狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

安倍首相、辺野古移設「先送りせず」、施政方針演説で

2016-01-23 07:18:11 | 普天間移設

 

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翁長知事と志村候補が、「個別訪問」という公職選挙法違反を犯し、NHKがその決定的証拠の映像を放映した。

その瞬間、明日の宜野湾市長選は志村候補の敗北が決定した。(と思われる)

仮に志村候補が投票の結果勝利して、「戸別訪問」による公職選挙法違反が立件されたら、当選は無効となるからだ。

「思われる」と書いたのは、現時点では限りなく黒に近い疑惑では有るが、警察の立件はされていないから。

公職選挙法には次のようにある。

公職選挙法
(戸別訪問)
第百三十八条  何人も、選挙に関し、投票を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて戸別訪問をすることができない。
 いかなる方法をもつてするを問わず、選挙運動のため、戸別に、演説会の開催若しくは演説を行うことについて告知をする行為又は特定の候補者の氏名若しくは政党その他の政治団体の名称を言いあるく行為は、前項に規定する禁止行為に該当するものとみなす

 

当選が無効となるのは警察が立件した後だ。 現時点で警察は情報収集などで証拠固めの段階であり、明の投開票は粛々と行われる。

投開票の終了と同時に、警察は公職選挙法違反の立件に着手する。

今回の場合、決定的証拠はNHKの放映映像なので、NHKが証拠隠滅をしない限り立件は決定的だ。

志村候補は絶体絶命、逃げも隠れも出来ない状況だ。

当日記にも既に警察への告発がなされているとの情報が入っているが、メディアは明日の投開票の終了まで、翁長ー志村コンビの公職選挙法違反については報道しないだろう。(文末の【おまけ】参照)

いずれにせよ、明日の宜野湾市長選は粛々と行われる。

安倍首相、辺野古新基地「先送りせず」 施政方針演説で強調

 【東京】安倍晋三首相は22日の衆参両院本会議で施政方針演説を行った。米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について「普天間飛行場の全面返還を日米で合意してから20年。もはや先送りは許されない」と述べ、現行計画を推進する考えを強く押し出した。新基地建設に反対する県との間で法廷闘争が進められていることについては言及しなかった。

 同時に辺野古への移設による効果として「日常の飛行経路も海上へ変更され、騒音対策が必要な住宅はゼロになる」と強調した。航空機が飛行する場周経路が海上に設定されていることを指しているとみられるが、政府自体が航空機の運用によって場周経路を外れることがあるとしている。
 移設に伴う新基地建設について「理解を得る努力を粘り強く続け、明日を共に切り開く」と強調した。
 基地負担軽減については「抑止力を維持しながら、沖縄の基地負担の軽減に全力で取り組む」と説明。
 「観光立国」の形成に関連して沖縄観光についても言及した。石垣港に入る大型クルーズ船がこの3年で2倍近くに増えたため、新しい岸壁整備を進めるとして具体例を挙げ「アジアとのハブである沖縄の成長の可能性を開花させるため、今年度を上回る予算を確保してまいる」と述べ、2016年度の沖縄関係予算3350億円の確保を明言した。

               ☆

>安倍晋三首相は22日の衆参両院本会議で・・・米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について「普天間飛行場の全面返還を日米で合意してから20年。もはや先送りは許されない」と述べ、現行計画を推進する考えを強く押し出した。

何度も繰り返すが、国の行政の最高責任者が、普天間飛行場の辺野古移設について、「先送りは許されない」と施政方針で公言しているのだ。

米軍基地の移設に関して何の権限もない一地域の市長候補が「辺野古移設反対」を公約に掲げたら、実効性のない不渡り手形を有効として有権者を騙すことになる。

不渡りを承知で手形を有権者に掴ませたら詐欺といわれても仕方がない。

「沖縄米軍基地負担軽減担当相」というもう一つの顔を持つ菅官房長官は、辺野古移設反対の候補(志村候補)が当選した場合でも、「選挙結果が辺野古移設に影響を与えることはない」と述べ、志村候補の公約「辺野古反対」が不渡りであることを裏付けた。

志村候補が、国の専権事項を司る安倍首相と菅官房長官のお墨付きに逆らって、「辺野古移設反対」の公約を実現するためには、国を相手に勝ち目のない法廷闘争を仕掛け、勝訴する以外に道はない。

こんなバカなことをする候補者を宜野湾市長にしてよいはずはない。

 【おまけ】 

以下は「拡散依頼」です。

 

