インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

全国の行政担当者会議、千葉県の事例

2007年02月25日 | 記事
2月14日、内閣府が主催する、全国の障害者施策担当者会議。
僕は公務部門での障害者雇用というテーマの分科会に参加した。
参加者は自治体や、ハローワークの職員。
議題は基本的に役所における知的障害者の雇用となった。

参加者のなかでは、千葉県が進み、東京都が続いているという状況だった。
事前調査では、大阪市や大阪府が進んでおり、
他の自治体も続々と知的障害者雇用の取組みに着手している。
先進都市を自認する横浜市も遅れてはいけないと思った。

その後、見学・ヒアリング会が行われる。
僕は、千葉県庁での知的障害者雇用のヒアリングに参加した。

千葉県庁では、平成16年度から商工労働部で雇用をはじめている。

今年度は、厚労省の助成を得て、モデル就労を行った。
県庁の一室を確保し、県内の知的障害者を募集。
当事者に1対1で支援者が付き、
全体に就労支援機関のジョブコーチが付き、
文書集配や湯茶室の清掃を行った。
これと並行し、各部署の担当者は先進雇用事例を見学。

来年度はさらに雇用を進めるという。