インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

保育室、余暇活動拠点

2007年02月03日 | 記事
2月1日、きたる4日のシンポジウムの打合せ・ビデオ撮影のため、
とある保育室に行く。

この保育室はNPO法人ワーカーズコレクティブさくらんぼが運営している。

見知らぬ男二人が来てきょとんとする子どもたち。
しかしすぐになじみ始める。
同行した同僚は完全に「おじいちゃん」として解け込む。
自分は撮影をしているのだが、その間もずっと
体当たりやらスキンシップやらで気が緩みっぱなしだった。

取材させてもらった方は、ここで保育士をサポートしている。
具体的には、散歩の同行、布団の上げ下げ、食事の後片付け、
そうじ、洗濯など、休む暇もないほどだ。
しかも始終子どもがまとわりつくので、片手でその相手もこなす。

この方がいるからこそ、保育士は保育に専念できる。
なくてはならない存在だ。

その後、近所の、障害児・者の余暇活動拠点に立ち寄った。
NPO法人でっかいそらが運営している事業所だ。

オープンしてから1年以上がたち、
最初はしばらく登録者数も少なかったようだが、
口コミで今では40人を超えるという。
拠点内での余暇活動はもちろん、送迎も含めて大忙しらしい。

今回おじゃましたときは昼間で閑散としていたが、
次は放課後の「戦場」を見てみたい。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
軽度の障害児童向けのサポート事業は (のんびりの母)
2007-02-04 00:00:30
区の違う、軽度の障害をもつ保護者の方からの相談を受けました。

軽度知的障害や軽度発達障害の
「普通級」にも「個別支援級」にも
居場所を見つけにくいお子さん達の余暇活動。

「親の会」ですと「役員」等荷が重くて参加をためらってしまう。
NPOさんである程度の会費負担等で「休日の課外活動」的な支援をしてくれる団体。

こういったものは、区の福祉局等で問い合わせてみれば分かるのでしょうか。

比較的障碍のはっきりした方に対するサポート事業は区のHPなどにも紹介されていますが、
軽度向けのサポートシステムは「親の会」以外で探すのは小学校高学年以降むずかしいような感があります。

もし、ご存知でしたら教えていただけると幸いです。
基本的には… (江原)
2007-02-04 00:44:16
たしかに探すのは難しいですよね。
というのは、実際には、軽度・高学年という枠だけじゃなく
たまたまそこにいるメンバーの人柄・キャラとか
そこで行っている活動内容によりますから。

という断りをした上で。
各区の福祉保健センターの子ども家庭支援担当に
聞いてみてください。
また、区の社会福祉協議会が
「青年学級」のような余暇活動の情報を持っていることがあります。

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