蘭舎のなかで富貴蘭=ふうらんは葉の皺を展ばして活動しはじめてきましたが、
今年の2月と3月は寒い日が多かったので、 まだ根は動いていないようです。
会の展示会はウチョウランの展示とセットで行うため、 その開花にあわせて
例年6月上旬に開催してきましたが、そのウチョウランを出展する会員が少なく
なってきましたので、今年初めて6月下旬(6月22日~27日)に開催することに
決定しました。 いままでは富貴蘭の花がまだ開花しない時期の展示会でしたが、
今度の展示会でやっと花を見ることができるだろうと思います。
我が家でも今から富貴蘭を庭に出し、少しづつ陽に馴らしていけば、花付きもよく
なるので、そのための準備として庭の東端から西の蘭舎まで長さ約5メートルの
シルバーネットを二重に張って約50%の遮光の下で管理します。
曇天や雨天の場合は、下段のネットをアコーデイオンの要領で自由に折り畳む
ことができます。(上段のネットは固定式)。
今月はじめ下記の14品種を買い足して、蘭舎の棚に加えました。
<星車> 中型で細葉。紺性は浅い。花に距がなく、6弁花。
泥軸で泥根。30本立ちの大株。
<出雲金斑> 葉は細く肉も薄い。 折り下げがよく、葉先は受け葉になる。
紺性が浅く、葉縁の薄い部分全体に境界のはっきりしない浅黄の乗り斑を
あらわす。 作により全体に金斑が広がる。泥軸で泥根。
<羅因の光> 葉反りが浅く肉厚の中型黄縞品種。
地合いの紺性が強く、そこに切れ込み状の
淡い黄色の縞が入るのが本種の特徴である。
古葉になると黄の強い縞になる。泥軸泥根。
<紀州緑風> やや大型になる。葉幅広く反り葉。
和歌山県産の緑花である。
<翡翠>に比べると緑色はやや薄く女性的。
<胡蝶の舞> 青軸青根の花変わり品種である。
花は主弁と副弁はやや退化するが、蕊柱・舌・距は
標準花以上に大きいことから「蝶咲き」とか「胡蝶咲き」
といわれている。25本立ちの大株。
下段の写真は以前から棚にある<星車>と並べて撮影。
<羅紗王> 未登録の新品種。羅紗葉で青軸青根。20本立ちの大株。
上は正面、中段はウラ側、下段は横から撮影。
<桃源> 富貴蘭界で最初の花物登録品種である。
戦前は本種のみであった。高知県の産。葉丈が長く垂れ葉で、
しまりのない姿である。 桃花として高名であるが、
花の色調が淡いところがふうらんらしいと、かえって喜ぶ人も多いとか。
30本立ちの大株。
<富嶽> 葉幅が広く、よい木姿をしている。泥軸泥根。
実生散り斑縞を総称して<富嶽>と称している感じで、
大型・中型とさまざまな系統がある。
山採り<四海波> どこの産地か聞き洩らしたが、美しい縞模様。
<建国殿> 中斑状に黄樺色の縞が2~3本というんが多い。
派手な中斑になると<羆>になる。柄は葉裏までとおらないのが
普通である。秋には柄が冴えて美しい。泥軸泥根。
柄のある木はルビー根。
<慶賀> 葉肉の厚い白散り斑縞。半立ち葉で力強い。
軸に少し泥があるが、根は青い。幽霊葉に近い派手木ほど喜ばれる。
<立司殿> 小型の立ち葉。葉重ねよく、葉数が多い。
はっきりしない紺縞である。泥軸で泥根。
新葉の中間から基部にかけて雪白の耳摺り斑が出る
こともあるが、いずれ暗む。
<羆錦> 白の先ハゼで後に白黄覆輪になる。
葉肉も厚く、中型でも大きい部類で、姿も整然としている。
泥軸泥根。
<十二単> 葉幅の広い立ち葉で、葉先鋭くとがる。
襟組み・葉重ねよく、老木になるにつれ大きく一方に曲がる。
子吹きもよい。青軸青根。
昨日は、いい天気でしたネ~。
友人と、かんぽの宿までWALK&RUNをしてきました。
昨朝の“ラジオ深夜便”の放送から。
昨日(4/21)の花は、“さくら草”で、花言葉は、少年時代の夢・青春だそうです。
今日の一句は、“咲き満ちて 庭盛り上がる さくら草”でした。
たがさん宅のお庭を想像させるような一句ですネ。
おはようございます。
深夜というか早朝というか、
ラジオでよい番組があるのですね。
さくらそうの花言葉は
知りませんでした。
貴兄は俳句も嗜んでいるのですか。
なかなかよい句です。
昨日の好天とうって変わって
今日は終日の雨となりそうです。
たが 様
今日の一句は、高名な俳人の作です。
小生の作った句ではありません。
ただ、俳句・短歌は、父の影響を受け、“これは、川柳ですネ~”などと言われながらもやっています。
いい句だなと思いました。
いつか自作の一句を
ご披露してください。
たのしみにしています。