自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

小説『クライマーズ・ハイ』

2008-08-17 13:45:50 | 小説

横山秀夫『クライマーズ・ハイ』(文春文庫)

 日本航空のジャンボジェット機が群馬山中に、
500人以上を乗せて墜落した。
その群馬県の地元新聞北関東新聞、通称北関の記者
悠木は、日航機墜落事故の全権デスクになり、事故
の無惨さをすこしづつ仕事を通じながら理解する。

 同時に家族関係、社内の政治圧力などの話が混じり
ながら展開される。

 タイトルは、内容中に出てくるもので、登山中に、

脳が興奮状態になるというもの。エンドルフィンだか、

アドレナリンだかが分泌されている状態か。

 実際に起こったことなのでなんとも言いようがない。

読み進むスピードは速かった。

本の内容のような

親子関係の状況の人には、感慨深いだろうし、

登山が好きな人には読みやすいだろう。

だが、遺族にはリアルなので読みづらいだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。