに音がよいのだから、贅沢を言うつもりはない。

けれど、機能的な不満はいくつかある。回路は全くわからないが、機能改善くらいなら自分でできそうなので今後取り組んでみようと思う。




で、これが簡単な回路図である。

入力にCDプレイヤーをつなぎ、出力にパワーアンプを繋ぐ。電源を入れると信号が増幅される。下の可変抵抗はゲインコントロール(NFB量の調整)である。0Ωだと音量が0、10kΩだと音量が最大となる。

さて、ここでプリアンプの電源をOFFにする。
CDプレイヤーとパワーアンプが0~10kΩの可変抵抗(厳密に言うと抵抗が2つ加わる)を介して直結される。

つまり、「プリアンプの電源を落としてCDの再生を行うと爆音が発生する」という現象が発生する。

(これは最近の金田式プリの仕様である)


「先にパワーアンプの電源を切れば良いじゃないか」と思われる人がいるだろう。

しかし、自分はそれをしたくはない。
何故なら、現用パワーアンプのスイッチは2つ、しかも背面にある。面倒だ。常時電源をONしていても電力的に何の問題もない。

にもかかわらず、プリアンプは電源を”聴かないときは”必ずOFFしなければならない。

何故なら、バッテリー式だから。
当然である。

これを直すのは簡単である。

電源スイッチOFFと連動して、Input⇒可変抵抗への接続を遮断すれば良い。


まず、これが変更点の1番目である。

(つづく)


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