狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

民間救急の軽飛行機が墜落 2人死亡 沖縄・伊江島空港で訓練中

2022-03-13 05:59:32 | 政治

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きょうの沖縄タイムス一面トップと社会面トップの飛行機墜落の大見出しを見て、沖縄タイムスの一喜一憂する様子が脳裏を過った。

「ヘリらしきものが墜落した」と関係者からの通報があった。米軍機でないことは確認した。

米軍機でないことを知った沖タイ記者、さぞや落胆しただろう。

「号外の準備をしていたのに・・・」と。

■一面トップ

メッシュ機墜落2名死亡

■社会面トップ

訓練中事故「まさか」

機体大破 住民に衝撃

航空機墜落で死者が出た情報の第一報を受けた沖タイ記者は、「米軍機であってほしい」と念願。さらに「オスプレイであってほしい」「死者が出てほしい」と不謹慎な願望を描いただろう。

だが、沖タイ記者に取っては残念ながら、墜落機は米軍機ではなかった。

そしてオスプレイでもないと知り、落胆したのではないか。

仮に墜落機が米軍機であり、民間人が死亡していたら沖タイ記者は狂喜乱舞の心境だっただろう。

 

民間救急の軽飛行機が墜落 2人死亡 沖縄・伊江島空港で訓練中

配信

沖縄タイムス
沖縄タイムス+プラス ニュース

普天間第二小学校移転は反基地運動に妨害された?(下)【誤解だらけの沖縄基地・10】

2016年2月2日 07:01有料

 「危険と同居 仕方ない」「PTA苦渋の決断」

 1992年9月19日付の沖縄タイムス朝刊の見出しだ。米軍普天間飛行場に隣接する普天間第二小のPTAが18日に開いた臨時総会。これまで宜野湾市に毎年のように求めてきた校舎移転を断念し、現在地での建て替えを求めることを決めた。

 なぜ、苦渋の決断をしなければならなかったのか。建築から20年以上たち校舎は老朽化。建設費の高率補助が適用される復帰特別措置法の期限が2年後に迫り、キャンプ瑞慶覧の一部を返還させて移転するのか、現在地で建て替えるのか、決断を迫られていた。

 たとえ移転を選択しても、学校用地費は計画当初の25億円から50~60億円に高騰。市が要求してきた国の補助は認められず、移転はいつになるか分からない-。

 PTAの決議を受け、第二小は現在の場所で増改築され、96年に新校舎が完成した。

 当時、校長の比嘉岳雄さん(81)は「天井のコンクリートがはげ落ちて落下する。鉄筋はむき出し。私たちにできることは、老朽化による危険から子どもたちを守ること。米軍基地からの危険を取り払うのは政治にしかできなかった」と振り返る。

 比嘉さんは新校舎落成記念誌に、沖縄に米軍基地が集中している現状を踏まえ、国から用地費の補助が出なかったことに、こう記している。

 「当時の関係省庁は沖縄の実情を全く組み入れず、全国共通メニューで操作していて、政治的配慮に欠けていたと思う」

 さらに、学校を移転しても米軍基地の整理縮小、市全体の危険性にはどう向き合うのか。移転計画は基地あるがゆえの問題に阻まれた。

 一般質問で第二小問題を取り上げていた革新系元市議の上江洲安儀さん(80)は「第二小が移転するということは普天間飛行場が存在し続け、市に危険がそのまま残るということだ。近くにはほかの学校もあり、第二小を移転したとしても、根本的な解決につながらない。普天間飛行場こそ撤去するべきだった」と指摘する。

 報道は、歴史的背景や経緯が不明なままネット上で拡散し、オスプレイや辺野古新基地建設の反対運動への批判を誘導している。

 沖縄国際大学の佐藤学教授(政治学)は「報道を利用した反対運動への批判は、沖縄への米軍基地の集中を正当化したい心理があり、沖縄をおとしめて、罪悪感を拭いたいという気持ちがある」と指摘。その上で、「若者がネット上の虚偽の言説を受け入れてしまうのはなぜかも考える必要がある」として、歴史の知識の欠如に警鐘を鳴らした。(「沖縄基地」取材班

★いまどき「防空演習!」小学校が訓2017-01-10 

 

 

沖縄タイムス 2017年1月9日

普天間小学校にフロンティア賞

防災甲子園

自然災害の教訓を生かし、防災への意識を高める活動をしている学校や団体を表彰する第12回「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)の表彰式が8日、神戸市中央区で開かれた。今回のグランプリは高知県立須崎高。 地域住民と南海トラフ巨大地震の津波に備え、避難場所までの時間を測り、危険な場所を絵や地図で示した「避難カルテ」を作成した。宜野湾市の普天間小学校は、フロンティア賞を受賞した。 飛行機墜落を想定した避難訓練を行うなどの取り組みが評価された。

 (10日付コラム「大弦小弦」も同じ趣旨

 【追記】10;02

[大弦小弦]自然災害に対する優れた防災教育の…

 

