自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

ケビン・ガーネット

2008-12-22 13:38:01 | 語録

NBAのプロバスケットボール選手。

1999年に日本での試合後会見で語った。

自分に向けられた重圧について。

「チームとして勝つことを期待され、選手として自分も勝って一番になりたいと思うのは当然。だから、それをプレッシャーとは言わない。

本当のプレッシャーとは、2ドルの収入で、12人の子供を食べさせなくてはならないような状況だと思う。」

この時、23歳。


レッド・クリフ~Part 1~

2008-12-14 20:28:14 | 映画

レッドクリフオフィシャルサイト三国勢力図

ネタバレ。

ジョン・ウー監督『レッドクリフ』を観賞。

魏の曹操は、若年の帝を操り、天下をも操らんとしていた。その兵実に80万。その悪人ごとくの曹操の天下統一を阻む蜀の劉玄徳。彼は、曹操軍に敗退し、玄徳の軍帥孔明は、呉の孫権と同盟を結ぶため、交渉に向かった。

孔明は、呉の魯粛に会い、孫権と謁見。状況を説き、やがては曹操は、呉に向かってくると伝え、孫権が兄と慕ってやまない名将周愉らとともに説得し、孫権と同盟を結ぶことに成功する。

そして曹操80万の軍を迎え撃つ舞台、RedCliff=即ちこれ、赤壁である。

玄徳軍の猛将趙雲は、映画前半、玄徳の息子を救い、非常に格好良く描かれている。関羽、張飛は想像の通り。曹操はエロ親父。周愉は、落ち着き払い冷静。トニー・レオン演じる周愉は格好よかったけどちょっとゴリ似。CGを使い、戦闘シーンの迫力は、映画に最適、アクション映画ともいえる作品になっている。

曹操軍は、ご存知のとおり、情勢を見ながら、不利になった見れば、将を変える烏合の衆。

反対に玄徳は、自身の徳と皇帝の血を受け継ぐ由緒もある士。数では不利な玄徳がどう対応していくのか。

ここが三国志の面白いところ。

一見、勝敗は歴然か?と思いきや思わぬ落とし穴があるのが、世の常であり、人の生というもの。