インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

惜しい方を…

2009年04月28日 | 記事
4月のある日。職場に訃報が伝わってきた。
古郡茂雄さん。
日立ゆうあんどあいという、日立製作所の特例子会社で
障害者雇用を情熱的に推進した元社長さんである。

社長を退いた後も、障害者の支援のために
作業所を作ろうと奔走していたようだ。

しかし病魔には勝てなかったようで、
60代の若さでこの世を去ってしまった。

通夜には数百人が集まり、式場の外に大きな列ができた。
そこには就労支援などの関係者がずらり。
懐かしい面々だった。
それは古郡氏の人柄をよく表していた。

今でこそ特例子会社、いや障害者雇用全体も増えているが、
彼はパイオニアであり、神奈川の障害者雇用を強力に推し進めた
最も個性的でアツい方だった。

一つの時代が終わった、そう感じた。