狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

和解!嵌められたのは翁知事!

2016-03-09 07:17:25 | 普天間移設

 

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当日ご協力いただける方は是非下記の連絡先までご連絡下さい。
よろしくお願い致します!
担当(090-2588-5051)
実行委員会準備会
 
 

国は和解条項を直ちに実行した。

県の「埋め立て取り消し」に対する「是正指示」だ。

県がこれを受け入れるはずはなく、国地方係争委員会に不服申し立てをするはずだ。

ここまでは、「和解案」に折込済みであり、県がとやかく言う筋合いではない。

だが、「和解」により裁判が一旦仕切りなおしで一本化され、急転直下の問題解決の可能性が出てきた。

 

翁長知事が「和解」の真意にやっと気が付いたようだ。

辺野古の工事を一時中止させ、代執行訴訟を取り下げさせたので、辺野古シュワブゲート前のジジ・ババ活動家たちとともに「県の勝利」と喜んだのだが・・・。

ぬか喜びだったと気が付いたのだ。(涙)

今朝の沖縄タイムスは、開き直りとも取れる大見出しが乱舞。

■一面トップ

知事「和解は2訴訟」

別裁判で権限行使も

菅氏は否定的な見解

■二面トップ

知事、敗訴でも対抗

和解条項 フリーハンド確保

防衛相「全作業止めた」

ボーリング調査も中断

国の是正指示

県が文書受理

指示に応じず係争委へ

 

辺野古「和解は2訴訟」 翁長知事、別裁判で権限行使も

沖縄タイムス 2016年3月9日 05:02

 翁長雄志知事は8日、県議会の本会議で、名護市辺野古の新基地建設に伴い、国と県が訴訟で和解した内容を与野党の県議に説明した。知事は和解条項に、是正指示の取り消し訴訟の判決が確定した場合、国と県が「判決に従う」と明記されていることへの対応を問われ「これは2件の訴訟に関しての和解だ」と強調。判決に従う合意は、現在争われている埋め立て承認の取り消しだけに適用され、その他の知事権限は行使できるとの認識を初めて明らかにした。仲村未央氏(社民・護憲)への答弁。

» 社説[辺野古訴訟 和解]政治休戦で終わらすな

 「取り消し」以外の知事権限は、基地建設に伴い、国が工程を変更したい場合に県の承認を求める「設計変更申請」への対応などがある。

 知事は米軍岩国飛行場(山口県)の滑走路移設事業で、8回の設計変更が発生した経緯を指摘。「私は当選以来、設計変更も含め、たいへん厳しいものがあると話してきた。岩国の8回は参考になる。この問題は、なかなか厳しい状況になっている」と述べ、厳しい姿勢で審査に臨む姿勢を示した。渡久地修氏(共産)への答弁。

 自民の照屋守之氏は、判決に従う合意の意味を確認。「新たな裁判で国が負けたら、辺野古移設を断念する。県が負けたら、協力して(辺野古移設を)進めるとの確約ではないのか」とただした。

 町田優知事公室長は「若干、異なる。その訴訟の判決に従うが、あらゆる手法で新基地を造らせない県の方針は変わらない」と説明。新たな訴訟で敗訴しても、新基地建設の容認に転じるわけではないとした。

 

■菅氏は否定的な見解

 【東京】菅義偉官房長官は8日の会見で、翁長雄志知事が名護市辺野古の新基地建設をめぐる是正指示の取り消し訴訟で県側が敗訴しても、その後の別の裁判では新基地建設阻止へ知事権限が行使できるとの考えを明らかにしたことに、否定的な見解を示した。

 菅氏は「互いに同意した和解条項に従うべきだ」と述べ、是正指示の取り消し訴訟で確定した判決の効力はその後の裁判にも及ぶとの考えを提示。「和解条項を読めば皆さん分かるではないか」と翁長氏の発言に不快感を示した。「負けることを考えて発言したのかと思う」とも述べた。

                 ☆
 
>知事は和解条項に、是正指示の取り消し訴訟の判決が確定した場合、国と県が「判決に従う」と明記されていることへの対応を問われ「これは2件の訴訟に関しての和解だ」と強調。
 
