自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

ヨルムンガンド

2013-04-30 22:43:36 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

出会ったときにもっと早く気づきべきでした。

武器商人、ココ・ヘクマティアルの顔は仮面だわ。

えー、まー。その様子だと私のかく乱工作もバレバレでしたか。

さすが元女優のトロボフスキーさん。

といいたいところですが、私は一目であなたが戦場を歩いたことのない武器商人だと気付きました。武器商人たるもの戦場を歩けっなんてでかいことは言いません。でも武器とは戦場で兵隊が使うものでその使われる様をその目で観ていないということは自分が何を売っているかわかっていないのと同然、と私は考えます。

私たちの商品とは知っています。とても危険なものだわ。

ボスは常に笑っているべき、これはかつての部下の言葉。顔に鉄仮面を心に鎧をまとえ。これは父の口癖。その通りと思っています。なぜなら戦場で武器を売り歩くとたちまち心が腐る。ジャングルで綿の服がきながらにくさり落ちるように。

本質だな。ココのセリフ。どんな業界どんな商品にも当てはまる。


千駄木 金澤亭 創作うどん専門店

2013-04-28 01:20:34 | 食・レシピ

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13146993/

先週は、赤ワインジンジャーと梅酒ジンジャーを。

そしてカルボナーラうどんを。絶妙でした。その辺のうどん屋とは一線を画します。

パスタだとちょっと敷居が高く感じる人もいそうですが(本格イタリア料理、高そうなど)。

うどんだからそんな高額ではありません。1000円前後、お酒は500~800円ほど。

今日は明太子クリームうどん(大盛プラス120円)。替え玉は250円。ちなみに明太子はクリームなので替え玉より、リゾットを頼んでいただいたほうが良いとのことでリゾットを頼みました。

これが明太子とチーズと米のミックスが絶妙でおいしかった。

その場で店員の方が混ぜてくれました。


無題

2013-04-24 00:28:33 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

時があるから新たな感情が生まれ

感情があるから嘆き、悲しみ、喜び、楽しめる

季節があるから、寒さや暑さや涼しさを感じ

雨の香りに接し 雪の白さを知る

他人がいるから時を分かち合い、生きている実感を伴う

月があるから光と影に気付き

陽があるから朝や夜の時の移ろいに身を委ねる

花があるから 彩りにときめき

美しさに心震わす

夢があるから挫折を味わい

恋をするから戸惑いを覚え

胸を焦がし

愛があるから優しさが生まれ

優しさがあるから他人と心から触れ合える

そして森羅万象、諸行無常 

時の無常さと人生の儚さも知る

 


強くなりたい ではなく 強くありたい

2013-04-24 00:26:56 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

バカボンド35

武蔵は、出会った父を亡くしたまだ幼い少年伊織と共に暮らし

慎ましい生活から何かを掴みかける。感じかけるのほうが正しいか。

武蔵の命を狙う集団が現れたり、唯一豊かに稲穂を輝かせている男に

会うが、その男の稲もイナゴの大群にやられる。

そして師範の勧誘にすら武蔵は意に介さない。

武蔵は天から降る雨の軌道に沿ってまずは洪水を堰き止め

次に稲穂を輝かせようと土を耕す

武蔵の口から出した結論は 描き続けた井上氏の結論とも読めた。

天下無双を倒すために旅をする そんな必要はない ここにいる、と。

この境地は悟りの境地か。

こういう、感情の動き、井上氏はすごい。人間内部の感情

感覚そのものをひねりなしで描ききっている巻、個人的に大好きです。

今回は、土の匂いや陽によって反射して煌めく水が画から感じられるようだった。


伊坂幸太郎著 バイバイブラックバード

2013-04-08 23:25:55 | 小説

特に5が面白すぎる。『バクマン。』(集英社)でいうシリアスな笑い。電車の中で声は我慢したが、顔の笑いが我慢できなかった場面。

繭美が無神経なカメラマンに体当たりされた時の繭美の反応。繭美のクソデブ(以降敬称略)体格ゆえにカメラマンが逆に吹っ飛ぶ。しかも転んだのは自分ですよね、とこの悪人カメラマンのたまう。体当たりしてきたのは、まわりすら見えないカメラマンなのに。アンド、このカメラマン無神経すぎてその前には妊婦さんにぶつかって気づかないでいる。これはなかなか罪深い。

で、化け物の繭美は、「おい、てめえ何映してんだよ」と切れる。デブの体格を利用して、俺(女性ですしかもデブでハーフで金髪=ね、化物でしょ)は妊娠してんだよ、と叫びながら言って近づく。てめえ、顔覚えたぞ。このままでは絶対幸せにはさせねえぞ。謝れよ。謝るなら今のうちだぞ。

(悪人が殺人鬼を前に震え上がる場面(ぷっ))この続きを読みたい方はご購入または図書館へ。


夏雪ランデブー

2013-04-06 17:52:39 | アニメ・コミック・ゲーム

恋愛もの。あらすじネタバレ。

花屋を開いている若い夫婦。だが夫は体が弱く先立ってしまう。数年後、妻(ショートヘアのろっかちゃんという美人)一人で花屋を切り盛り(バイトとたまに旦那のお姉にヘルプを頼む)。

バイトは最初、お客として花を買い、店長に恋をしてバイトとして働く。

この状況に、下記理由で成仏しきれていない旦那はろっかちゃんの周りをさまよう。

・愛する妻を一人置き去りにしてしまった

・生前に体が弱く、やり残したことが一杯

・出来れば一度だけ面と向って会話をしたい

しかもバイトはこの旦那幽霊が見えてしまう、店長といい関係を築き始めてから邪魔をされる。

・夫婦がいかに愛し合っていたか、ろっかちゃんがしまお君をいかに愛していたか。

・バイト君葉月はそれを知りながらも自分の気持ちを表に出しながら、この二人にフェアに接しようと試みるが、肉体を幽霊旦那に貸したことで波乱に。。。