昨日につづき下記の10点が開花した。(通番⑦-⑰)
⑦神通力 ⑧公達 ⑨紫宸殿 ⑩藤の里 ⑪朱鷺の雛 ⑫富士越
⑬松の雪 ⑭御国の誉 ⑮匂う梅 ⑯浜名の重 <番外>榛名
<神通力>(じんつうりき)鑼桜弁、掴み咲き。
裏紅で糸覆輪表純白。
花色の美しい江戸時代からの代表品種。
<公達>(きんだち)
<紫宸殿> (ししんでん)桜弁抱え咲き。裏は濃い紫色、表は底白。
<羅生門>を大形にしたような花で、性質は強い。
元浪華さくらそう会顧問 中村長次郎氏の作。
<藤の里> (ふじのさと) 浅鑼弁抱え咲き。
裏は淡い紫色、表は白。
花弁に隙間がなく大きく開くので、見栄えがよい。
性質は強く繁殖力もよい。
尾崎 哲之助氏作。
<朱鷺の雛> (ときのひな)桜弁掴み咲き。裏はとき色、表は純白。
淡い花色と丸みのある柔らかな花容によって、
さくらそうの情緒があらわれたものと評価されてきた。
明治中期の作。
<富士越>(ふじごし) 裏桃色表曙白。重ね弁抱え咲き。昭和40年代までは
最大輪花であった。花の表に色がにじむため最高の評価はなかったが、
人気は高かった。明治後期、柴山 政愛氏作。
<松の雪> (まつのゆき)鑼弁盃咲き。表裏とも白色、弁先に
緑色の斑が入る。江戸末期。
<御国の誉> (みくにのほまれ)大輪、とき色。
<匂う梅> (におううめ) 梅弁咲き。淡い桃色地に紅紫色の絞り。
絞りの表れ方は不安定。 江戸後期(寛政~文化年間)
<浜名の重>(はまなのかさね) 鑼重ね弁、狂い抱え咲き。
花弁は酔白色で早咲き。性質は強く野生的で繁殖力はよい。
浜松に在住された岩崎 覚氏作。
番外
<榛名> (はるな) 3月31日撮影。
もっとも早く(=18年11月28日)植え付けたが、
もっとも遅く(=19年2月28日)発芽して、
なお下の画像のとおり花芽も見えない。
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