これは翁長知事の勝手な思い込みによる屁理屈である。
 
辺野古訴訟の争点を突き詰めると、仲井真前知事の「埋め立て承認「と翁長知事が下した「承認取り消し」のどちらが適法かに突き当たる。
 
国と県で争われていた三つの訴訟もすべて同じ争点に集約できる。
今回の和解は三つの訴訟を一旦すべてご破算にしてスタートからやり直す意味があるが、最終的に一つの訴訟に集約されることは折り込み済みである。
 
 
>判決に従う合意は、現在争われている埋め立て承認の取り消しだけに適用され、その他の知事権限は行使できるとの認識を初めて明らかにした。

>「取り消し」以外の知事権限は、基地建設に伴い、国が工程を変更したい場合に県の承認を求める「設計変更申請」への対応などがある。

>町田優知事公室長は「若干、異なる。その訴訟の判決に従うが、あらゆる手法で新基地を造らせない県の方針は変わらない」と説明。新たな訴訟で敗訴しても、新基地建設の容認に転じるわけではないとした。

翁長知事は裁判で負けても、それは二つの裁判に限定されるので次々と別の争点で法廷闘争を繰り返すというのだ。

裁判で敗訴したら判決に従がうと法廷で発言しておきながら、その一方で擬態答弁では「あらゆる手段で辺野古阻止」を続けると公言しているのだ。

 

 
和解の理由を安倍首相は次のように述べている。

 

 「20年来の懸案である普天間飛行場の全面返還のためには、辺野古への移設が唯一の選択肢であるとの国の考え方に何ら変わりありません」

 「しかし、現状のように、国と沖縄県双方が延々と訴訟合戦を繰り広げている、この関係が続いていけば、結果として膠着状態となり、家や学校に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間基地の、そして沖縄の現状が、これからも何年も固定化されかねません。そんなことは誰も望んでいないとの裁判所の意向に沿って、和解を決断いたしました」

つまり、国の方針は「辺野古移設が唯一」変わりがないが、「国と沖縄県双方が延々と訴訟合戦を繰り広げている」ことは避けたい、ということだ。

 つまり訴訟の単純化により不毛な訴訟合戦に終止符を打ち、どちらが勝つにせよ早めの決着を裁判長が提案したことになる。

翁長知事の「敗訴でも対抗」という開き直りに対して、菅官房長官は次のように述べている。

「お互いに同意した和解条項に従がうべきだ」

「和解条項を読めば皆さんわかるではないか」

 

 それでは、「和解条項」(10項目)の第9項を検証してみよう

 「9 原告(国引用者)および利害関係人(沖縄防衛局)と被告(沖縄県)は、是正の指示の取り消し訴訟判決確定後は、直ちに、同判決に従い、同主文およびそれを導く理由の趣旨に沿った手続きを実施するとともに、その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する」(5日付琉球新報)

係争中の3つの「辺野古訴訟」は、すべて、「埋め立て承認取り消し」をめぐるもの。

「和解」後「協議」しても合意しない場合は、国から県に「是正の指示」を出し、やがて新たな裁判(「是正指示取消訴訟」)まで行くのは折り込みずみ。その判決には国も県も従う、というのが第9項の前段である。

「その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する」との後段部分は、今後予想されるの辺野古新基地建設をめぐって「国と県の争い」は、今回の判決の「主文およびそれを導く理由の趣旨」に沿って処理するという確約になる。

では「主文およびそれを導く理由の趣旨」とは何か。

それは1月29日に裁判長が提示した「代執行訴訟和解勧告文」には次のように明記されている。

 「現在は、沖縄対日本という対立の構図になっている。それは、原因についてどちらがいい悪いという問題以前に、そうなってはいけないという意味で双方ともに反省すべきである
 「今後も裁判で争うとすると、仮に本件訴訟で国が勝ったとしても、さらに今後、埋立承認の撤回がされたり、設計変更に伴う変更承認が必要となったりすることが予想され、延々と法廷闘争が続く可能性があり、それらでも勝ち続ける保証はない。むしろ、後者については、知事の広範な裁量が認められて敗訴するリスクは高い

 つまり、国勝訴の判決の後、翁長知事が意固地になって「あらゆる手段」で「辺野古阻止」に向い、「撤回」や「工事変更不承認」などが行われ、すべての裁判に国が勝訴する保証はない。(この辺は裁判長が国を和解に導くための脅し)

