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沖縄タイムス 2009年11月16日 政治
岡田外相「県外 狭き道」 普天間移設/「年内結論」に意欲【政治】
首相と異なる認識
岡田克也外相は15日午後、就任後初めて来県し、仲井真弘多知事や島袋吉和名護市長、県議会の高嶺善伸議長らと面談した。岡田外相は米軍普天間飛行場移設問題の決着時期について、「政府全体としてまだ決まっていないが、個人的には年内で結論を出したい」と島袋市長に伝えた。県外移設については、「非常に狭き道」と述べ、あらためて困難視した。仲井真知事は同飛行場の早期の危険性除去を訴えた。鳩山由紀夫首相は14日、年内にこだわらない考えを表明しており、岡田外相との認識の違いが浮き彫りになった。
岡田外相は記者会見で、名護市長選後も視野に入れた鳩山首相の発言に「そういう趣旨ではないと考えている。報道の解釈は自由だが、発言そのものではない」との見解を示した。日米で設置する閣僚級作業チームについて、鳩山首相が現行案を前提としない考えを示したことには「前提が何かという定義がはっきりしない。非常にトリッキーな問い」と述べ、自身の判断は示さなかった。
移設に関する県民の民意について「7、8割が県外賛成というのは、よく承知している」と述べたが、「県外は少なくとも4、5年かかる」と説明。グアム移転や嘉手納以南の基地返還への遅れなどで、普天間が現状のまま残る懸念を挙げ、「そこまで含めて県内移設反対なのか」と疑問を呈した。
また、持論とされる嘉手納統合案について「どういう理由で駄目になり、可能性はまったくないのか集中的に検証している。嘉手納に決めたという話でもなく、勝手に決められない」と仲井真知事に説明した。
仲井真知事は、衆院選の民主党マニフェストと連立政権の3党合意を挙げ、「県内では県外移設に大変な期待が盛り上がっている。(普天間飛行場の)一日も早い危険性の除去を実現してほしい」と要望した。
岡田外相は16日、嘉手納基地周辺の首長でつくる3連協の宮城篤実嘉手納町長、野国昌春北谷町長、東門美津子沖縄市長と会談。同基地や普天間飛行場を視察する。
◇
岡田外相は、今頃になってやっと目が覚め、次のことに気が付いたようだ。
①日米国家間の合意を白紙に戻すことは、日米同盟の亀裂を意味する。
②それを避けるには年内に辺野古移設に決定する以外に選択肢はない。
鳩山、岡田、北沢の関係三大臣が熱に浮かされたようなダッチロールを続けていたが、ここに来て北沢防衛相、岡田外務相がやっと正気に戻った。
ところが「最後は私が決める」と、まだ歌舞伎の大見得を切っている鳩山首相。
この男の目を覚まさせるのが岡田、北沢両大臣の最大の仕事だろう。
だが一歩間違えると、自民党政権だったら閣内不一致で、更迭されてもおかしくない場面なのでくれぐれも首にはご用心。
こんな場合でもテレビ芸者達は「閣内不一致ではない。 政策の調整だ」と援護するのだろうか。
岡田流 首相とズレ/米国の外圧背に「年内」「嘉手納」/「普天間」外相発言
さすがのテレビ芸者達も今回はビックリ、呆れているようだ。
ハトより軽い?首相発言 「首脳間の不信感」に懸念
――東京における『ユキオ・バラク』の日米首脳会談で「普天間飛行場移設問題には迅速に結論」を出そうと合意したはずなのに、翌日シンガポールで、鳩山首相が「来年行われる名護市長選に従って方向性を見定めることも」と結論を先延ばしするような発言をした――これが合意を反故にしかねず、米大統領への「背信行為」ではないかと、自民党からはもちろん、与党内からも「ビックリした」と声が上がっているというのである。

みのもんたが「日本でビックリしたというなら、アメリカではもっとビックリするでしょうね、言っていることと違うのかって」と笑う。
末吉竹二郎(国際金融アナリスト)は「わざわざ東京で会っているわけでしょう、短い時間の間に。意見の違いはいいけど、両首脳の間に不信感が生まれるのは両国にとっては問題だ」と心配する。
杉尾も「鳩山さんのことばの軽さが裏目に出なければいいが……」と漏らす。
それにしても一国の首相が「前言を翻した」と受けとられるようなことを、日をおかずに言ってしまうとは……。ビックリするよりも呆れてしまう。
「アフガン、汚職根絶を」 米国務長官が具体策要求 (12:07)
【ワシントン=弟子丸幸子】クリントン米国務長官は15日、米ABCとNBCテレビの番組に相次ぎ出演し、アフガニスタンのカルザイ大統領に対し、汚職根絶に向け専門法廷の設置など具体的措置をとるよう求めた。「カルザイ大統領と政府はもっと(努力が)できるはずだ」と指摘。対策が不十分の場合は支援を見直す可能性もちらつかせ厳格な対応を迫った。
クリントン長官はカルザイ政権が取り組むべき課題として、汚職の容疑者らを訴追する「重大犯罪法廷」や、政権内の腐敗撲滅にあたる「汚職対策委員会」の設置を要求。「汚職に手を染めた者に免責はないと行動で示すこと」が必要と述べた。
これまでの政権運営についても「汚職に立ち向かうという政府ではなかった」と批判。米国の対アフガン支援に関して「(資金流用がないという)証明がなければ米国はいかなる支援も提供しない」と語り、厳しい姿勢を示した。(12:07)
◇
クリントン米国務長官は汚職塗れのカルザイ政権に、支援を見直すと言っている中、
4500億円の民政支援をするという鳩山内閣は、無駄使いの極地であり、脳天気も甚だしい!
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宇宙人というより、単なる馬鹿でカッコマンです。
自民党時代は、反日マスコミもまさか日本が沈没するはずは無い。との前提条件で自民党政権を攻撃し、分け前に与かる。つまり反自民党の団体から金を集める。ちょうど沖縄の反日カルトが反対、反対で金を貰ったように。
ところが、何も考えの無い鳩山民主党にマスコミもそんなはずでは無かった。と思っているのでしょう。遅ればせながら頭空っぽの空管が経済対策を打つとか言い出したが、もう遅い。鳩山不況は間近です。空管は次は自分の番だと張り切っていますが、余計に混乱します。
考えてみれば、いろいろ不満もあるでしょうが、日本はいい国です。治安は良いし、経済も豊か、国民も道徳心があるし、人権も保護されている。(最近は過保護ですが。)そんな世界有数の豊かな国を作ったのは自民党です。中国はアメリカと並ぶG2だと言いますが、それは中国のごく一部の姿であって、中国が日本と同じ豊かさを享受するには今の10倍のGDPが必要です。95パーセントの国民は餓えています。世界有数の豊かな国日本も民主党政権の4年で完璧に疲弊するでしょう。その間に国民が民主党は間違いだった。と反省できればいいのですが。
鳩山首相は「対等の付き合い」という言葉に酔い痴れて、何の目算もないまま「県外」というパンドラの箱を開けてしまいましたね。
さて、この後「自分で判断した」結果、辺野古に落ち着くでしょうが、その際、県外という空手形を切った代償に、何を沖縄に提供するつもりなのでしょうか。
その代償が、「政治主導による『教科書検定意見」の撤回」だったら、コワイですね。