国と地方の関係は対等だと主張、国防・安全保障案件である辺野古移設に反対し、法廷闘争も厭わなかった翁長沖縄県知事。
中国軍艦が「接続地域」に侵入する一触即発の国防上の危機に際し、無為無策で11日現在もだんまりを決め込んでいる。
一方中山石垣市長がいち早く声明を発表、八重山地区の危機を訴えたのとは対照的だった。
今回の危機で翁長知事が嘯く、安全保障でも「国と県は対等」が大嘘であることが証明された。
沖縄県が日本の一部であるなら「外交・安全保障案件は国の専権事項である」ことを認め、辺野古反対運動を直ちにやめるべきである。
翁長知事が「中国の脅威」に無言を貫いているのに対し、本日の沖縄タイムス一面トップはこうだ。
海兵隊撤退 動き出す
建白書合致「知事も乗れる」
県民大会で「海兵隊撤退」求めることが決まった 2016年6月12日 05:00
「中国の脅威」を目前にして、地元紙の一面トップが同盟国の「米軍撤退」の大見出しとは呆れる。
やはり沖縄2紙はイカレている。
産経新聞 2016.6.11 08:32更新
【編集日誌】
中国軍艦侵入にもだんまり…翁長沖縄県知事、発言なしですか
中国海軍の艦艇が尖閣諸島周辺の接続水域に初めて侵入したことに、沖縄県石垣市の中山義隆市長は「非常に強い危機感を持っている」と述べました。尖閣を行政区域に抱える市政トップとして当然の反応でしょう。対照的に何もコメントしなかったのが翁長雄志知事でした。
翁長氏は昨年5月の外国特派員協会での会見で「私も尖閣は日本固有の領土だと思っている」と明言しました。ならば即座にメッセージを発してもよかったはずです。共産党の志位和夫委員長も「軍艦侵入は軍事的緊張を高めるだけ」と批判したのですから。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を訴える翁長氏として、中国の脅威を強調すると米軍基地の重要性を認めざるを得ないと懸念したのでしょうか。それとも翁長氏には危機感がないのでしょうか。(編集局次長兼政治部長 有元隆志)
☆
>米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を訴える翁長氏として、中国の脅威を強調すると米軍基地の重要性を認めざるを得ないと懸念したのでしょうか。
>それとも翁長氏には危機感がないのでしょうか。
「中国の脅威」を認めるコメントをしたら、「米軍基地の重要性を認める」ことになるのが第一の理由だろうが、共産党と組むほど無神経な人物ゆえ「危機感がない」というのが翁長知事の本心だろう。 別の言葉で言えば平和ボケ。
>(編集局次長兼政治部長 有元隆志)
翁長知事の「だんまり」を批判する記事で、肩書き付の署名入りにしてあるのは、翁長知事への公開質問状の意味も有ると思われるが、平和ボケした知事に回答を期待するほうがおかしいか。
以下は東子さんのコメント。
沖縄と基地…自民は安保の現実訴えよ 2016.6.7 05:03」
http://www.sankei.com/politics/news/160607/plt1606070001-n1.html
>安倍晋三政権が県議選の結果にかかわらず、移設の方針を堅持するのは当然だ。
>尖閣諸島など南西の守りと普天間の危険性除去を両立させるには、それしかないからだ。
>そうだとすれば、大きな疑問を呈さざるを得ない。
>米軍基地問題に対する自民党、とくに同党沖縄県連に、腰の定まらない姿勢がみられることである。
>基地が集中する沖縄の現場で選挙を戦うのは、苦労が多かろう。
>だが、安全保障政策をまったく異にする政党、勢力と論戦をもって対峙(たいじ)できないようであるなら、自民党の看板は返上すべきだ。
>沖縄県議会が5月26日に、県内移設反対と米海兵隊全面撤退、地位協定改定を含む抗議決議を採択した際、自民党は明確に反対する態度をとらず、退席した。公明党は決議に賛成した。
>安全保障上の重要問題をめぐり、閣僚や国政与党の地方組織が、政権の方針から大きく逸脱した行動をとっている。
>南シナ海の軍事拠点化を進める中国は、尖閣を狙って、軍艦を改造した公船の領海侵入を常態化させている。
>沖縄における日米同盟の抑止力低下は、尖閣だけでなく南西諸島全域の安全を危うくする。
>事件の再発防止策を講じるのはもとより、県民の安全にも直結する安全保障の現実を説き続ける務めを自民党は果たしてほしい。
翁長知事の不甲斐のなさもさることながら、一番沖縄で問題なのは、自民党県連だ。
沖縄に興味をもったころ、自民党の地方議員も「基地反対」と知って驚いたものだ。
そろそろ、自民党県連は、「反基地」「基地=悪」から卒業したらどうだ。
主な選挙の前になると、いつも沖縄2紙の顔色を窺って、腰砕けな発言をする自民党沖縄県連の面々。
先月のうるま市女性遺体遺棄事件が発覚したときは、自民党の国場幸之助衆議院議員などは「米軍基地があるゆえの事件」と発言した。
これでは、翁知事の政治利用発言を、繰り返すオウムではないか。(怒)
この期に及んで、そんなに沖縄2紙が怖いのなら、自民党の看板を返上し、共産党にでも鞍替えしららどうだ。
米軍属暴行殺人事件 注目 事件・事故 米軍 政治 公明党
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=172888
>金城幹事長は「保革や立場を超えて事件に対する怒りや哀悼の意、基地への思いを表現できるような形にすべきだ」として、超党派の実行委員会を結成して開催するよう求めた。
公明党は、追悼には賛成だが「海兵隊撤退」を掲げるのは反対だと言っている。
強姦事件を政治利用していると言っているのだ。
「追悼」を掲げれば参加を拒否できないと考えたのだろうが、「基地=悪」で凝り固まった婦人部を擁する公明党県連から不参加を言われるとは(驚
流石の公明党も「オール沖縄会議」の一緒になることの危険に気づいたか?
