自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

語録4大前研一・若松茂美編著『マッキンゼー成熟期の差別化戦略』

2014-05-25 23:49:59 | 語録

プレジデント社1982年第一刷

引用

p.56

戦略思考について

戦略策定の基本は「戦略的ものの見方」である。顕在化する傾向を見逃さずにその意味合いを考え、かつ原因を探究することが必要である。

 わが国ではここ4~5年にわたって大型電気冷蔵庫の売れ行きが伸びてきた。加工食品メーカーにとってこの傾向はおそらくいろいろな意味を持つはずである。敏感な企業であれば、この傾向を見逃すことはないだろう。なぜ大型冷蔵庫が売れるようになったのか。何が違ってきたのか。入っている品物の種類に変化があるのか、それとも同じ品物だけれども入れ方・買い方が違ってきたのか。たとえば一度にドカッと買う主婦が増えたというように。

 このことを究明した人は、冷蔵庫の中の品物の変化に気が付いたはずである。

・・・・・・・この洞察力はさすが、イカ釣り漁船の話、ボーダーレスワールドのコーヒーの話の次に驚いた。だが、この話も延長線上にあることには気が付いた。要は思考の訓練次第なのだ。


語録3 森博嗣『ヴォイド・シェイパ』

2014-05-14 00:42:29 | 語録

by森博嗣
人と人との関係は、必ずその場その場で必ず釣り合っている。貸し借りというものはない。世話になったと感じていても、世話をしてくれた方も満足して世話をしている。勝負でも同じこと。

負けたと感じていても、勝った方も必ず同様に悔いている。だから、あとになって返そうなどと考えるものではない」

納得のいかない考え方だった。子は親に借りがある。育ててもらった借りがある。それは大人になるまで返せないのではないか。また老いた者の面倒を見ることは、そういった借りを返す心がなければできないのではないか。

貸し借りがないのならば、人の義理の大半が消えてしまうように思えた。否、今でも自分はそう考えている。


語録2 森博嗣『ヴォイド・シェイパ』

2014-05-11 22:30:27 | 語録

「私は父も母も知らない。どこでいつ生まれたのか、聞いておりません」

「そりゃ、ひでえ」ササゴマが顔をしかめる。

「酷いということはない」カガンが首をふった。

「人間、何があるかといえば、これ我一人。ほかは、何もないものと同じ。余計なものがあるほど、むしろ重くなる」

「重くなる?」ササゴマが首を傾げる。

「身が重くなるように、心も重くなる、ということ」

「重いと、ダメなのか?」

「いいや、そうとばかりは言えん。重ければ、風に飛ばされない。押されても動かない、つまり安定してはいるかな」


そして父になる

2014-05-11 17:30:51 | 映画

いきなり、なんちゃら付属?のお受験シーン、

キャンプになんかパパといったことなかったよな~

どうしてあんなこといったんだ?

塾の先生がそう言って、って。

・・・・・嘘言えば良いって事だよね、これ。そうしないと受からないということだよね。

凄いな。こう教える塾も、これが普通に見破れないというかこういう演技ができないやつはダメとうこと?の幼稚園も。その幼稚園に入れようと思う母も父も。

土台が嘘だけに全部嘘で作られた社会=インフラにレールができていてあるとき突然レールが嘘だったことに気付くんだろうな。

1:46、りゅうせいがガンを持って今度はお父さんと。お父さんといったぞ。


コンテンツメモ

2014-05-11 11:06:54 | 小説以外 

・緋色の椅子 緑川ゆき

幼馴染の男の子と女の子が出発点の物語

男の子は実は王家の血筋

 1~3巻

1

2

3

・きょうは会社休みます。

1~5巻

1_2

実に自分の心鏡のタイトルに惹かれる。

33歳のきれい系控えめ女性が大学生のバイトの子と付き合い、世界の彩り、拡がりを知っていく。

結構、オモレー。

最近、ジャンプ系とか問わず、少女マンガでも女性まんがでも割と横断的に行けることがわかってきた。


2014GW

2014-05-06 20:23:57 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

・妹の旦那になる小林っちご両親に挨拶。in 上野公園 韻松亭

完全個室の和室で風流です。

http://www.innsyoutei.jp/main.html

・新潟へ

K埼っち、Eびっちと万代橋をちょいと撮影してから飲み。

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二人とも評論家の宮崎哲弥なみの鋭い漫画談義、面白い。

・千里香

 羊の串が美味しい。

ハイキュー9まで、47RONIN、暗殺教室8まで。面白い。

凪のあすから、涙もろ~。