したがって、和解により一本化した訴訟の判決に双方が従がう、つまり「訴訟合戦」に終止符を打つことを明記したのが和解条項第9項だ。

多見谷裁判長が、「国勝訴」の判決を下すのはほぼ確定的だ。

県側が要求した9人の承認申請で環境の識者や安全保障の識者の証人申請を却下したのが何よりの証拠である。今回の和解を当初は「急がば回れ」で、辺野古の工事が一時中断するのは残念と考えた。

だが、裁判が一本化により単純化し、さらに「判決に従がう」という言質をとることにより、不毛な訴訟合戦に終止符を打つ公算が大きくなった。

結果的には、「急がば廻れ」のはずの和解が逆に翁長知事の「あらゆる手段」を封印する結果となったのは皮肉である。


ところが、翁長知事は4日の会見で、「あらゆる手法で、基地を造らせないということはこれからも信念を持ってやっていきたい」と述べている。

翁長知事は和解条項第9項の意味を知っているはずだ。

いやしくも県知事になるほどの人物が明文化された和解条項の意味を理解できないほどバカではないはずだ。

知っていながら知らない振りをしているとしたら、これほど県民をいや全国民を愚弄する話はない。

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コメント (18)    この記事についてブログを書く
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18 コメント

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Unknown (32年の歴史)
2016-03-09 17:48:22
タイムス・新報もブログを見てるんですねwまさかコメまでチェックする徹底ぶり
返信する
訂正 (東子)
2016-03-09 16:06:52
2016-03-09 09:27:05の冒頭

× 「辺野古テント村 荒らされる 資料、折り鶴など散乱 2014年6月20日 09:58」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-227263.html


○ 「辺野古テント荒らされる 展示資料や横断幕持ち去り 移設反対の拠点 2014年9月24日 11:52」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-232039.html
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 15:56:35
「抗議テント」のタグで驚いて、そちらばかり話題にしてしまったが、実は、新報は、努力しているのよねぇ。


「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

>市民ら最大約100人

「正す会」に沖縄2紙の「誇大な動員数」について散々皮肉を言われたせいか、“最大”約100人。
誇大と言われないように、“最大”約100人。
ということは、これから“最大”とついていたら正確、ついていなかったら「誇大な数」ということでOK?

“最大”の他に、ふかした数を誇大でないように見せる書き方に“のべ”がありますよ。
新報記者さ~~ん

「最大」と「のべ」、上手に使ってね。
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 15:33:50
「2016-03-09 09:25:47」には、

「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

>辺野古新基地 抗議テント

だったが、今、タグから「抗議テント」が、消えている。


「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

>辺野古 辺野古新基地 辺野古新基地建設


更新時刻の記載無し。
時刻は、初回登録時刻「5:01」のみ。


新報の記者さ~~~ん、見てる

返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 13:25:04
伊波氏を参院選候補に決めた昨年秋は、

「元宜野湾市長 伊波洋一氏 参院選出馬要請を受諾 2015年9月25日 18時35分」
http://www.qab.co.jp/news/2015092570761.html

>要請を受け伊波洋一氏は「喜んで受諾致します」と握手で応えました。

出席者皆さま、笑顔、笑顔。
http://www.qab.co.jp/news/wp-content/uploads/2015/09/15-09-25-07.jpg

 ↓
 ↓
 ↓

「参院選、元宜野湾市長・伊波氏の擁立決定 県政与党 2016年3月9日 09:43」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157703

>新里座長は会合後の会見で伊波氏の擁立を決定した理由について「(名護市辺野古の新基地建設問題など)現下の政治状況を考えた時に(辺野古反対の)『オール沖縄』がまとまる意義を確認した」と説明した。

憮然とした皆さまの顔。笑顔がないわ。
http://img.okinawatimes.co.jp/article_images/20160309/IMAG2016030968071_imh_02_l.jpg
返信する
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2016-03-09 10:59:08

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「新基地阻止へ 基金に賛同を」の八重瀬町・幸地忍さん(71)は、1月1、12日、2月13日に続き今年4回目の掲載。
「国の福祉予算 軍備に使うな」の那覇市・金城良雄さん(77)は、今年初掲載。
「最期まで世話 犬猫への責任」のうるま市・名嘉村肇さん(66)は、1月7日、2月7、8日に続き今年4回目の掲載。
「仲間と楽しく ペタンク夢中」の沖縄市・比嘉信雄さん(68)は、1月18日に続き今年2回目の掲載。
「沖縄人の誇りを持って」の西原町・与那嶺義雄さん(61)は、2013年12月14日以来の掲載。
「音楽を楽しむ」の豊見城市・喜納政宥さん(77)は、1月12日に続き今年2回目の掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。