で、そんな公明党に「追悼なのに参加しないのは強姦事件を許すのか」と言えない「オール沖縄会議」の弱気。
力関係が変わりつつあるのを、感じる。
政治 米軍 普天間移設問題 普天間移設問題・辺野古新基地 注目 米軍属暴行殺人事件
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=172880
>まとまったのは「海兵隊撤退」だった。
>正式名称は「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」と決まった。
>一方、ことし6月に県議会が「海兵隊撤退」を盛り込む抗議決議案を可決した際には「(自分の思いとは)紙一重の差ですから、政治的にどう表していくか、議論をしたい」と慎重に言葉を選んだ。
>知事の考えと差異があるように見えるが、出席者の1人は「辺野古移設もオスプレイ配備も根源は海兵隊の沖縄駐留。撤退すればすべてが解決するので建白書を逸脱しないと判断した」と強調。「事件、事故がなくならない現状を見ればそこに踏み込むのは当然」と付け加えた。
知事が参加しやすいように、「全基地撤廃」を「海兵隊撤退」でカモフラージュですと!!
>幹事会では「事件、事故を起こすのはいつも海兵隊員」との指摘が上がった。
>具体的な数値はないが、県民の肌感覚かもしれない。
ぐははは。
具体的な数値はないwww
県民の肌感覚www
県民が起こす強姦事件や飲酒運転の方が、米兵のより多いと指摘されて、数値を挙げるのではなく「比較がそのもがおかしい。なぜなら、数値がはっきりしないから」と
「【誤解だらけの沖縄基地】(14)米兵による犯罪発生率 県民と比較できるか? 2016年2月14日 07:01」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=153944
↑で、必死の誤魔化し(反論?)をしたタイムス。
必死の誤魔化し(反論?)をしたタイムスが、今更、数値はあると言えないわねぇ。
「具体的な数値はない」のに、「事件、事故を起こすのはいつも海兵隊員」の「県民の肌感覚」ができたのは?
米兵の事件ばかり大きく取り扱ってきたタイムス、新報だ。
と、白状しちゃった。
>全基地撤去に比べれば、海兵隊撤退は単なるスローガンではなく、「現実的」になりつつある。
全基地撤去はスローガンwww
「現実的」になりつつあるwww
もーーー、最後まで笑わせてくれる特別報道チーム・福元大輔記者。
全基地撤去も海兵隊撤退も、「現実的」でないと、言っちゃった。
「日米安保破棄」(5拍子)より「全基地撤廃」(4拍子)の方が、語呂が良いから言っているだけ。
「全基地撤廃」より後退した(?)「海兵隊撤退」も「日米安保破棄」への地ならし。
「オール沖縄」(共産党)の最終目標が「日米安保破棄」だと気づいていないのは、タイムス、新報の記者とその記事を鵜呑みにする沖縄県民だけ。
翁長知事は「日米安保堅持」。
だから「日米安保破棄」に繋がる「海兵隊撤退」の決議に翁長知事が微妙に距離を置くのは、当然。
県民集会に参加すれば「日米安保破棄」に立場を変えたことになる。
さぁて、翁長知事は?
