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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

星雅彦氏、週刊新潮第二弾!沖縄版・言論封殺魔登場

2009-08-04 06:53:14 | ★集団自決

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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現在発売中の週刊新潮8月6日号で、櫻井よしこ氏の星雅彦氏への取材第二弾が掲載されている。

前回は最初に櫻井氏から電話が入り、取材の申し込みを受けたがお互いの日程が合わず、日時を設定して改めて櫻井よしこ氏の電話取材を受けたという。 

その後、週刊新潮の記者が来県し、上原氏と二人で取材を受け、その取材内容を櫻井よしこ氏が目を通して特集記事にするとのことだった。

ところが今回は星氏のほうから電話をいれたという。

その記事の冒頭部分を紹介する。

《櫻井よしこ 日本ルネッサンス

沖縄戦、県民疎開に尽力した知事

沖縄の星雅彦氏が興奮気味に電話をかけてきた。
「昭和19年11月3日、那覇市で県民決起大会が開かれ『県民一丸となって戦おう。 元気な若者は戦おう。 老人と婦女子は日本古来の伝統にのっとり、後顧の憂いなからしめるために集団自決しよう』と決議したと報道されています。 この決議があったのなら、集団自決は軍命に関わりないことが明らかになります。 この報道の根拠はなんでしょうか」
星氏は文芸誌『うらそえ文藝』の編集長で、去る6月9日、日本軍の集団自決はなかった、だが沖縄のメディアはそのことを報じないと記者会見で語った人物だ。 
沖縄戦で米軍の艦砲射撃が始まった後の昭和20年3月25日から29日にかけて、住民が自決、それは軍命だったとされてきた。しかし、それより4ヶ月以上前に県民大会で前述の決議をしていたとしたら、軍命説は覆されると星氏は言うのだ。
同決議を報じたのは05年9月号の『正論』だった。 発言の主は梅澤裕氏。 氏は集団自決を命じた本人とされ、同じく軍命を下したとされる故赤松嘉次氏とともに、大江健三郎氏から「罪の巨塊」「者」「アイヒマンのように、沖縄法廷で裁かれてしかるべき」と非難された(「沖縄ノート」岩波新書)。
梅澤氏は集団自決など命じていないとして、大江氏らを訴えている。 
私は、星氏に問われてすぐ梅澤氏に電話し、氏が4年前に語った県民会議について尋ねた。 いま92歳の氏は電話口で実に詳細に語った。 
「慰霊祭で二度目に沖縄に行ったとき、座間味にいた郵便局長の石川重徳さんから聞きました。 昭和19年の明治節(明治天皇誕生日、11月3日)に、沖縄本島で決起大会が開かれた。 集まったのは県長(知事)を筆頭に県庁の主要人物、市町村の長や助役、警察、消防の主だった人たちで、軍は参加していなかったそうです。 そこでは、間もなく米軍がくる、働けるものは第32軍(沖縄軍)に協力しよう。 しかし我々は日本人だ、老幼婦女子は自決して後顧の憂いなきようにしよう、となったそうです」》

記事はこの後、「消えた『沖縄新報』」という小見出しで、梅澤氏の談話が続くが、著作権の関係で続きは同誌を購入して読んで頂きたい。

ところで目取真俊氏が自身のブログで星雅彦氏との面会と題して、星氏と面談したこと書き綴っているが、星氏が裁判の判決文全文は読んでいないことを捉えて、「判決文も読まずに安易に発言するな」と取れる「ソフトな言論封殺」をしている。

記事内容に不自然な点が多いので、星氏に問い合わせたところ、意思疎通上の誤解なのか、それとも目取真氏の意識的・確信犯的な誤記なのか、星氏の発言が数箇所にわたて歪曲して報じられている。

その詳細はここでは省いて稿を改めたいが、そもそも目取真氏のような「裁判応援団」の中心人物ならともかく、裁判に関わっていない星氏が裁判の膨大な判決文を読まなければ発言できないと言う謂れはない。 

「隊長命令の有無」に焦点を当てて発言している星氏としては、裁判の結果である「大江・岩波の謝罪・出版差し止め」などには興味がないようで、本人の言うように、判決は新聞の「判決要旨」を検証するだけで足りるはず。

結局、目取真氏はいつもの反対論者に対する得意の罵詈雑言を極力抑えて、「これ以上発言は控えるように」とソフトな圧力を加えたつもりらしい。

地元紙に連載コラムを持つ目取真氏なら、星氏の発言の疑問点は紙上で論ずれば済むことを、発言を控えろということは、やはり沖縄では沖縄二紙に反旗を翻した論調は罷りならんということなのか。

沖縄版・言論封殺魔の登場とは・・・。

ブルブル、恐ろしや!

 

【おまけ】

動画⇒ 集団自決サイパンが近因だった!