 自然災害に対する優れた防災教育の取り組みを表彰する「ぼうさい甲子園」(毎日新聞社、兵庫県など主催)で、普天間小学校がフロンティア賞を受賞した(9日付26面)。内容は米軍機墜落を想定した避難訓練

▼同賞は「過去に応募がなかった地域・分野での先導的な取り組み」を顕彰するもの。受賞は喜ばしいが米軍機墜落は自然災害なのか、考えてしまった

▼同様の訓練は普天間飛行場に近接する普天間第二小、嘉手納基地近くの屋良小などでも幼稚園を含め、年間行事として行われる。何度か取材したがハンカチで鼻と口を押さえながら走る子どもの姿を見て、いたたまれない気持ちになった

▼6年前の普二小の訓練後、校長はこう児童を諭した。「墜落だけでなく時には『あれ、今のエンジンの音は変だぞ、いつもと違うぞ』と飛んでいる飛行機に注意を払うことも必要です」

▼児童にこんな注意をしなければいけない学校が、日本のどこにあるのか。墜落は、米軍に好き勝手な運用を許している政府の姿勢に起因する。天変地異ではない

▼復帰後に県内で発生した米軍機墜落は47件で、単純計算で年1回超のペースだ。だから基地周辺校は避難訓練をやらざるをえない。でも、これが異常であることを意識し続けたい。こんな避難訓練はなくさなければならない。一日も早く。(磯野直)

                                          ☆

 >飛行機墜落を想定した避難訓練を行うなどの取り組みが評価された。

最近頻発する地震や津波に備えて、小学校で防災訓練をするのなら、表彰してもおかしくない。

だが、いつ落ちるか分からない航空機に備えて、小学校で「防空演習」をするなど聞いたことがない。

これでは、まるでヤクザの脅しではないか。

何も知らず、踊らされる小学生が哀れである。

ちなみに沖縄の米軍基地問題に詳しい篠原章さんによると、「(沖縄では)復帰以来、米軍機の事故でけがをし、死亡した県民は一人もいない。これは偶然ではなく、パイロット、軍の努力の結果。自分は死んでも住民に被害を与えないというのが軍の姿勢だ」とのこと。

沖縄2紙が何かというと誇大に報道する「沖国大米軍ヘリ墜落事故」も、民間人、搭乗員を含み死傷者は1人も出ていない。

 

小林よしのり氏が取材で普天間第二小学校を訪問したときの話しである。

「世界一危険な米軍基地」と言われる普天間基地に隣接する小学校での基地被害を実際に体感する目的で、校長先生に面談した。

校長先生は、米軍用機が撒き散らす騒音被害で、授業もままならないといった苦情を切々と訴えた。 だが、その時はなぜか軍用機の飛来はなく騒音被害も体感できなかった。校長のはなしでは、「今日は偶然飛行機の飛来が少ないが、通常はもっと煩い」と説明した。

小林氏が事前に沖縄メディアで予習してきた情報とはかけ離れた現場の状況(静か)だった。

それでは取材の意味をなさない。

そこで、学校の近くの店でコーヒーを飲みながら待機。 騒音被害の実体験を試みた。

ところが午前中待機しても沖縄メディアが報じる激しい騒音被害を体験できなかったので、お店の人に聞いたら、「特に意識はしないが、時には騒々しいこともある」という程度だとのこと。

沖縄メディアが一点を切り取って誇大に報道する情報を鵜呑みにしたら、実態を見誤る。

民主党政権当時、田中防衛大臣が普天間第二小学校を視察したときも、沖縄メディアで予備知識を得たせいか、つい本音を言って沖縄2紙やしんぶん赤旗のバッシングを受けたことがある。

就任後初めて来県した田中直紀防衛相が、宜野湾市の嘉数高台から米軍普天間飛行場を視察した際、同飛行場に隣接する普天間第二小学校の安全性について、「すぐ頭上にヘリコプターが降りてくるというが、そういうケースはそんなに多いわけじゃないんでしょう?」と、真部朗沖縄防衛局長に質問する場面があった。

バカ正直丸出しの無能な田中防衛大臣は、沖縄メディアが垂れ流す下記写真などで洗脳され、普天間第二小学校のことを「空を覆う軍用機の騒音の合間合間に授業をする小学校」と想像していたのだろう。お気の毒である。

写真

(写真)校庭で遊ぶ子どもたちの頭上を、覆いかぶさるように着陸進入する米軍機=2010年6月22日、沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校(しんぶん赤旗)

田中氏の発言に、県幹部は「大臣が視察するときは米軍の訓練も減るとも聞く。大臣は嘉数高台から見たままを口にした可能性もある。事務方のレクも不足していたのではないか」との見方を示した上で、「県が普天間の危険性除去に取り組む中、多くの市民、県民が聞いて気持ちのよい言葉ではない」とも述べた。

ちなみに筆者は普天間基地に隣接する野嵩地区に在住するが、騒音で生活を乱されると感じたことは一度もない。

ところが本音を語った田中防衛大臣に対する批判は問責決議の話が出るほど激しいものだった。

以下は田中防衛大臣の「本音」を批判する当時の新聞赤旗。

 しんぶん赤旗 2012年1月27日(金)