返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 09:41:47
新報が「抗議テント」と呼ぶテントは、なぜ違法なのか

狼魔人日記「違法テント村を支援する稲嶺名護市長!海岸法違反の「辺野古テント村」 2012-07-04」
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/a46570152f0520aed61d93d06a7ff19c


新報が「抗議テント」と呼ぶテントの実態は

日本の定跡「ゴロツキ左翼のたまり場、辺野古テント村が荒らされた(笑) 2014-06-20」
http://norisu415.blog.fc2.com/blog-entry-2007.html
返信する
訂正 (東子)
2016-03-09 09:28:24
× なぜ「2014年6月20日に続き5回目」と書かないのか?
○ なぜ「2014年6月20日に続き6回目」と書かないのか?
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 09:27:05
「辺野古テント村 荒らされる 資料、折り鶴など散乱 2014年6月20日 09:58」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-227263.html

では、わざわざ、


>同テントは6月にも展示物が荒らされている。

と、「2014年6月20日の荒らされたこと」に触れている↑。
しかも、「自作自演」でないと念押しまでしている↓。


>関係者らは「展示している資料や紙面が主義主張と合わないと感じた人物が取り去ったと思う。展示物の内容を選びはぎ取ったようだ。今後も同様な行為が想定できるが、心ない行動はやめてほしい」と訴えている。
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 09:26:24
「辺野古テント村 荒らされる 資料、折り鶴など散乱 2014年6月20日 09:58」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-227263.html

↑の記事が検索されたので、ついでに。

この事件は、この事件だけにとどまらず、後日手登根氏が「テント住民の自作自演でないか」と言ったことに、反対派がひどく反発した。


「沖縄のネット右翼の動き 3 ー 手登根安則氏のデマの構造 2014-07-17 07:49:43」
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/5ad46fa83778408b06887c30992a34f3

あれ以来、あの違法テントが荒らされたというニュースは知りません。
ニュースにならなくても荒らされることはあったのか?


「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

>漁港近くのテントが荒らされるのは昨年5月に続き4回目だが、燃やされる被害は初めて。

だそうですからね。

ここで疑問。
なぜ、「昨年5月に続き4回目」と書いたのか?
なぜ「2014年6月20日に続き5回目」と書かないのか?
単なる記者の健忘?
それとも、触れたくない「事件」?
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 09:25:47
「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

>辺野古新基地 抗議テント

この記事に付けられたタグ。
新基地は誤りだと言っても、相変わらず。

それに、公道上に設置された違法テントを「抗議テント」ですって。
違法テントのせいか、警察に連絡したとか、書いてないわね。
違法に集めた金を持ち逃げされても、盗難届がだせない、あれみたい?


>漁港近くのテントが荒らされるのは昨年5月に続き4回目だが、燃やされる被害は初めて。

4回目ねぇ。
で、過去記事を検索すると、


「辺野古テント村 荒らされる 資料、折り鶴など散乱 2014年6月20日 09:58」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-227263.html

>午前7時50分、現場を確認したヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「こんなことは初めてだ。折り鶴には子どもたちの平和を願う思いが込められており、その善意も踏みにじる行為だ」と憤った。

「辺野古テント荒らされる 展示資料や横断幕持ち去り 移設反対の拠点 2014年9月24日 11:52」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-232039.html

>名護市辺野古漁港で米軍普天間飛行場の移設反対の行動拠点となっている座り込みテントで24日午前、何者かによって展示資料や横断幕などが持ち去られているのが見つかった。
>テント入り口に掲げていた「勝つまではあきらめない」と記した横断幕をはじめ、この日で3811日目となる、10年の戦いの日数を示す看板の数字部分が抜き取られていた。
>テント内では、ベニヤ板の壁に埋め立て工事などの様子をまとめた新聞紙面を貼り、上下をひもでくくりつけていたが、板ごと3枚がなくなっていた。
>24日午前7時半すぎ、座り込みに参加する住民が確認した。


