自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

ピアノの森

2013-08-31 11:54:08 | アニメ・コミック・ゲーム

・21巻 引用

阿字野(一野瀬海のピアノの人生の師匠)と海のもう一人の師匠との会話

・余分なことが頭にあると。。。

容量がいっぱいだと新しいことも入れられませんからね。

カイの記憶力はとにかくすごいんですよ。

うん知っている。

でも、カイがもっとすごいのは、1つ言えば、そこから10を学ぶことです。

たとえば・・・・

わからないことは自分で移動できる限りアチコチの図書館にいって調べまくる。

本を読み漁っては頭の中にコピーして

自分のテリトリーに書き写す(カイは自分の住む家のあちこちにメモをしていた)

それを何度もやるんです。そして考えて考えて自分なりの答えをだす。最初は本当に驚かされることばかりでした。

私はこの6年、カイの質問攻めに応えられるように、多分生涯で一番勉強しました。

はは、でもカイは実は楽な子です。""""学ぶのに受け身ではないから""""

21巻最高に楽しい巻です。親友だった雨宮がファイナルに進めず、絶望にたったところにカイと鉢合わせ、勢いで雨宮はカイに傷つけることを言う。そこからさらにカイは絶望して。

でも雨宮は新しい自分のピアノを見つけたことで、ライバルと敵対心をもっていたカイに対し、実は自分が間違っていたことに気付く。カイは阿字野との別れが迫っていることに愕然としてやっていけるか不安にかられてファイナルにどうすすめばよいか心の整理がつかないまま練習室にこもっていたところ、微かに隣から自分の伴奏と合わせて引いている者にきづく。それはなんと雨宮だった。ファイナルのために手伝うよと、僕が悪かったと謝りながら二人は号泣する。


セイジ 陸の魚

2013-08-17 00:10:47 | 映画

救済とかそういう大きな話にしなくてもとてもいい映画だと思いました。

ドライブイン HOUSE 475。オーナーは裕木奈江、雇われ店長が西島秀俊=セイジ

そのドライブインにたどり着いたのが大学生で内定ももらっていたロードで旅していた森山未来。house475の営業を手伝うようになる。

あるときhouse475にもよくあそびにきていた女の子りっちゃんの家族に悲劇が襲う。家にいきなり通り魔の男が侵入し、りっちゃんは目の前で両親が殺され、りっちゃんじしんも片腕を切り落とされる重傷を負うが命は助かる。ただ、その後、生きているのか、死んでいるのか表情を変えない、死んだ表情のまま凍りついたようになってしまう。

周囲も苦悩する。怒りの矛先が見つからない。女の子りっちゃんは何のために生まれてきたのかと。

セイジは、驚くべき行動をとり、そして女の子をこちら側に引き戻す。

りっちゃんの眼の見えないおじいちゃんが薪割に使っていた斧をセイジは手に取り、ぽつんと表情なく座るりっちゃんの眼前の畳に自身の腕をおいて、血しぶきが顔にかかるほどの近くでセイジその自身の腕を思いっきり叩き切る。

この荒療治により、りっちゃんの眼には精気が戻り始める。セイジは仲間に抱えられて救急車に運ばれる。

すごい映画に出会えた。これだから映画が好きだ。西島はすごい。演技に対して実直だ。

 女の子は、翳りがない大人へと成長する。

女の子の目の見えないおじいちゃんはあの事件以来神様を恨んでいると言う。腕に義手を付けたミッション系の短大に通う女の子は、「君は信じているの?神様を」という問いに対してこう答える。

「・・・・だって、私、神様を目の前で見たんですもの」


『アカボシ』『風立ちぬ』

2013-08-15 16:47:47 | 映画

アカボシ

Photo

監督吉野竜平

朴璐美、亜蓮他。

旦那が失踪、残された妻と小学生の男の子。男の子は沈んだ母に気を使う。宥めたり、敢えて学校の出来事を面白そうに伝えたり。母は絶望を感じていた時にある宗教に誘われる。

そこから展開。

監督の意図として子供は大人が一般論を振りかざす時によく言われる子供は純粋とか健気とかそんなんではないと言い切る。大人の気を引くために時には兄弟をだしに使ったり悪さまでするのもまた子供であると。

リリシュシュとか、誰も知らないとかちょっと辛い話です。

『風立ちぬ』8月14日、銀座スカラ座にて鑑賞 風立ちぬ

「風立ちぬ。いざ生きめやも。」

主人公の会社の上司、黒川邸で急きょ4人(黒川夫妻と主人公と病弱な奈緒子)で上げた結の儀式で涙が出た。一人父親に黙って主人公に会いたいがために病気を患いながら山を越えて、ただ一人で上京をする。主人公は黒川邸内の別宅にて間借りの身。それでも彼女と過ごしたい気持ちを抑えられなかった。

少年のころから空にあこがれ、飛行にあこがれた主人公。学生の時に震災の際に出会った少女にやがて再開し、恋をする。また、彼は設計士を志す。友人の本城(声優=西島秀俊)とともに。主人公は随所に夢の中でイタリアの一流飛行機設計技士に教授を受ける。

主人公の前に立ちふさがるは広く、深く、遠い落ちない、速い、無理難題を抱える戦闘機の製作。しかし、同時にこの課題により、彼の人生に道筋が出来上がる。


黒子のバスケ

2013-08-07 23:55:27 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

中学バスケで優勝を果たした帝光中学に奇跡の世代と呼ばれる5人の最強チームがいた。

しかし、その5人は高校では別々に進学。しかしそれぞれがバスケはやり続け互いに対戦することに。

そんな中、誠凛に実は奇跡の世代6人目が存在するとされた影のプレーヤーその名の通り黒子が入り、同時に才能の塊でアメリカ帰りの火神も同校バスケ部に入学。互いに信頼を築き、二人は影と光のような関係になっていく。

打倒奇跡の世代に燃える二人の物語。

火神と青峰は、スラムダンクの沢北と流川、木吉が試合中に信頼する仲間とバスケをやれることに感極まって涙するシーンは赤木が山王との試合中に涙する場面とリンクしました。面白いです。