「世界一危険」な普天間基地

騒音 年間2万回 苦しむ宜野湾

田中防衛相の暴言に批判

 田中直紀防衛相が米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)に接する普天間第二小学校について「(頭上を飛ぶヘリは)そんなに多くない」と発言したことに、県民から強い批判の声があがっています。


沖縄では時々信じられない話が新聞記事になる。

「流れ弾注意!」の看板のことだ。

那覇から北部に向かう高速道路を走っているとき、「流れ弾注意!」と表示した大きな看板が道路わきに見えたときはさすがに驚いた。

これは金武町のキャンプハンセンにある都市型戦闘訓練施設で在沖陸軍特殊部隊(グリーンベレー)が行う実弾射撃訓練では流れ弾が頻繁に飛んでくるので、運転者は要注意という意味だ。

念のため、当時の地元紙を引用しよう。

「流弾に注意!」 看板で危険訴え - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 

 

 
沖縄自動車道沿いに危険性を訴える看板を設置する区職員と行政委員=10日午前、金武町

 【金武】金武町伊芸被弾事件で伊芸区(池原政文区長)は10日午前、同区を通る沖縄自動車道沿いに被弾の危険にさらされる同区の危険性を訴える看板を設置した。

同区の職員と行政委員が製作。横8・2メートル、縦1・8メートルで、「流弾に注意! 米軍実弾射撃訓練中」と、自動車道を通行中の運転手にも分かるよう、大きな文字で書いてある。同日午前、看板を針金で固定した。
 2005年には米軍キャンプ・ハンセン内レンジ4の都市型戦闘訓練施設の危険性を訴えて、同じ場所に「流弾に注意! グリーンベレー訓練中」と書かれた看板が設置されていた。池原区長は「事件がうやむやにならないよう、地域の問題ではないと看板を設置した。度重なる事件に区の怒りを表している」と語った。

                ☆

 

北海道では道路脇に「狐出没注意」との看板が有ると聞くが、狐や狸なら運転で避けることができるが、流れ弾をどのようにして避けることができるのか、ご教示願いたいものである。

 

ちなみに「流れ弾注意!」とのバカバカしい看板は県民の顰蹙を買い、その後取り外されている。

そのまま残して置けば、「流れ弾注意・観光ツアー」が出来て、県の観光産業に貢献できたかもしれない。 残念!

 

冗談はともかく、冒頭に紹介した「防空演習」も「流れ弾注意」と同様、実際はありえないことで県民をミスリードする基地反対派の策謀である。

 

参考 続・幻の流弾事件、 - 狼魔人日記

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2 コメント

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本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2022-03-13 10:45:14
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オピニオン面に一般投稿9本(児童生徒の「ぼくも私も」除く)。

「ヤギ飼育に期待膨らむ記事」の八重瀬町・宮城源市さん(79)は、2020年12月15日以来の掲載。
「心温まる『小さな親切』運動」の東京都・篠塚真利子さん(60)は、1月23日、3月4日に続き今年3回目の掲載。
「理解に苦しむ年金支給減額」のうるま市・長濱清信さん(84)は、1月22日、2月4日に続き今年3回目の掲載。
「呉屋さんの投稿に毎回拍手」の那覇市・岸正明さん(62)は、2月12日に続き今年2回目の掲載。
「電子図書館 全ての自治体に」の那覇市・比嘉稔さん(62)は、今年初掲載。
「にぎわいなかった牧志周辺」の那覇市・山内昌一さん(81)は、1月8、28日、2月6、15日、3月3日に続き今年6回目の掲載。
「交通事故直後の厚情に感謝」の浦添市・野村静枝さん(68)は、今年初掲載。
「消費者裁判手続特例法 より利用しやすい制度に」の南風原町・国吉泰史さん(34)は、2012年10月3日以来の掲載。
「タンカン畑の親子げんか」の那覇市・豊里一貴さん(39)は、2月5日に続き今年2回目の掲載。
 
カギカッコは投稿欄における見出し。



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Unknown (amai yookan)
2022-03-13 20:50:15
 選挙でも近いのかな?

● んhkがまた過去の記事を持ち出して放送(米軍少女暴行事件:1995年)

確かに酷い事件だったが・不死鳥の如く・毎年毎年繰り返し、ひっくり返し放送されたのでは、たっまったもんじゃーない・気分は滅入る一方だ

もーちょっと、前向きに、新しーニュースでも遣って、くれなくちゃー受信料払ってて損した気分になる

● 選挙前になると決まって「米軍事件の荒さがし=ペット・ボトルがヘリから落ちた」なんて、大騒ぎ・トップニュースとなったりして、ウンザリだ

● せめて候補者の言ってる事をFACTし・調査して・県民が正しい選択できるべく報道するのが、報道者のお仕事・使命じゃーなかったのか?・古物でお茶を濁すのも、いい加減にしろってんだ!
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