翁長知事、参加しなければ、「日米安保破棄」がどういう意味を持つか考えもせす、「基地=悪」と言えば票が取れると信じている県議で占められている県議会への対応は、棘の道。
それもこれも、「日米安保破棄」の共産党と手を結ぶというあり得ない選択をした「日米安保堅持」の自称保守の翁長氏が蒔いた種が育ってきただけ。
票が欲しくて矛盾に蓋をして「腹六分」と言って、県民だけでなく自分自身を誤魔化してきた結果。
民進党が共産党と野合したのを受けて、民進党を支援する「連合」から金属労連、脱退。
そりゃそうでしょ。
資本主義を軸とする企業が共産主義にのれますか。
共産主義にのれるのは、「儲け」を考えなくて良い「公務員」、特に地方公務員と教員。
参院選を境に、資本主義か共産主義かではなく、資本主義を軸にして、大きな政府か、小さな政府かという本来の、保守か革新かの議論に入っていくと、前に予測を書き込んだが、それが当たるかな。
オピニオン面に一般投稿9本(児童生徒限定の「ぼくも私も」など除く)。
「再編交付金を なぜ自治会に」のうるま市・長濱清信さん(78)は、1月24、27日、2月19日、3月20日、4月7、19、28日、5月15日に続き今年9回目の掲載。
「県議会欠席は レッドカード」のうるま市・田中直次さん(62)は、1月21日、2月22日に続き今年3回目の掲載。
「半世紀続ける たわし健康法」の西原町・具志堅興清さん(76)は、2月19日、3月1、12日、4月17日、5月23日に続き今年6回目の掲載。
「県議当選48人 沖縄のために」の那覇市・知念圭子さん(77)は、4月23日、5月8日、6月1日に続き今年4回目の掲載。
「報道の自由の 制限懸念する」の宮古島市・狩俣光さん(40)は、1月27日、3月19日、4月7日、5月17日に続き今年5回目の掲載。
「巨人宮國投手 待望の初白星」の福岡市・上治修さん(53)は、1月23日、2月24日、3月16日、4月9日、5月9、27日に続き今年7回目の掲載。
「郷友会の発展へ改革を」の那覇市・瀬名波榮啓さん(76)は、1月10日、2月14日、4月3日に続き今年4回目の掲載。
「進行乳がんへ 治療戦略重要」の那覇市・玉城研太朗さん(41)は、昨年10月3日以来の掲載。
「暮らしに潤いの三線タイム」の北谷町・浜里清二さん(66)は、昨年12月22日以来の掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
タイムス販売店が配る古新聞回収袋には大きく「紙面充実」と書いてあるが、常連の投稿をただ並べているだけでは紙面充実とは言えない。
http://hi-hyou.com/archives/4668
沖縄県石垣市登野城の尖閣諸島について、共産党の志位和夫委員長は
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-10/2016061001_02_1.html?_tptb=089
「領土をめぐる紛争問題が存在している海域」としているわけだが、オール沖縄とか野党共闘の政治家の皆さんは、沖縄県の人も他都道府県の人もみんな、この「領土紛争問題が存在する」立場であるということで宜しいのか?
国連憲章には、死文化しているとはいえ死んではいない「旧敵国条項」があり、「紛争がある」となればそれを「日本の再侵略」と言い募って「旧敵国条項」を利用し、「戦勝国中共」が安保理に計らずに武力で尖閣諸島を奪うのも、取り得る選択肢になる。
「領土紛争問題」など存在しない中ですら、軍艦を我が家の玄関先に寄越すような、階段を上り詰めて行くチキン・ゲームを中共の方が望んでいるわけだが、有るという「紛争」でなら何が起こり得るだろうね?
リスクをわかっていてオール沖縄や野党共闘の皆さんは「領土紛争問題が存在する」立場にいるのかね?
http://mainichi.jp/articles/20160611/k00/00e/040/250000c?fm=mnm
>NPOなどがボランティアを被災地にバスで派遣する「ボランティアバス」で、公募した参加者から参加費を直接集めるのは実費だけでも旅行業法違反として、観光庁が5月末、業者への委託など是正を求める通知を全都道府県に出していたことが分かった。
>ボランティアバスは東日本大震災以降、全国で広がり、事実上“黙認”されてきたが、一転して厳格化の方針を打ち出した。
>多くは法に抵触するとみられ、熊本地震への派遣を取りやめる動きも出ている。
これって、辺野古へ2000円で座り込み用員を送っているバスも、引っかかってくるのでは?
米軍属暴行殺人事件 普天間移設問題 普天間移設問題・辺野古新基地 注目 政治 米軍
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=172880
>知事も乗れる
この言葉だけで、翁長知事と「オール沖縄会議」とは、考えが違うと分かる。
簡潔な表現ができる特別報道チーム・福元大輔記者のこの後の連載、楽しみにしています。
惜しいのは、タグに「検証・在沖海兵隊」が無いこと。