社会人コーチ

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希望に満ちて

2011-04-22 10:38:20 | Weblog
facebook で関連資料を教えていただいて
作った「希望」をテーマにした文章
ご紹介します。


目前にいる新しく迎えた学びの友(生徒たち)のことに
思いを移します。
彼らは希望に満ちて学校生活についているでしょうか?
それを作り出すために私たちにはどんなことができるのでしょうか?
玄田有史著「希望の作り方」(岩波新書)に学びます。

希望は変化の源泉です。
「良い方向に向かって」いるという確信が
変化・成長への挑戦を加速させます。

希望とは「①何か」を
「②行動」によって
「③実現したい」という
「④気持ち」を言い、
4つの要素で構成されていると書に説かれています。

「何を実現したいのか」
「そのために何をするのか」が定まっているとき、
希望が持てるというわけです。
この4つを創り出す制度を持つことがまず要るようです。

希望があると答える傾向の強い人の特徴として
「可能性が強く感じられる」人が挙げられています。
この可能性は年齢が低いと感じにくいと考えられます。
対策として「小さな成功体験を多く作る」制度の運営が
有効かもしれません。

次に「関係性」が挙げられています。
孤独でないと感じる人ほど
希望を持ちやすいと説かれています。
クラスの中で孤独感を感じることが、
一人でもないように、
頻度の高い声掛けも必要とされているようです。

私用した写真は
桂浜の坂本竜馬像です。
「希望に満ちて」というテーマとしては
隅田川の勝海舟像や北海道のクラーク先生の像も
いいかもしれませんね。