自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

映画『ボーダーライン ソルジャーズ・デイ』

2019-05-19 17:13:44 | 映画
主演ベニチオ・デルトロ
『ボーダーライン』の続編です。
2018年11月に公開された映画。
監督:ステファノ・ソッリマ
アメリカのスーパーマーケットで自爆テロ。
アメリカのテキサスとメキシコの国境沿いが舞台。
麻薬や密入国支援を行っている麻薬組織カルテル。
カルテルボスの娘を誘拐し、敵対勢力の仕業に見せかける
作戦をアメリカCIAを中心に実施。だが梯子を外されて。。。
最後ベニチオ・デルトロは少年に対してどうするのだろうか?
折檻?暗殺者として教育?

因みに世界で最も危険な国ワースト20のうち、メキシコは
14位。

メキシコの麻薬王(シナロアカルテル)ホアキン・グスマンが逮捕され、2018年に裁判が開始されたらしい。

村上春樹『騎士団長殺し 第一部顕れるイデア編』

2019-05-12 20:38:48 | 小説
著者名 : 村上 春樹
書籍名 : 騎士団長殺し 第一部 上 顕れるイデア編 
出版社 : 新潮文庫
発刊日 : 2019年3月1日
価 格  :550円プラス税 p333
ジャンル : サスペンス小説
読 日  : 2019年5月(5月4日のゴールデンウィークの石川県金沢小旅行中から。)
あらすじ :ネタバレ
帯の通り、作家デビュー40周年。
主人公は、理由がはっきりしないまま妻に別れを告げられる。
「もうあなたとは一緒にいられない」と。それからホテル暮らしなどをしてから、友人の雨田、その父の家に住む。主人公は画家だ。肖像画を描いてからそこそこの評価を得、エージェントから仕事を引き受け、評価も徐々に上がってきたところだったが、自分の絵を描きたいと、商売としての画を描くことをやめる。そんな時に絵を描くにはいい場所だと薦めてくれたのが現在の家、雨田父のアトリエだった場所である。
騎士団長殺しとは、本書の主人公の友人の父、雨田氏(主人公はその友人の父が住んでいた家に住むことになる)が描いた絵画の作品名である。
この雨田は、ウィーンに行ったことを境に洋画から日本画へと作品の色を変える。その理由は明らかにされない。その雨田の作品、騎士団長殺しをたまたま住んでいる家の屋根裏部屋で発見する。
そして、感嘆するほど、その絵を眺める、素晴らしいと。
肖像画=商売で描くのをやめたが、自分の絵は描けなかった。絵掛けのマスク前に座るもなかなか筆が動かない。そんな時、驚くべき報酬で肖像画を描いてほしいという謎多き金持ち男性、免色さんが現れる。
感 想 :妻から分かれを持ち出されたのに、ずいぶん身の引きが良すぎ?そんな時に頼りになる、居場所をくれるいい友人が居る。屋根裏でたまたま発見した絵はまだ謎めいている。免色(髪の色が真っ白)さんが怖い。ジョニーウォーカーさんめいている。何となく主人公にとっては悪いことに関係してきそう。イデアというのはちっとも関連しない(すくなくとも本巻では)。春樹作品では、きれい系イメージの女性(人妻)とHなことをする主人公が多い気がする。なんだが、正体不明なソワソワした危険というか恐怖というか、そういった感じを育てる描写が巧み。鈴の音とか、それこそ免色さんとか、なんか気味悪い感じがする。こういった感覚を狙っているのが巧み。

金沢

2019-05-05 07:43:01 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

◆12時ホテル着く。金沢駅のすぐそば。


1泊2日お世話に。ビジネスホテルなのにちと高い。

◆平岡野神社におみくじ。今回の小旅行旅路の占いも込めて中吉でまずまず。



海みらい図書館までは散策を兼ねて歩く。

途中でラーメンを食す。山勝角ふじ金沢店。つけ麺、旨し、計5キロ弱歩く。

◆金沢海みらい図書館、
綺麗なドット柄の建物。総工費40億ぐらいだったか。素晴らしい!世界の美しい図書館ランキング入りしただけあり。
館員さんに言えば許可証いただけ、館内撮影もOK



帰りは流石にバス。

◆金沢21世紀美術館

きれいな建物です。

建築は、瀬戸内海の犬島プロジェクトで話題の妹島和世氏(2004年)。

金沢って雲がない(少ない)?
夕方金曜土曜は通常18時→20時を利用して撮影。下記観た後、ミニ三脚をフルに使い撮影。



空が蒼くて綺麗。雲がほとんど無いのは、たまたま?
大岩オスカールさん、光をめざす旅
鑑賞。
北千住に住んでいたとの事で親近感を得る。画集では感じ得ない壁面画サイズの大迫力。

◆夜、海老天うどん食す。ん〜味は微妙。

◆夜はホテルにて買い飲み。
映画のヴェリムを観る。途中疲れで眠くなるもオモロイ❗️

◆朝、ブュッフェ。ご飯をたらふく食べる。

チェックアウトまで映画2本目、ギンズバーグ。未開のジャングル旅の話。事実は架空より奇なり。こちらもオモロイ。

チェックアウト。1泊2日、お世話になりました。

コインロッカー探し。駅は空きなし。
イオン2階が穴場、空いていた。

◆近江市場まで歩く。コロッケ買い食い。旨し。その後並んで鮮彩えにしにて海鮮丼2780円、高いが旨い。30分ぐらい?まって入れた。


◆兼六園までバス移動。途中歩き、3箇所尾崎神社、尾山神社、大興芸人の芸を見る。面白い。

◆石浦神社にて朱印帳に朱印頂く。達筆!しかも令和元年!


兼六園、霞ヶ池、成巽閣へ。

金沢駅へ戻り19時新幹線にて帰路。楽しかった!

 


高田大介『図書館の魔女』『図書館の魔女烏の伝言』講談社文庫

2019-05-03 13:49:38 | 本にまつわる本

著者名 :高田 大介

書籍名 :図書館の魔女 第一巻

出版社 :講談社文庫

発刊日 : 2016年12月15日第10刷 2016年4月15日(1刷)

2013年8月単行本上下を4分冊したもの

価 格  :680円プラス税 p362(単行本は上下で1400ページを超える大作)

ジャンル:ファンタジー小説

読 日 :2019年3月21日

経 歴 :1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早大、東京藝大などで講師を務めたのち渡仏。

2013年、第45回メフィスト賞受賞作『図書館の魔女』でデビュー。

2巻目から図書館の頭脳マツリカの護衛キリヒトが本領を発揮し、ぞくっとするほど面白くなるが、その時の表情の描写がやるせないほど切ない。またアキームとイラムのやり取りの機微も泣けて感動する。イラムが手話でなんて言ってくれたのかを手話を学んで知りたいというアキーム。すごい。

特別サイト

講談社ノベルス

 

 

著者名 :高田 大介

書籍名 :図書館の魔女 烏の伝言 上

出版社 :講談社文庫

発刊日 : 2017年5月16日2015年単行本

2015年1月単行本を2分冊したもの。

価 格  :780円プラス税 p435

ジャンル:ファンタジー小説

読 日 :2019年5月3日

港湾都市の地下にいる鼠と呼ばれる子供たちが、山の剛力達の生き方に色々教わり学ぶOJT。Good!! イイネ。

 

同じファンタジー小説を描く上橋菜穂子さんの『鹿の王』がProduction IDのもとアニメ化されるようですね。