Xenos Audio

オーディオと音楽について

4冊の本

2005年04月22日 23時26分09秒 | オーディオ
先日久々に帰省したとき、本棚に懐かしいオーディオ雑誌を見つけ、重かったけれどつい持ち帰ってきてしまいました。どれも10年以上前に出版されたものです。



◎StereoSound100号
→「特集-究極のオーディオ-」というサブタイトルがついています。各評論家のオーディオに対する流儀や予算度外視のシステムプランが載っていて面白いです。多分stereosoundの歴史の中で最も重く厚いのではないでしょうか。

◎StereoSound別冊「JBLのすべて」
→文字通りJBL社の歴史やラインナップ、それからJBLに対する著名人の想いみたいなものが載っています。故井上氏の自作JBLスピーカーシステムプランが面白いです。JBLフリークにはおすすめです。ちなみに私はJBLは使ったことがありません。

◎長岡鉄男のスピーカー工作Vol6(R8やDRW1やD9が載っている)
→何を目的にこれを買ったのか未だに思い出せません。けれどR8a(前面に10cmフルレンジとリボンTW,後面に10cmウーハーがスルーで4本ある音場型)は今の私にとっては唯一作ってみたい長岡SPかもしれません。この本では4リットル密閉箱に取り付けるスコーカーがなく、仕方なくコーラルのフルレンジを使用していますが、現在ではSeas等を使用すればオリジナルより安価で性能の良いシステムが組めそうではあります。

◎オーディオ装置120パーセント活用法
→金子英男考案のインシュレータ、各種ケーブルの作成方法等が載っています。ブチルと銅とガラスなどを使用し、鬼のように面倒で、かつ手や周辺が黒ずんでしまうような工程を経て完成します。簡易的なものを作成したことがありますが、ブチル漬けケーブルは確かに静かな音がします。ただ、これを「音が死ぬ」と評する人がいてもおかしくはない音です。

以上4冊。欲しい方は無料で差し上げます。コメントでお知らせ下さいませ。オークションに横流しはご法度ということで。