が、見つかった。
しかーーし、どちらの記事にも「辺野古新基地 抗議テント」のどちらのタグ無し。
ちなみに

文頭の「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

のタグ「抗議テント」をクリックしてみると、

文頭の「辺野古漁港の抗議テントに焼かれた跡 パネルや折り鶴散乱 2016年3月9日 05:01」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-235393.html

記事のみ上がってくる。
どうやら、今日からできたタグのようだ。


今後、新報は、「違法テント」を「抗議テント」と呼ぶと宣言した。
「違法テント」=「抗議テント」という基準なら、私のような単純な者は、辺野古の海に出てフロートを超えるカヌーを支援する「抗議船」=「違法船」と思ってしまう。
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 08:44:53
「参院選、伊波洋一氏擁立結論また先送り 9日にさらに協議 2016年3月8日 12:14」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157593

伊波氏で勝てるか? と 伊波氏で勝てるか!
伊波氏の代わりは?
原稿読みの志村氏のような政治の素人で良いか?

トランプ氏は政治の素人。
従来の政治のプロを権威主義者として攻撃したのが受けた。
だが、志村氏との違いは、トランプ氏にはテレビ番組のキャスターとして培われた徹底的な語りの上手さがある。


「辺野古反対」で「普天間の“早期の”危険性除去」の道筋を示せない以上、「辺野古反対」を言うのは、不利。
かといって、裁判に注目が集まっているのに「辺野古反対」に触れないのも、変。
このジレンマもある。
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 08:27:23
「根本案」には30年使用か、軍民共用の条件があったが、「暫定案」は、協議(または裁判)で、「辺野古移設」が決まっても、30年使用か、軍民共用の条件が無い。
仲井真前知事が「承認」を出したそのまま。
翁長知事の言う「100年使用も可能」になる。

なのに、「暫定案」を推した理由は?
「暫定案」でも「根本案」でも、辺野古移設ができた場合を考えなかったのか?
「暫定案なら、辺野古工事が無くなるかもしれない」に賭けたのか?

ツイキャスで観た「代執行訴訟」を起こされたあくる朝のシュワブ・ゲート前のお通や状態、覚えていますよ。
山城氏が「裁判の行方に一喜一憂しないで。数を結集すれば必ず止められる(意味的に)」と言って、励ましていた。
あの時点で、代執行訴訟を起こされたら、負けると反対派幹部は知っていた。
だから、負けても、ごねるぞーの気満々。
数の動員のために、「オール沖縄会議」を作った。
それが一転、「和解」。
「和解」に持ち込めば、「工事白紙」は無理としても「暫く中断」。
それを、反対派の勝利と言えば、まだまだ「怒りのエネルギー」を集められると。
彼らは、辺野古反対なのではなく、「“注目される”かつ“差別、反戦争を連想しやすい”反対のシンボル」が必要なだけ。
「政府が普天間固定」と言えば「辺野古へ移設せよ」と反対派は言い出すという分析まであるくらいだ。

あれだけ、タイムス、新報は、「暫定案」「暫定案」と大合唱していたが、本当に「暫定案」で良かったのか?



【参考】
「<社説>オール沖縄会議 新基地反対運動の弾みに 2015年12月16日 06:02」
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-189264.html

>県の法廷闘争を支援するとともに、これまで建設反対運動に関わってきたさまざまな組織を糾合して体系化し、幅広い枠組みで新たな取り組みを展開していく狙い
>島ぐるみ会議はあくまで個人参加による組織であり、団体単位では加入していない。
>このため組織的な行動面で課題があった。
>今後は新たな会議が中心となり、辺野古のキャンプ・シュワブ前での反対運動などで、より統一的な対応を図っていく
>オール沖縄会議の共同代表には、稲嶺進名護市長、高里鈴代「島ぐるみ会議」共同代表、呉屋守将金秀グループ会長の3人が就任
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 08:26:32
「社説[国、是正指示]協議する気はあるのか 2016年3月8日 05:00」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157501

>瑕疵(かし)を修正し是正指示に臨むなら、何より政府がしなければならないことがある。
>それは自らの非を認め、沖縄県と県民へ謝罪することである。

瑕疵を修正し是正指示に臨むならwww
いつそんなこと(瑕疵を修正=承認に瑕疵あり)を言ったっけ?
是正指示は、「暫定案」にあるからでしょ。


「負担軽減も議論へ 代執行和解 菅氏「協議、総合的に」 2016年3月8日 12:52」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-234934.html

