09月10日、東京ウィメンズプラザにて、ドキュメント映画「ヘンニムの輝き」(パク・ユファン監督)を見る。
舞台は、川崎市、桜本。
戦時、多くの朝鮮人が日本人として移り住み、戦後、朝鮮・韓国人としてアイデンティティの葛藤や周囲の差別の中で生きてきた。
そこで、そのオアシスとして教会を中心に、民族教育・福祉・文化交流の活動が営まれてきた。
その一つが、桜本保育園。
しかし、時代の流れで、南米人、アジア人などのニューカマーの移住により、桜本は単なる朝鮮・韓国人だけの場ではなくなる。このとき、悩みながら、彼らは共生社会・共生文化の道を歩んできた。
桜本保育園にも、そんな多様な背景を抱えた子どもが通っている。ヘンニム(=太陽)は年長組の名前だが、同時に子ども一人一人である。
僕は、桜本には大学時代に行ったことが一度ある。社会教育のゼミで、ヒアリングを行ったのだ。
そのときは、ニューカマー以前の話のほうが比重が強かった。
だが映画を見て、時代の変化を感じた。
しかしながら、その変化に対応している(あるいは対応しようと懸命に努力している)ことができるのは、その土台としての、朝鮮・韓国人の活動・理念が根付いていたからであろう。
桜本は直接縁のない場所ではあるが、僕のフィールドワークの出発点の一つであり、同時に、韓国は、今の僕がもっとも愛している隣人である。
その意味で、自分を見つめ直す機会にもなった。
http://www.geocities.jp/kandjdocumentary/
舞台は、川崎市、桜本。
戦時、多くの朝鮮人が日本人として移り住み、戦後、朝鮮・韓国人としてアイデンティティの葛藤や周囲の差別の中で生きてきた。
そこで、そのオアシスとして教会を中心に、民族教育・福祉・文化交流の活動が営まれてきた。
その一つが、桜本保育園。
しかし、時代の流れで、南米人、アジア人などのニューカマーの移住により、桜本は単なる朝鮮・韓国人だけの場ではなくなる。このとき、悩みながら、彼らは共生社会・共生文化の道を歩んできた。
桜本保育園にも、そんな多様な背景を抱えた子どもが通っている。ヘンニム(=太陽)は年長組の名前だが、同時に子ども一人一人である。
僕は、桜本には大学時代に行ったことが一度ある。社会教育のゼミで、ヒアリングを行ったのだ。
そのときは、ニューカマー以前の話のほうが比重が強かった。
だが映画を見て、時代の変化を感じた。
しかしながら、その変化に対応している(あるいは対応しようと懸命に努力している)ことができるのは、その土台としての、朝鮮・韓国人の活動・理念が根付いていたからであろう。
桜本は直接縁のない場所ではあるが、僕のフィールドワークの出発点の一つであり、同時に、韓国は、今の僕がもっとも愛している隣人である。
その意味で、自分を見つめ直す機会にもなった。
http://www.geocities.jp/kandjdocumentary/