晩酌のお供にお気に入りの富貴蘭を卓上に乗せ、杯を傾ける。
毎晩一鉢を蘭舎の棚から持ち出し、株の表裏を眺めまわす。
食事に時間がかかり、後片付けが遅くなるので家内は余り喜ばない。
(順不同)
1 <富貴殿>(ふうきでん) 3鉢
富貴蘭を代表する人気品種。
20年前に栽培していた株は知人に譲渡。
現在栽培中の3鉢のうち一番古いものは
平成14年に入手した左端の鉢。
2 <天恵覆輪>(てんけいふくりん) 2鉢
<御城覆輪>の変化したもの。
左の大株は8年栽培中。
3 <朝日殿>(あさひでん)1鉢
よく増えて作りやすい入門種。
棚入りして5年。
4 <烏帽子丸>(えぼしまる) 1鉢
葉の表面はラシャ地に近く、つやがない。
5 <青光墨>(せいこうぼく)1鉢
天冴えの白散り斑縞。葉裏に墨を流す。
6 <紀州雪虎>(きしゅうせっこ) 2鉢
白の虎斑で泥軸泥根の<雪山>に似ている。
本種は泥軸青根で、根の成長期には判別できる。
7 <朱天王>(しゅてんのう) 4鉢