インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

5月4日(土)のつぶやき

2013年05月05日 | Weblog

従妹の知人が横浜で写真展をやっているというので行ってみた。アジア、アフリカ、南米、南洋…世界40か国で出会った人々の豊かな表情に感動。またそこで隣り合った方と、自分が被災地支援をする際にお世話になった方が共通の知り合いとわかり驚き。世界はつながっている。


昨夜テレビで金毘羅金丸座を見た。数年前、まだ香川のうどんブームが来始めた頃、うどんを食いに行って、金刀比羅宮に参った際になんとなく寄っていた。その時は古ぼけた芝居小屋くらいにしか思ってなかったが、日本最古で、有名な歌舞伎劇場だったとは!


アートディレクター佐藤可士和氏の超整理術はとても真似できないが(通勤が手ぶらであることだけはできてる!)、「答えは相手の中にある」というのは、障害のある人と接する姿勢に近いものを感じる。与えるのではなく、相手が既に持っているものを伸ばすというか…


しばらく前に買っていたが本を開く余裕がなかった。日本は果たして条約に署名できるのだろうか、できても実効性はあるのか、それはむろん自分にも責任がある。→障害者の権利条約と日本―概要と展望 長瀬 修 amazon.co.jp/dp/4903690989/… @AmazonJPさんから


特例子会社、目的は障害者雇用率の達成だとしても、多くの企業が障害者雇用に関心を持ち、実践し、多くの支援者が従事し、何より多くの障害者が働く機会と給料を得ているのは素晴らしい。だが時間もたち、本当に将来このままでいいのかとあえて問いたい。障害を理由にした差別になっていないか?と。


もちろん一方で雇用の機会さえない人も大勢いるのだから、雇用されているだけでもいいという意見もある。雇用に携わっている方は理解と情熱ある方が多く、責める気はない。ただグループとして特例子会社だけに雇用を任せてほしくない。次のステップが考えられてもよいのではないか。