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今日は



今日は午前中は事務所で仕事したり、弧雲院様の現場に行きました。



午後は大阪に行き、JSCA関西の講習を受けた後、木造分科会に参加。
JSCAに入会してはじめての参加です。

写真は帰りの新幹線待ちで撮影した新大阪駅のホーム。

私がわざわざ、高い交通費を支払い大阪まで学ぶのか。いまさらここで詳しく書きません。
そこまでして学ぶべきことがここにあるからです。

今回も沢山のことを学びました。
また、自分よりレベルの高い方々の中に混じって必死に学ぶというのは謙虚な気持ちを忘れないで済むと思います。

学んだことを仕事に活かす。
そしてまた学ぶ。
これからも繰り返し繰り返しになるでしょう。
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和瓦の話



孤雲院様の庫裏に使用する屋根材は和瓦です。
丸栄の州浜屋根を使います。

ちなみに客殿の瓦は別のものを使用します。

今回の庫裏設計でもっとも時間をかけたのは屋根だったように思えます。
和瓦の場合は瓦割りというものを気を付けなければなりません。

他の屋根材とは異なる点です。
上棟後に現場で瓦業者と話をして確定するという手もありますし、設計段階できちんと決めてしまうという手もあります。
今回はほぼ後者でした。(垂木だけは現場で最終チェックの上、確定)

最近は太陽光発電の普及に伴い片流れの屋根をみかけますが、私は切妻の4.5寸勾配の屋根が好きです。
屋根をどれだけ美しくみせられるか、いろいろ今回は考慮しました。

最近は和瓦を使う新築も少なくなっているように感じますが、例えば全部和瓦ではなく一部使用するとか、工夫すればよいアクセントになることもあります。
和瓦という素材を生かすも殺すも設計者しだいな気もしますし、私としては和瓦でなくても瓦はいいなと思ってもらえる方が増えるといいなと思っています。

現場の方は、昨日火曜日に屋根防水作業(ルーフィング)は完了。
今日は朝から雨が降っていますが、特に問題はありません。

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こちらは上泉の新築住宅に設置したウッドデッキ。
ヒノキ材です。
かつて洋材(イぺ)なども使いましたが、コストのことや余った材料は他でも使えるといった汎用性からヒノキとしました。
透明の防腐剤を友人でもあるお施主様と後日仲良く塗りたいと思っています。

上に屋根があるので洗濯干場にも使えるウッドデッキです。

おかげさまでこちらの現場は完了検査も合格し、すべての作業が完了しました。
ちなみに耐震等級3(最高等級)も無事取得し、証明書が発行されました。

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