自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

ベストキッド

2011-01-16 00:07:04 | 映画

小学生の時に空手をやって、黒帯まで手にした。

その頃、ベストキッドというアメリカの映画がヒットし、3作まで出た。

そのリメイクだ。

転校してなじめず、いじめられるアメリカ人の少年に日本人の宮城さんは空手を教える。

いじめてくる相手は格闘技をやっているが、先生が結構ワル。

いじめてくる相手といじめられる主人公の間には、ちょっとかわいい女の子の存在がある。

主人公と女の子は気が合う。

それもいじめてくる相手は許せない。

いじめてくる相手の格闘技のスタンスは「相手をぶちのめせ」というのが基本スタンス。

この映画は、何をデフォルメしているのか。

正義はいつも少数派?

正義は勝つ?

男の視点では、

強い奴こそ女をゲットする?

なんて・・・・本当はかなり単純な映画だけど。

空手をしているときに道場訓というのが確かにあった。

ひとつ 礼儀を重んじること

ひとつ 血気の有を戒めること

ひとつ 誠の道を守ること

ひとつ 努力を惜しまぬこと

ひとつ

・・・・・1つが思い出せない。

日本空手協会は悪ではなかった・・・。

ちなみにドレはウィルスミスの息子。

やるね。主演技。


ラットマン

2011-01-13 23:31:20 | 映画

道尾秀介著

ひっくり返されるのが爽快な本。

新宿鮫の大沢在昌氏の解説が興味深かった。

解説者は著者に尋ねた、一生作家で食べていく自信はある?

著者は次のように答えた。営業の仕事をしていたころ、どうしても成績で勝てない人がいた。

彼は、容姿が特別良いというわけではない、しゃべるのが得意というわけでもない。しかしなぜか勝てない。考えていたらある時気付いた。実は彼は営業の仕事が好きで好きでたまらないということに。仕事が嫌いなわけではなかったが、彼のように好きにはなれなかったことに気付いたと言う。

そして、今、作家は、書くことが好きで好きで堪らないので、一生やっていく自信があると答えた。

・・・・・このエピソードは本質だと思った。なるほどと思った。