1月23日午後、民間の任意団体である沖縄県選挙監視委員会の男性は、20日にNHK沖縄放送局のニュースで放映された宜野湾市長選挙立候補者と翁長県知事の戸別訪問とされる動画について重大な公職選挙法違反の証拠だとして弁護士を伴い宜野湾署に告発状を提出しました。
告発状の中で、1月20日午後6時10分から放映した「おきなわHot Eye」及び同日午後8時45分から放映した「ニュース845沖縄」の中で、被告発人志村恵一郎及び被告発人翁長雄志が選挙運動として戸別訪問を行っている様子が映っているとし、公職選挙法138条第一項の「何人も、選挙に関し、投票を得若しくは得しめ又は得しめない目的を持って戸別訪問をすることはできない」という戸別訪問を禁止した項目に違反しているとしている。
なお取材に応じた男性は、「現職の国会議員が堂々と沖縄は公職選挙法特区だと言い切る(※)ような異常な沖縄の選挙を正したい」と述べ、また「候補者と県知事自らが公職選挙法を犯し、それが地上波で放映されたことはコンプライアンスの崩壊そのものである」と断じている。
今後この行為が立件された場合、たとえ当選したとしても当選の取り消しに及ぶ可能性があり、また県政のトップである県知事の責任が追及されることは必至だ

 

 (※)「沖縄は選挙違反特区!」照屋寛徳議員が

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コメント (10)    この記事についてブログを書く
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10 コメント

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辺野古基金 (あんのうん)
2016-01-23 07:44:12
辺野古基金に問い合わせたところ
収支決算報告は今月末に行うそうです。

本来は12月中にHPに掲載する予定だったのが、
1月にしてくれ、と(事務局?)からいわれたそうです。
返信する
Unknown (Unknown)
2016-01-23 08:02:59
IWJの岩上安身のツイッターで「現地の記者に聞いても、今回は本当に分からない。拮抗している。」というツイートがあります。

沖縄の場合、基地反対派は主張したがりですが、容認賛成派は沈黙する傾向にあります。市長選ならその傾向はさらに強まるでしょう。
ということは、佐喜真氏が一歩リードで勝利ですね。いや、前回の市長選のイハ氏先行を考えると二歩リードしているかもしれません。
返信する
Unknown (東子@舞鶴で「ひゅうが」チラ見)
2016-01-23 10:08:31
日ごろの遵奉精神の無さと順法精神の無さが、墓穴を掘りましたね。
NHK沖縄も、沖縄。
放送内容が違反行為であるという認識無し、候補者の顔出しNGの認識無し。

もう、沖縄は無し無し尽くし。

これもひとえに「反基地無罪」で押し通してきた結果、感覚麻痺。
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Unknown (東子@舞鶴で「ひゅうが」チラ見)
2016-01-23 10:08:54
沖縄のことを考えてくれーーっ!
知ってくれーーっ!
で、注目を引き付けたせいで、知らせたいこと以外も伝わってしまった。
遠くの島で、ひっそりやっていれば、選挙違反も知られなかったというのに……。
返信する
Unknown (東子@舞鶴で「ひゅうが」チラ見)
2016-01-23 10:09:22
拮抗している。
つまり、知事選のフィーバーを続いた衆院選につなげることができたようには、宜野湾市長選につなぎ切れていない。

「オール沖縄」の選挙違反を知らせずに投票日をむかえて、仮に、志村氏が当選したら。
当選後に「無効」の方が、サヨクにとってダメージは大きい(フフフ
そして、当選しなかったら。
違反しても当選しなかった挫折感は、もっと大きい。
返信する
Unknown (東子)
2016-01-23 10:58:27
「県知事選は「逮捕覚悟で」 照屋議員、社民党員前に 2010年10月31日」
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-169480.html

>社民党県連顧問の照屋寛徳衆院議員は29日夜、県知事選の応援のため来県した社民党員らとの交流会であいさつした際に、「沖縄は『公職選挙法特区』。公選法を守ろうという人は最終便で帰っていい。腹を据えてやってもらいたい」「もし逮捕されたら、私ではなく、弁護士の福島党首を呼んでください」などと述べた。
>伊波洋一氏(58)を推薦する社民党は、全国から福島瑞穂党首ら100人近くが来県し、30日には那覇市内でチラシ配りや街頭演説を行った。照屋氏は琉球新報に対し、「一行を鼓舞するつもりでの冗談だ。選挙違反を助長するつもりはない」と述べた。
>沖縄の選挙戦は、景観を損ねる違法ポスターが目に余るなど、選挙運動のモラルの低さが指摘されてきた。
>公職の立場にあり、伊波氏の選挙母体の共同代表も務める立場の発言としては、不適切との批判は避けられそうもない。

