インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

働くことについて考える勉強会

2008年02月18日 | 記事
2月16日、NPO法人脳外傷・友の会ナナが主催する
働くことについて考える勉強会。
高次脳機能障害をもつ当事者や家族が集まり、
実際に就労している当事者のDVDやトーク、意見交換があった。
講師として就労支援センターも参加。

一般には、そして福祉の世界でさえも
まだ認知度が低い高次脳機能障害の、就労例。
それが当事者や家族の人たちには大きな衝撃だったよう。
多くの人が、自分たちだけで頑張ってしまい、
なかなか前へ進めない現実がわかった。
自分にとってもとてもいい勉強になった。

これを好事例として、他の就労支援センターとも一緒に
社会を切り開いていけたらと思う。

その後の打ち上げは、当然盛り上がるのだった…

ビジネスの支援

2008年02月18日 | 記事
2月14日、社会福祉法人グリーンにて、
以前、本市のコミュニティビジネスの認定を受けた人と
その担当者と一緒に意見交換。

これから、ビジネスを展開していく中で、
障害のある人の活動も関わる形にしていきたい。
ビジネスをする人にとっては、それが一つのブランド。
(決して儲けようというのではないが信用になる)
障害のある人にとっては、社会参加になる。

自分は常日頃、障害のある人が、
その支援者や支援団体を通してのみ社会参加することを
決してベストではないと思っている。
もっといろんな社会参加の形があっていいはずだ。

今回の話は、それを直接具現化するものではないが、
「福祉」の世界をオープンにしたいという思いで関わっている。

企業の審査

2008年02月18日 | 記事
2月12日、障害者雇用に積極的な企業を表彰する事業の
選定委員会を開催。
選定委員と、われわれ事務局とで真剣に議論。
結論ありきで委員に承認を任せるのではなく、
事務局も時には同じ立場で、本当に一から議論した。

結果は、かかわったすべての人間にとって
ベストではなかったかもしれないが、
その過程は、非常にエキサイティングで、意義のあるものだった。

2月24日のシンポジウムにその表彰を行う。
矛盾した言い方かもしれないが、
表彰された企業が決してベストではない。
他にも優れた企業は多いし、あくまでモデルということ。
しかし、楽しみにしてほしい。

とある公務員志望者

2008年02月18日 | 記事
2月8日、ある特別支援学校の生徒と母親、教師が訪問。
横浜市役所の職員になりたいとのことで、
職員の仕事、職員として求められること、採用試験などについてお話をした。

明るい話ばかりはしなかった。
安定を求めて安易に公務員を志望してほしくなかったし、
かといって若い人の夢をつぶしたくなかった。

だから、守秘義務に反しない限りありのままを
しかし冷静に話したつもりだ。

目の透き通った、明るく純粋な青年が、これからどんな生き方をするのか。
市職員になるかどうかはともかく、楽しみである。

ブログの方針について

2008年02月18日 | Weblog
先日、横浜市役所は来年度の都市経営の方針を発表した。
それに合わせて、というわけではないし、
そんな大きな方針を示しているわけではないが、
自分もブログのタイトルに添える説明書きを変えてみた。

【変更前】
障害のある方の就労・雇用プロモーター

【変更後】
障害のある人もない人も支え合って自立する社会を目指す

この意図はこうだ。
・就労・雇用にとどまらずそれを含む協立をテーマとする
・僕個人の活動というよりその理念を強調したい

だからといってすぐにブログの内容が変わるわけではない。
ただ読んでくださる方にために、
ブログの方針をより明確に示したかったのだ。