
北朝鮮、ミサイルを午前3時32分頃発射。
眠い目をこすりながらワールドカップ・ドイツーイタリア準決勝戦を見ている最中、そのニュースが画面に飛び込んだ。
北朝鮮がミサイル発射、日本海沖に着弾。
その後の報道によると将軍様がぶっ放したのは合計6発。
その内訳はスカッド、ノドンそれにテポドン2号と種類は色とりどり。
アメリカの政府高官は、ミサイル発射の意図を問われて「将軍様に聴いて見なければわからない」と困惑気味。
プレスリーのサングラスを掛けて大はしゃぎの小泉総理、あれほど口に出し続けた「平壌宣言」もただの紙切れにされてしまった。
折角の最後の花道もこれで顔にドロを塗られてドロの道。
ブッシュとのあまーい旅行を終えて帰国したら将軍様に顔を潰されれてしまった。
わざわざ北朝鮮に赴いて、将軍様と共同発表した「宣言」は汚点として歴史に残ることになる。
ミサイル威嚇に追い討ちをかけるように、韓国が竹島近辺の排他的経済水域に侵入のニュースが入った。
北朝鮮のミサイルに怯える日本に、日本海では韓国の脅威。
そして南の海、沖縄近海では中国が尖閣諸島を窺う。
中国、海洋調査への日本の抗議に反発
中国の海洋調査船が、日本の尖閣諸島付近の排他的経済水域で無断で活動し、日本政府がこれに抗議した問題で、中国は「島が日本の領土という前提に立った、いかなる交渉も受け入れられない」と反発しました。(以下略) 。(05日00:31)(TBS)
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2002年9月17日に史上初となる日朝首脳会談が行われ、会談後に共同宣言を発表した。
「日・朝平壌宣言」の全文は次の通り。
資料参考:共同通信2002年9月17日付
朝鮮新報2002年9月18日付
1、 (略)
2、 (略)
3、 双方は、国際法を順守し、お互いの安全を脅かす行動をしないことを確認した。また、日本国民の生命および安全と関連した懸案問題について、朝鮮民主主義人民共和国側は日・朝両国の非正常的な関係により発生したこうした遺憾な問題が、今後ふたたび発生しないよう適切な処置をとることを確認した。
4、 双方は、北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため相互協力していくことを確認した。
双方は、この地域の関係国間の相互信頼に基づいた協力関係構築の重要性を確認し、この地域の関係国間の関係が正常化するのに従い、地域の信頼醸成のための枠組みを整備していくことが重要との認識をともにした。
双方は朝鮮半島の核問題の包括的な解決のために、該当するすべての国際的合意を順守することを確認した。また、双方は核およびミサイル問題を含む安全保障上の諸問題と関連し、関係国間の対話を促進し問題解決をはかる必要性を確認した。
朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に沿ってミサイル発射の保留を2003年以後もさらに延長する意向を表明した。
双方は、安全保障と関連した問題について協議していくことにした。
日本国総理大臣 朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員長
小泉純一郎 金正日
2002年9月17日 平壌
今日はアメリカ独立記念日、通常は沖縄の米軍基地も祝日モードになるの筈なのに、今年はそれどころではない模様。
コブラ・ボールが発進。
原子力潜水艦やイージス艦が、日本海に展開。
折り悪く、韓国の竹島海域の調査艦との鉢合わせは無いのか。
更に間の悪い事に、将軍様御用達のマンギョンボン号新潟港沖に待機中。
幸か不幸か一発も日本の陸地には着弾しなかったが、もし一発でも着弾したらどうなるか。
憲法9条と交戦権を捨てた自衛隊を大切にして来た戦後日本が、一発の命中弾で吹き飛ぶのか。
戦後62年経って初めて日本は太平の夢を破られ、自国の安全保障をマジメに考える機会を与えられた。 将軍様のテポドンによって。(参照「テポドンで日本の安全保障を考える」http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/306bf574ff56a765d56e7b49ab3426f8)
太平の眠りを覚ます 弾道弾 たった6発で 夜も眠れず
狼魔人
CNNの報道によると、北朝鮮のミサイル発射に対するアメリカ世論は「アメリカに対する重大な挑発行動」と受け取っているという。
「テポドンと沖縄メディア」http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/2b78a7f691d3ce764f634d6913fdb58c