建築士伊藤の防災教育・耐震診断・耐震補強実績ブログ
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造作家具
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/21/34611f7386596c3546858698fe023994.jpg)
リビング内に設置した家具。
掃除道具入れや食品庫入れスペースだけでなく、衣類を入れる引出もあります。
子供のための絵本等を入れられる本棚スペースもあり、とりあえずこの収納に入れておけば片付いたようにみせることができると高い評価を頂きました。
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友人から頂いた仕事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8a/819130fb542b177c5ac18705a54a940d.jpg)
友人から新築住宅の話を頂いたことは2度あります。
友人がお客様になり、人生で一番高い買い物といわれる新築住宅を任される。
これは非常にありがたい反面、難しい仕事でもあります。
友人も私に遠慮して希望を言えない可能性がありますし、我慢してしまうこともあるでしょう。
一方、私もこれまで友人として接してきた相手がお客様になるわけです。
違和感がないといえば嘘になります。
でもそこはきちんと線引きしてお客様として接するべきだと思いました。
今にして思えば、それもまたよい思い出となっています。
最近完成したこの友人の新居は、私がこれから主流のなるのではないかと考え導入したものが随所に確認できます。
造作家具で間仕切りされている子供部屋、収納豊富な造作手洗収納、廊下を極力減らし子供たちの成長に合わせて使い方を変化させられる間取などはっきりいえば、特別仕様となっています。
極力、メーカーが販売しているものを購入して取り付けるだけという仕事はさけました。もちろん、予算もありますので既製品で済むところは迷わず既製品。しかし、既製品では満足できない部分は、職人と相談して造作とする。
無垢材もいくつか使いましたが、無理に無垢材でまとめていません。
掃除がしやすく、日々の管理が容易であることも住宅には必要と考えたからです。
建具もキッチンも建材もすべて同じメーカーで揃えるのもアリだとは思います。
ただ、私はこれだけ多種多様なメーカーが存在し、またメーカーでは対応できないものも家具職人や建具職人が対応できるわけですからよく調べて選んだ上で提案してもよいのではないかと思います。
例えば、トイレ設備などは、便器そのものは技術が進歩していますが、収納付き手洗器などは価格の割りに品質がそれほどよいものではなく、見た目も平凡といったものが多いように思えます。
それなら洗面器や水栓だけ購入してカウンターや収納扉は自分たちでデザインして制作してもよいのではないかと思います。
そんな以前から私が思っていたことを提案したら全て実現させてくれた友人に私はこれからも感謝し続けるでしょう。
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