>和解条項にある協議の内容について「いろいろ総合的になるのではないかと思う」と述べ、基地負担軽減や沖縄振興についても議論の対象となる考えを示した。
>中谷元・防衛相は今月中にも県と協議に向けた話し合いを行う構えを見せており、菅氏も「政府と沖縄県が今後の進め方について早急に協議したい」と述べ、早い時期に協議に入る意向を重ねて示した。

沖縄振興についても議論の対象www
協議を進めたら進めたで、「金で知事は転んだか?」となるんじゃないの?
石垣の自衛隊反対派のように、話し合い拒否の方が、「転んだ」と言われないわ。
でも、それでは、「暫定案」に反する。

お得意の「沖縄はーーーっ」「沖縄がーーーっ」「沖縄だけーーーっ」と、沖縄風を吹かせれば、「8.」の「円満解決に向けた協議」でなくなる……。
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 08:24:51
「知事「取り消しは適法」 11月県議会 県の正当性強調 2015年12月3日」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182268.html

>町田優知事公室長は、訴訟の判決を受け入れるのかとの質問に対し「法律上の争いについては裁判によって法律関係、権利義務が確定される。判決によって訴訟が終結するのは当然だと考えている」と答えた。

判決に、「国の速やかに普天間の危険性除去が実現するよう、県は国の辺野古移設に協力するように」の言葉があったら?
返信する
Unknown (東子)
2016-03-09 08:23:21
で、知事の回答「訴訟に発展した場合には今回の和解条項の内容は影響しないとの立場」について、菅官房長官は

「知事が和解の意義を強調 2016年03月08日 18時13分」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093479611.html

>翁長知事は、「今回の和解は、埋め立て承認取り消しに伴う2件の訴訟についてのもので、今後、国から設計変更の申請などがなされた場合には、法令に従い、適切に判断していく」と述べ、判決には従うものの、その後の行政手続きまで縛るものではないという考えを示しました。
>これについて、菅官房長官は、午後の記者会見で、「裁判に負けることを考えて発言されたのかなと思うが、和解条項に誠実に従ってしっかりと厳守していくとなっており、なぜ、そのような発言をされたのかよくわからない」と不快感を示しました。
>そのうえで、菅官房長官は、「お互いに和解条項に同意したわけだから、和解条項に従って行うべきだ」と述べ、仮に改めて裁判となり判決が出た場合には、和解条項に沿って、国、沖縄県ともに誠実に対応する必要があるという認識を示しました。

和解条項に沿って、国、沖縄県ともに誠実に対応する必要www
辺野古反対、阻止活動封印。
「和解条項」の「9.」の解釈を巡って、「国がーー」っと言って、県内の識者が屁理屈をこねるでしょうねぇ。



【参考】
「行政の長として判決に従う」。
一見当然のことで、何の問題もない発言のようだが……。
効いてきているわねぇ。


「辺野古代執行訴訟 暫定和解案、沖縄県前向き 国は回答なし 2016年2月16日」
http://mainichi.jp/articles/20160216/ddp/041/010/032000c

>代執行訴訟の第4回口頭弁論が15日
>翁長知事に対する本人尋問
>国側からの反対尋問では代執行訴訟や他の訴訟で敗訴し、取り消しの撤回が迫られた場合に質問が集中。
>翁長知事は「行政の長として判決に従う」との意向を示した。


「新基地工事中断 県と国、和解成立 辺野古代執行訴訟 2016年3月5日 05:05」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-233205.html

>和解で合意した「暫定案」には再び裁判になった場合、判決に従うことが盛り込まれている。
>このことが「辺野古新基地建設を阻止する」とした自身の政治姿勢に影響するかを記者団に問われた翁長知事


どこにだったか、記録を取り忘れたけれど、国が「暫定案」の合意に傾いたのは、翁長知事の「行政の長として判決に従う(=取り消しの根拠の瑕疵が認められないという判決が出たらそれ以上の反対はしない)」が、確認できたからと、あった。
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Unknown (東子)
2016-03-09 08:22:39
知事は「埋め立て工事が停止したことは非常に意義がある」と強調しているが、「裁判結果が出るまで『中断』」で、工事そのものが停止したわけではないことを薄々気づいている議員らは「敗訴のその後」をしつこく質問ね。

