自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

助けてくれ

2013-10-23 23:21:04 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

助けてくれ?

なんでそんなにいとも簡単に

他人の軍門に下るんだ?といったバカボンド36の武蔵。

情け容赦なく貧しい飢饉の土地に訪れる冬。

集落の人々は流離ってきた侍の無我夢中の姿、武蔵に心が引き付けられていく。

何もないところから田んぼにまではして見せた。だが一緒に協力した家族のような集落の人々が飢えで徐々に死神に狩られていく。ついには生活を屋根の下でともにしていた伊織にまで変調が。

武蔵は助けを請いに行く。

助けてくれ。


クリシュナムルティ

2013-10-22 01:26:17 | 小説以外 

スタンフォード大学特別講義

あなたのなかに全世界がある

「自分自身の中に全世界がある」

重要なのは、誰かについていくことではなく、自分自身を理解することです。

あなたが努力も恐怖もなく、いかなる意味での制約もなく自分の中に入っていき、本当に奥深くまで調べていけば、驚くべきものを見出すでしょう。おまけに一冊の本も読む必要がありません。講演者は、これらに関する本、たとえば、哲学書や心理学の本や聖典を一冊も読んだことがありません。

自分自身の中に世界全体があるのです。そして、それをどう見るのか。どう学び取るのかを知れば、扉はそこにあり、その鍵はあなたの手の中にあります。この世の誰一人としてあなたにその鍵や開けるための扉を与えてくれる人はいません。あなた自身を除いては。。。。

ちなみに私は特定宗教や特定の人に心酔するといったことはありません。このクリシュナムルティという方は指導者だったようですが、組織的活動、民族意識といったものがあっては真理にはたどりつけないと解散して、著名人との対話や各地を講演してまわったかなり変わった方のようです。


トランス

2013-10-12 21:02:00 | 映画

ネタバレ内容

公開初日に観る。

『トレイン・スポッティング』『スラムドッグ・ミリオネア』ダニー・ボイル監督の最新作『トランス』

キーワードは、絵画、オークション、ゴヤ、魔女たちの飛翔、強盗団、ギャンブル、依存、催眠、覚醒、裏切り、暴力、記憶他。

全人口の5%は催眠によってなんでも好きなことができてしまう、コントロール可能と言う。催眠によって、失われた絵画のある場所を探る。その過程で様々なことが巻き起こる。

ゴヤの日本円にして40億の海外を強奪。だが、仲間から頭を殴られて記憶を失う。解決策として浮上したのが催眠療法。だが、だんだん危険な深みにははまっていく。深層意識に迫れば迫るほど。

メインキャストを3名に絞り込み、これ以上複雑にするとみている側の理解力を離れる、そんな微妙なところで種を明かすストーリーに驚愕する。

ジェームズ・マカヴォイ、ロザリオ・ドーソン、ヴァンサン・カッセル。

ちなみにヴァンサン・カッセルは女性に人気のあるようだけれど、個人的に爬虫類系の顔に見えてちょっと好きになれない。演技は絶妙だけどね。

最後に出てくるロザリオ・ドーソンが演じるエリザベス・ラムのほどいた髪の姿がセクシー。


RICOH他

2013-10-06 22:18:53 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

銀座線銀座駅すぐ近くのRICOHにてジャンルーシーフ、Hニュートン等30点ほどの写真展

500円で入場。ジャンルーシーフのUNSEENというタイトルの写真集カタログ(調べたら東京都写真美術館の写真同タイトル写真展カタログだった模様)を購入。構図がスゲー。MAGNUM並み。

モノクロの良い写真でした(^^)。

青山ブックセンターに移動。坂本龍一の自伝を購入その名も『音楽は自由にする』たぶん人生をが間に入るような気がするが、、、どうだろ。

RENE BURRI(ルネ・ブリ)の写真集を見る。素晴らしい。

移動中の電車ではCITY HUNTERのGETWILDフルバージョンをyoutubeにてリスニング。小学6年、中学?さえばりょうは、憧れだった。多分、「もっこり」とか言ってふざけて良い時と本気にならないといけないとき、人生には守らないといけない人がいること等このアニメも大きな役割をはたしていた気がする。


村上龍『空港にて』

2013-10-01 23:21:32 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

【読書メモ村上龍『空港にて』p.22】】
オウムに入った連中が俺にはよくわかるんだ。気力がゼロになると<wbr></wbr>何か支えてくれる物が欲しくなる。何だっていいんだよ。やっとわ<wbr></wbr>かったんだけど、本当の支えになるものは自分自身の考え方しかな<wbr></wbr>い。いろんなところに行ったり、本を読んだり、音楽を聴いたりし<wbr></wbr>ないと自分自身の考え方は手に入らない。