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今回ブログに掲載した富貴蘭2点と長生蘭1点は、いずれも30年前から
私の棚にもある普及品だが、この季節外れの時期に無加温で栽培したと
いう蘭にしては葉の紺性がよく、皺もよらず、美術品と言ってもよいくらい
美しく、しかも思ったよりも値段がやすかったので、手に入れた。
先日来最低温度が5℃以上で暖かいため、しばらく化粧鉢で鑑賞したい。
1
10
12
<駿河覆輪> するがふくりん。
その銘のとおり駿河国の産。地の紺性がよく、天冴えの白覆輪とのコントラストもよい。
子吹きのよい品種で、ボリュームもあり鑑賞価値が高く、入門品種として最適である。
本種の白覆輪が黄覆輪に変化すると「紫宸殿」となる。
14
15
<御城覆輪> ごじょうふくりん。
伊勢松阪城の石垣で、文久年間(1861~1864)に発券された古い品種である。
その当時は片覆輪であったため、「正宗」と呼称されていたが、その後、
完全な覆輪に完成し「御城覆輪」と改名された。
美しい品種であるが数が多く、入門品種となっている。
天冴えの白覆輪で、葉肉は厚いが葉先がとがる。
本種が黄覆輪に変化すると「天恵覆輪」となる。
17x
<駿河覆輪> と <御城覆輪>を並べて撮影。
18
19
長生蘭<真鶴> まなづる。
照り葉に白中透けを現す大型種。明治時代以来の古い品種。
気品ある姿から古今の高級品種とされてきたが、近年では
繁殖の良さもあって鉢数が増え、中級品種として流通する。て
今回ブログに掲載した富貴蘭2点と長生蘭1点は、いずれも30年前から
私の棚にもある普及品だが、この季節外れの時期に無加温で栽培したと
いう蘭にしては葉の紺性がよく、皺もよらず、美術品と言ってもよいくらい
美しく、しかも思ったよりも値段がやすかったので、手に入れた。
先日来最低温度が5℃以上で暖かいため、しばらく化粧鉢で鑑賞したい。
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<駿河覆輪> するがふくりん。
その銘のとおり駿河国の産。地の紺性がよく、天冴えの白覆輪とのコントラストもよい。
子吹きのよい品種で、ボリュームもあり鑑賞価値が高く、入門品種として最適である。
本種の白覆輪が黄覆輪に変化すると「紫宸殿」となる。
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<御城覆輪> ごじょうふくりん。
伊勢松阪城の石垣で、文久年間(1861~1864)に発券された古い品種である。
その当時は片覆輪であったため、「正宗」と呼称されていたが、その後、
完全な覆輪に完成し「御城覆輪」と改名された。
美しい品種であるが数が多く、入門品種となっている。
天冴えの白覆輪で、葉肉は厚いが葉先がとがる。
本種が黄覆輪に変化すると「天恵覆輪」となる。
17x
<駿河覆輪> と <御城覆輪>を並べて撮影。
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長生蘭<真鶴> まなづる。
照り葉に白中透けを現す大型種。明治時代以来の古い品種。
気品ある姿から古今の高級品種とされてきたが、近年では
繁殖の良さもあって鉢数が増え、中級品種として流通する。て
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