「翁長知事「和解の範囲は2訴訟」 県議会で内容説明 2016年3月8日 12:17」
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=157594

>翁長知事は、和解条項の及ぶ範囲が埋め立て承認取り消しに関わる代執行訴訟と県が国を訴えた係争委不服訴訟の2訴訟に限られると答えた。
>今後の設計概要の変更申請の承認、不承認などで、訴訟に発展した場合には今回の和解条項の内容は影響しないとの立場を示した。
>政府との協議には辺野古新基地建設に反対する県の主張を貫くと強調。
>仲村未央氏(社民・護憲)の質問に答えた。


「「工事停止に意義」議会で知事 あらゆる手法で阻止 2016年3月8日 13:06」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-234939.html

>町田優知事公室長は8日、移設問題に関する国との和解に沿った訴訟で県が敗訴した場合、辺野古移設に協力していくかを問われ「あくまでその裁判の判決の効力が届く範囲で従う。あらゆる手法を用いて辺野古新基地は造らせないという方針に変わりはない」と述べ、埋め立て工事の設計変更申請への対応など、県が関与する部分で対抗していく考えを示唆した。
>照屋守之氏(自民)の緊急質問に答えた。

ふ~~ん。
誰も「密室協議」を非難する質問は、しなかったのね。
そして、タイムス、新報も非難の文章無し。

仲井真前知事が「承認」を決定したときは「密室協議」だと言って激しく非難。
しかし、翁長知事が「和解」を決定したことは、「密室協議」だと非難しない。

ダブスタ。


【参考】
「辺野古代執行訴訟:国、和解拒む方針 2案不成立の公算 2016年2月6日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=152879

>県は幅広い議論のために和解案の公表を裁判所に求めている。
>内容を公表した上で、多角的に分析し、広く議論をしたい
>「密室で決めた」と言われないよう、裁判所にも公表を強く申し入れている。


「社説[辺野古2訴訟結審]まず和解案を公表せよ 2016年3月1日 05:00」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=156128

>裁判所側は、県と国の双方に、和解案の内容を公表しないよう求めている。
>公にされているのは概要だけである。
>前知事は、国と「密室協議」を重ねた末に、県民への事前説明もないまま、県外移設の公約に反して埋め立てを承認した。
>非公開の和解協議は、県民から見れば一種の「密室協議」にほかならない。
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Unknown (東子)
2016-03-09 08:21:17
「知事が和解の意義を強調 2016年03月08日 18時13分」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093479611.html

>翁長知事は、8日の県議会で、和解の内容を報告した上で、「裁判における県の主張に沿ったものであり、受け入れるべきだと判断した。特に、和解の成立により、辺野古埋め立て工事が停止したことは非常に意義がある」と述べ、和解を受け入れた理由と成果を説明しました。

県の主張って?

普天間ができた経緯?
抑止力に効果無し?
辺野古が唯一でない?
自治権の侵害?

これのどれか一つでも和解の理由にした?


>特に、和解の成立により、辺野古埋め立て工事が停止した

よく、反対派は「裁判中は工事を停止するのが筋だーー」って言っていたあれね。
代執行訴訟では、停止していなかったから、その意味では、一歩前進?

でも、「工事断念」じゃなないのよね。
得たのは、「休止」。
それでも誇るというのは、それくらいしか誇れる成果は無いってことね。



【参考】
「安倍首相、辺野古「和解案」受け入れの真意 政府高官「辺野古沖の移設断念は100%ない」 日テレNEWS24 2016年03月04日」
http://toyokeizai.net/articles/-/107981

>安倍首相は辺野古への移設が唯一の選択肢だとしつつも、こう着状態を切り開くためには和解案を受け入れるしかないと判断の理由を語った。
>「現状のように国と沖縄県双方が延々と訴訟合戦を繰り広げている、この関係が続いていけば結果としてこう着状態となり、家や学校に囲まれ市街地の真ん中にある普天間基地の、そして沖縄の現状がこれからも何年も固定化されかねません」

「暫定案」により、「普天間の“早期に”危険性除去」ができると判断したからでしょ。
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