 

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6 コメント

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Unknown (涼太)
2009-08-04 18:18:22
狼魔人様

週刊新潮、近所のセブンイレブンで今買ってきました。櫻井よしこ先生は「沖縄県民一丸となってた戦う。玉砕もいとわない。」と沖縄県民が昭和19年の明治節で誓った。と書いています。集まった人達は、知事を筆頭に県庁、警察、消防署の幹部となっています。軍の関係者は一切参加していません。そこには、沖縄の馬鹿左翼が主張する「32軍の牛島中将が軍、官、民の共生共死を強制した。」とかの話は入り込む余地がありません。残念ながら音頭を取った泉知事は逃げてしまいますが、後任の島田知事は立派に任務を果たし、短期間で約22万の県民を疎開させています。残念ながら島田知事の疎開勧告に応じない人の多くは犠牲になっています。島田知事は一軒一軒農家などに飛び込んで、疎開をお願いしています。島田知事は混乱した沖縄の住民保護の為、牛島中将のたっての頼みで沖縄に来た知事です。疎開するもしないも自己責任です。「住民の犠牲全てが、日本軍の責任。」と言う、沖縄の馬鹿左翼の主張は明らかに間違いです。
島田知事に「知事も県民のため、一生懸命尽力された。もういいでしょう。」と疎開を勧める人に島田知事は言います。
「君、県の長である自分が疎開できると思うかね。」と。
当時は戦争中です。日本中がそんな時代です。当時の風潮を現代の感覚で非難するのはナンセンスです。
沖縄県も、32軍も住民保護に全力を尽くしたのです。当時の日本人が戦ったから。当時の人達の価値観の上に今の日本の繁栄があるのです。
残念なことに、9条信者なる少女趣味的平和主義者を生んだのは、マイナス面ですが。

当時の人達の、遺産の上にあぐらをかいて、日本人が戦う姿勢を忘れたら、日本はどうなるでしょう。
戦うと言っても、即戦争をやるべきとは言いません。
戦うにも色々あります。外交、経済、技術、防諜、多種多様な戦いがあります。今の日本が勝っているのは経済、技術戦争ぐらいです。
外交、防諜面ではやられっぱなしです。残念です。
返信する
Unknown (涼太)
2009-08-04 19:31:58
狼魔人様

集団自決問題を考えたとき、当初は「軍の命令だ」と言っておきながら、それが証明できなくなると、いや、当時の養育だ、軍の構造だと詭弁する沖縄側の姿勢が、この問題を拗らせている一番の原因です。こんな幼児のような駄々をこねる。そんな我儘は大人の社会では通用しない。と毅然たる態度で臨むことが、日本本土の責任ではないでしょうか。
もう、これ以上沖縄を甘やかすべきではないと思います。日本本土も偽11万集会や少女暴行でっち上げ事件を糾弾したように、安易な妥協はしないでしょう。その結果沖縄との対立が深まってもしょうがないと、多くの国民は思っています。
返信する
とうとう・・・・。 (もみ)
2009-08-04 20:02:31
お久しぶりです。
とうとう沖縄にめどるまや佐藤優並の「言論封殺魔」が出てきたんですね。
沖縄の膿が染み出してきたみたいで気味が悪いです。涼太様の言われるように沖縄を甘やかすとどんどん膿が止まらなくなりそうで恐ろしいです。それにしても、めどるまの抜け作のブログを見ましたが下らないふざけた内容の上に
いちいち沖縄の青い海の画像でごまかしている馬鹿馬鹿しさにあきれてしまいます。
櫻井よしこ様は信用できる方なので安心できますが沖縄の人達の何割が左翼にまどわされずに
真実を見つけ出せるか?それが沖縄の課題になると思われます。(乱文、失礼致します。)
返信する
週刊新潮ですか・・・ (Surnivers)
2009-08-04 20:43:50
今は失業中で、流石に買えません。
既に2誌購読しているので精一杯です。
今度書籍化されるのを待ちます。

それにしても、新聞紙に反する発言が出来ないとは、驚きですね。
凄い人物です。
日本である、と言う事を分っているのでしょうか?
返信する
購入しました (ヒロシ)
2009-08-04 21:24:40
狼魔人様
週刊新潮の紹介ありがとうございます。
さっそく購入してきました。
本来ならば本土のマスコミが取り上げるべきなのでしょうが
沖縄の左翼に対しては腫れ物に触るような態度しかできません。
政治家にも同じ事がいえますが。
狼魔人様、縁側様、Takashi様達のような方のおかげで段々と真実が広がってきていると思います。
しかしながらまだ16%には達していないでしょう。
先日の記者会見、チャンネル桜、櫻井よし子さんたちの発信が多くの方に届けば(最高裁裁判官の眼に届けばいいのですが)いずれ16%に達し、その後一気に広がるでしょう。
残りの16%は言論封鎖魔たちです。(笑)
返信する
Unknown (狼魔人)
2009-08-05 07:34:41
涼太さん

沖縄では民間人の島田知事は「良い人」で、軍人の牛島司令官は「悪い人」が定着しているようです。

今朝のタイムスにも「島田知事が住民を知念半島に避難させようとしたが、牛島司令官が反対したので多くの犠牲者が出た」というウソの記事を掲載しています。

「軍命論」についての貴コメント、本日のエントリーに引用させてもらいました。


もみさん

真正面から議論すれば負ける連中が「言論封殺魔」に化身するのですね。



ヒロシさん

「つくる会」の教科書が横浜市で採用され、今朝の沖縄タイムスは怒り狂っていますね。(笑い)

「11万人集会」のテーマである「教科書検定意見撤回」が拒否されたわけですから、「つくる会」教科書は自然の流れですがね。

16%の言論封殺魔、しぶといですね。(笑)

Surniversさん

新潮記事、後半の概略は上記涼太さんがコメントで紹介していますが、6日か7日には全文紹介しますので、しばしお待ちください。



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