Xenos Audio

オーディオと音楽について

「BGM Vol.2 沿志奏逢」

2005年04月27日 01時14分49秒 | 音楽ソフト
私は音楽というものを映像付きで聴くことにそんなに価値を感じられません。理由を訊かれると困ってしまうのですが強いて言うなら、音楽特有の「反復性」みたいなものが失われてしまうような気がするからです。
つまり映像付きで聴いてしまうと、「次に聴くのは当分先でいいや。」とちょっと飽きてしまうのですね。視覚が脳に訴える情報量というのがそれだけ多いからでしょう。同じような理由で1度観た映画はかなり時間が経過しないと2度目を観れなかったりします。



DVD「BGM Vol.2 沿志奏逢」は私が初めて購入した音楽ライブものです。これを購入したのは言うまでもなくCD「沿志奏逢」がとっても気に入ってしまったから。

ただ、このDVDはCDと比較すると気合が感じられなくて音や画像のクオリティーは高くありません。音楽ライブDVDのくせに単なるステレオPCMだし、クオリティー面でここで書くのをためらったくらいです。
でも、選曲が良いのですよ、選曲が。CDに収録されていた曲全てに加え、オフコースの「生まれ来る子供たちのために」とか斉藤和義の「歌うたいのバラッド」とか名曲がズラリ。

日本のポップス業界はいつから心にしみる歌を作れなくなったのでしょうね。当たり前のように殺人事件の報道がされる世の中に関係してるのかな…と少し悲しくなりました。

お気に入り度:★★★