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琉球新報 金口木舌2007年8月30日掲載
安倍改造内閣で留任した伊吹文明文部科学相は、よほど教科書検定意見の撤回に抵抗があるようだ。27日の記者会見で「私が教科書を修正できるとか言った途端にパンドラの箱を開けるという汚名を着る」と言い切った
▼あらゆる災いが詰まっているという「パンドラの箱」はギリシャ神話に登場する。伊吹文科相にとって検定意見の撤回は文科省に災いを招くらしい
▼「教科書検定に政治は介入できない」と文科相は言うが、「美しい国」を掲げる安倍首相の政治姿勢や歴史教科書の記述を「自虐的だ」と批判する団体の影響を指摘する教科書執筆者もいる(略)
◇
現在沖縄で行われている「不都合な真実」の封殺。
「パンドラの箱」はこれを象徴する言葉だ。
だが、伊吹文科大臣と琉球新報ではその意味するところが異なるようだ。
伊吹大臣は「パンドラの箱」を開けるということは「大臣の意思で教科書記述を変えること」。
大臣の意思で歴史教科書の記述を左右する先例を作ると、他の国に教科書記述の変更を求められても拒否できなくなるからだ。
一方、琉球新報が意味する「パンドラの箱」は慶良間で囁かれる「不都合な事実」を封じることだった。(後述)
文科相がいう「教科書検定に政治は介入できない」は、至極当然のことであり、左右どの勢力もこれに異論を唱えるものはいないはずだ。
が、琉球新報はこれを素直に受け取らず、あえて異論を唱える。
>歴史教科書の記述を「自虐的だ」と批判する団体の影響を指摘する教科書執筆者もいる
そう、世の中にはいろんな考えの人がおり、歴史の検証よりイデオロギーを重視して教科書記述する執筆者もいる。
「歴史教育者協会」に属するようなマルクス主義史観の執筆者なら伊吹大臣の正論に批判的でも不思議はない。
■「歴史教育者協議会」とは?http://www.jca.apc.org/rekkyo/html/katudou_c.html#okinawa
軍命削除撤回を決議 歴史教育者協議会 (琉球新報 8/4 16:03)
このきわめてアレな組織はマルクス史観の歴史家松島栄一氏の創立したもの。
それに日教組の社会科の教師が集まったとなると、全ての歴史はマルクス史観の色眼鏡を通して判断される。
この集団は苔むした「マルクス史観」の研究団体ではあっても、まともな歴史研究団体ではない。
いや、むしろ「政治団体」といったほうがその活動には相応しい。
◇
■「パンドラの箱」を閉じたのは琉球新報だ■
>伊吹文明文部科学相は、よほど教科書検定意見の撤回に抵抗があるようだ。27日の記者会見で「私が教科書を修正できるとか言った途端にパンドラの箱を開けるという汚名を着る」と言い切った
当日記が訴え続けているのが琉球新報の「言論封殺」。
琉球新報で掲載中のの長期連載特集、上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が読者に一言の断りも無く一方的に中止になった。
上原さんは掲載日の前に知人に次のように言っていた。
≪19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆する≫と。
慶良間諸島のの渡嘉敷島と座間味島は「集団自決」が行われた現場である。
これまで地元マスコミが報じる現地の声はすべて「軍の命令」をにおわす証言ばかりで、多くの「軍命令はなかった」という証言は完全に封殺され、地元紙に載ることはない。
そのような慶良間の状況をイデオロギーにとらわれない異色のドキュメンタリー作家上原正稔さんがつぶさに実地調査をして「慶良間で何が起きたのか」、「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」を発表しようと言うのだから琉球新報は仰天した。
しかもそれが自社紙に掲載される。
それを黙認すれば、これまで沖縄タイムスとタッグを組んでキャンペーンを張ってきた「軍命令あり」論に水をさすことになる。
慌てた新報は恥も外聞なく掲載日になって突然読者に何の断りもなく、上原さんの連載特集を中断したのである。
そう、慶良間に潜む「不都合な真実」を封印するため、
「パンドラの箱」を閉じたのは他ならぬ琉球新報自身だった。
詳しい経緯は「琉球新報の言論封殺に抗議します【再掲】」を一読ください。
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残念ながら沖縄の多数の人たちはそこまで読み取る事が出来ないようです。
タイムスも新報も記事はほとんど同じですから併合したらいいと思うのですけど。
それよりも上原正稔さんの記事はどうにかして世の中に出す事が出来ませんかね?
今朝のタイムスにも出鱈目な記事が出ていました。
次のエントリーで記事にするつもりです。
>それよりも上原正稔さんの記事はどうにかして世の中に出す事が出来ませんかね?
このブログを見ている方でジャーナル関係者がいたらぜひとも世に出してほしいですね。