自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

スティーブン・キング『小説作法』

2009-07-28 23:19:21 | 小説以外 

『キャリー』売り込みのためのラジオのトークショーで、どのようにして書くかと問われて。

「一語、一語」と答えたそう。

気が散るものは一切を排除するという。音も。ロックをがんがん鳴らして書くそう。

書くときは、世界を締め出したい。「書斎は、寝室と同じで一人ぼっちで夢をみる場所である。」


2009-07-21 20:33:57 | 映画

最近、かなり気になっているお方(道元)なのでメモしておく。

なぜ、人間は生きるのか。生とは何か?死とは何か?なぜ人は争うのか?このような哲学的な問いに対しては、決まりきった答えなど、当然あるわけはなく、個々人が、内なる自分に対して、書物を読み、多くの人に尋ね、自ら幾多の経験を通じて、さらにまた自身に問うてと繰り返して行くしかないように思う。永遠のテーマであり、謎である。

そのうちの書物から得られる先人たちの思惟、思索は貴重な鍵である。鍵とは、何を開けるためのものか。これも同じである。永遠の問いである。

メモは松岡正剛流。

序:辨道話

1現成公按

2摩訶般若波羅蜜

3仏性

4身心学道

5即心是仏

6行仏威儀

7一顆明珠

8心不可得

9古仏心

10大悟

11坐禅儀

12坐禅箴

13海印三昧

14空華

15光明

16行持

17恁麼

18観音

19古鏡

20有時

21授記

22全機

23都機

24画餅

25渓声山色

26仏向上事

27夢中説夢

28礼拝得髄

29山水経

30看経

31諸悪莫作

32伝衣

33道得

34仏教

35神通

36阿羅漢

37春秋

38葛藤

39嗣書

40栢樹子

41三界唯心

42説心説性

43諸法実相

44仏道

45密語

46無情説法

47仏経

48法性

49陀羅尼

50洗面

51面授

52仏祖

53梅花

54洗浄

55十方

56見仏

57遍参

58眼晴

59家常

60三十七品菩提分法

61竜吟

62祖師西来意

63発菩提心

64優曇華

65如来全身

66三昧王三昧

67転法輪

68大修行

69自証三昧

70虚空

71鉢盂

72安居

73他心通

74王索仙陀婆

75出家

「春は花 夏ホトトギス 

 秋は月 冬雪冴えて 涼しかりけり」

読みながら、番号の中身を自分流に埋めていこう。育つように。


海辺のカフカ

2009-07-16 00:16:47 | 小説

読んでいる途中だが、老人ナカタさんと長いハットがトレードマークのジョニー・ウォーカーさんとのやり取りの場面、

猫が取り上げられ、ひどい惨ったらしい描写がある。ナカタさんの背中を押すためのトリガーの役割を果たすがそれにしてもむごい。

よくこうした描写がある本が売れると思う。たぶん、猫を飼っている人はページを閉じたんじゃないだろうか。フィクションなのだが・・・。


幸福な食卓

2009-07-12 21:47:14 | 映画

「他人じゃないと救えないものってあると思うよ」

超天才だがその分、病んでいる兄に対して、妹のセリフ。

次は、主人公が高校生になり、『翼をください』の歌を歌う場面で。

戦略的に高校生男子をうまく巻き込んで。

数人歌い始めると、皆が歌い始める。

そこに自分はなし。みんなが歌い始めたから・・・。

この意味がわからない。


変身

2009-07-05 19:13:00 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

イルカの映画にもなったジャック・マイヨールは、自分はイルカになる,

イルカそのものになると思って潜るらしい。

また、ラインホルト・メスナーという登山家(8000m級)は自分は山になる,山そのものになると思って、登るらしい。

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』\(新潮文庫)より。


アリア、血と骨

2009-07-05 13:12:06 | 映画

①『アリア』は、自分の好みではなかった。

『リリィシュシュのすべて』のような感じかと思って借りたが、

自分の勘違いだった。

親戚と思っていた男性に恋心を抱く、みちる。

実は、兄妹だったが、そのことを隠して一線を越えそうになる俊太郎。

4人の狭い閉じた世界を最後までずっと展開。

②『血と骨』

原作者梁石日の人生をモデルにしたもの。主人公は、彼の父親、金俊平。

かまぼこ工場で、財を築き、金貸しに転じる。

狂気の人生を歩んだ男の人生をたけしが演じる。

パワーに圧倒される。