自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

ボーンアルティメイタム

2008-03-29 21:55:38 | 映画

かなり面白いです。

過去を取り戻すための最終章。

記憶を失い、何人もの人間を暗殺し、愛する人を失って、そして何を得たのか。
暗殺を請け負っていた立場から、味方から背中を打たれるように危険の烙印を押され、暗殺者と対峙する。

ボーン・アイデンティティで、自分が何者なのかを模索し、
ボーン・スプレマシーで、愛する人を殺した者への復讐を果たし、
そしてラスト(といわれる)のボーン・アルティメイタムで、多くの代償・犠牲のもとで、
過去を取り戻す。

現実に存在する、謎に包まれた情報機関。
MI6、SAS、モサド、CIA,KGB
何をやってい(た)るのやら。

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007

オフィシャルサイト


墨攻

2008-03-22 16:02:03 | 映画

映画『墨攻』(オフィシャルサイト)

背景がしっかりしているだけに見ごたえがある。

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墨家(戦闘集団の国)という国からやってきた、革離という一人の者が智略を武器に10万の兵を迎え討つ。

シナリオは史実に基づいているからか、かなり残酷だった。

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自己が他者に問いかけ始めるとき、それは己が信念が揺らいでいる証拠だ。

墨家10論

兼愛・・・自分を愛するように他人を愛せ

非攻・・・侵略と併合は人類への犯罪

天志・・・天帝は侵略と併合を禁止する

明鬼・・・鬼神は善人に味方して、犯罪者を処罰する

尚賢・・・能力主義で人材を登用せよ

尚同・・・指導者に従って、価値基準を統一せよ

節用・・・贅沢を止めて国家財政を再建せよ

節葬・・・贅沢な葬儀をやめて富を蓄えよ

非楽・・・音楽に溺れず勤労と節約に励め

非命・・・宿命論を信ぜず勤勉に労働せよ


バタフライ・エフェクトⅡ

2008-03-20 09:09:24 | 映画

ネタバレです。

過去に戻って人生をやり直す。

これがメインストーリー。そこは前作と変わらない。

ただ、前作は、主人公が深い交流を持つ全ての人が、幸福になるにはどうすればよいのか。

これがメインクエスチョンで、過去に戻れる主人公が導き出した答えは、

自分の意とは真逆で、深い仲を望む女性と、深い仲にならないことだった。

今回はもっと、切ない。

前作は、主人公の人生は上手くいかない。周囲の幸福のために主人公の自己の気持ちを犠牲にした。今回は気持ちでなく、自分そのものを犠牲にしてしまう。

意識するにせよ、無意識にせよ、人は何かを得たとき、同時に大小にかかわらず、何かを犠牲にしているのかもしれない。

バタフライ・エフェクトⅡ

⇒『バタフライ・エフェクト』 カテゴリー(映画)にあり。


気になる本

2008-03-09 22:05:44 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

・三品和弘 著『戦略不全の因果』(東洋経済)3200円  『戦略不全の論理』の続編??

・宮崎哲弥 著『新書365冊』(朝日新書)840円

・同じく、宮崎哲弥 著『一冊で1000冊読めるスーパーブックガイド』I(新潮社)

・ジムグント・バウマン『コミュニティ 安全と自由の戦場』(筑摩書房)2600円著者は社会学者

・ゲイリー・P・ピサノ『サイエンス・ビジネスの挑戦』(日経BP社)←文庫待ちか???著者はHBS教授


オリバー・ツイスト

2008-03-09 14:37:25 | 映画

オリバーは綺麗で、悲しい顔をした少年。母はいない、父もいない、親戚もいない。

70マイルを離れた田舎から、いざロンドンへ一人旅。

ロンドンで待っていたものは、いろいろな人々との出会いと悲劇。

結構、シナリオは残酷でした。

ポランスキー監督、すごいね。

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ヤフー・ムービーより。


それでも僕はやっていない

2008-03-05 21:47:45 | 映画

先日放映されたが、痴漢冤罪がこの映画のテーマ。裁判をしても99%は有罪になる現実があるそうだ。

したがって、ほとんどのケースで弁護士も示談を勧める。

周防監督は明らかに「この裁判制度はおかしい」、と問題を提起している。

「裁判制度はおかしい」がこの映画のメインメッセージだった。

裁判官は、もし、無罪の判決を下した場合、国にたてつくことになる。

だから、なかなか無罪を出しずらいそうだ。これでは本末転倒ではないだろうか。

裁判官が絶対にやってはいけないこと。「無実の罪を着せられた人を有罪にしてしまうこと、つまり、裁いてしまうこと」←その通り。だから疑わしきは罰せず、という言葉もあるのだ。

ちなみに無実の罪を着せられた今回の主演者、浅野忠信の付き人をしていたそう。


夢駆ける馬ドリーマー

2008-03-02 10:36:22 | 映画

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調教で生計を立てる家族。馬で家族関係がばらばらになりそうになる。だが、将来を有望視された馬(ソーニャ・ドール)が骨折し、安楽死されるところを調教師である父が買い取る。そこからは、馬で一つにまとまっていく。

まずは、娘(ダコタ・ファニング)と父の関係、そして娘の父と父の父。

途中は苦難の連続

①引き取った馬(メス)の骨折を直し、走れないまでも力の有る種馬と結びつけて子供を生ませ、売れば高く売れる。が妊娠できないからだである事があとから分かる。

②資金面 レースの登録料が高く、スポンサーが見つからない。

転結

③ソーニャドールに乗って娘は、家出を試みる。本当に乗ったまま疾走してしまう。

だが、このことでソーニャの足はほぼ完治し、走れることが・・。

夢駆ける馬ドリーマーオフィシャルサイト

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東証の売買高の7割は外国人投資家

2008-03-01 16:02:18 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

故に、価格変動の大きな要因の一つとなってしまうのが海外情勢。

したがって、日本の景気が良くても海外の景気がもっとよければそちらへ資金は移動する。

日経平均をあげるのではなく、ボラの幅を出来るだけ狭める、安定市場だ、というように海外投資家に売り込めば十分に資金は流入するのではないか。そうするとライバルはスイスか。スイスの金融市場の歴史、特徴、売買の主な国々などを調べるとおもしろそう。