新報「政治ニュースランキング 第2位」2016.1.23.10:54現在
返信する
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2016-01-23 11:08:58

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「バス安全運行 県内も徹底を」の浦添市・国吉直さん(44)は、昨年は1月19、31日、2月8日、3月8、14日、4月14、26日、5月30日、6月15、22日、8月1、29日、9月15日、10月3、17日、11月11日、12月26日の17回掲載。
「会長職と兼任 宮里プロ期待」の福岡市・上治修さん(52)は、昨年は1月4、14、27日、2月6、21日、3月1、19日、4月11、26日、5月16日、6月6日、7月18日、8月3日、9月6日、10月2、30日、11月13日、12月13、28日の19回掲載。
「恩を受けたら 今度は誰かへ」の那覇市・友寄賢二さん(64)は、昨年は6月18日、7月11、31日、10月27日の4回掲載。
「人生の経験を 若者に伝える」の沖縄市・金城明男さん(69)は、昨年は1月24日、2月19日、3月20、31日、4月9日、5月31日、6月1日、16、26日、7月16日、8月2、19、31日、9月13、26日、10月12、27日、11月27日、12月16日の19回掲載。今年は1月4日に続き2回目の掲載。
「振り込め詐欺に注意を」の南風原町・大城勝さん(66)は、昨年は2月14日、4月20日、6月8日、7月17日、8月3日、11月1日の6回掲載。
「2016年現代学生百人一首」の那覇市・真栄里泰山さん(71)は、昨年は7月20日、8月22日、10月2日の3回掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。

福岡市・上治さんは前回投稿も宮里優作選手の話題。その前の投稿はプロ野球の東浜投手の話題。さらにその前はゴルフの諸見里選手の話。プロスポーツがお好きなようだ。

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戸別訪問に、民間選挙監視団体の男性が告発状提出 (遊爺)
2016-01-23 11:21:50
宜野湾市長選あす投開票 “禁じ手”戸別訪問指摘も (2/23 産経)

 http://www.sankei.com/politics/news/160123/plt1601230009-n1.html

>公職選挙法で禁じられている戸別訪問をしていたと指摘する動画がインターネット上で拡散し、県内の民間選挙監視団体の男性が22日、同法違反の罪で志村、翁長両氏に対する告発状を県警に提出した。
>県警は産経新聞の取材に、告発状について「受理か不受理かを含めて答えられることはない」とし、告発状の扱いは当面、預かりにしたとみられる。

 「民間選挙監視団体の男性」に拍手!
 警察が動かないのは、選挙期間中だから?
返信する
訂正です (遊爺)
2016-01-23 11:34:02
「戸別訪問に、民間選挙監視団体の男性が告発状提出」の産経の記事の日付は、1/23が正です。お詫びして、訂正させていただきます。

>投開票に終了と同時に、警察は公職選挙法違反の立件に着手する。

 警察の厳正な捜査を願っています。
返信する
Unknown (宜野湾より)
2016-01-23 12:09:39
やる方も撮って放送する方も態とかと思うくらいマヌケな話だけれど。

あれを「個々面接」だって言い張っている人がいた。
Google先生に聞いてみると、個々面接は路上なんかで友人知人にできる投票依頼のことだと判る。
ちなみに「弁護士ドットコム」では、個々面接のOK事例として
・商店、病院等でそこの店員、医師等が来客者に投票を依頼する行為
・街頭やバス、電車、デパートの中で偶然出会った人に投票を依頼する行為
を挙げている。

なるほど、オープンな場所での偶然性がカギのよう。
ちなみに個々面接を立候補の届出手続が完了する前に行うことは、公職選挙法129条の事前運動禁止にあたる、とある。

そして戸別訪問の訪問場所で検索してみると、家の門前・軒下・入り口に通じる石段・家のすぐ外・家と接する畑、これらは戸別訪問成立に該当する判例があるという。
実際、日本のいろんな自治体のホームページから飛んで選挙違反に関する解説を読んでみると、これらを挙げて禁止行為と解説しているところがたくさん見つかる。

また、居宅以外でも、瓦焼釜設置場所や牛小屋への訪問を戸別訪問成立と認めた判例もあると解説しているサイトも。

さて、こう見てくると、おそらく日本各地「みんな何かはやってる」って話に。
ただし、戸別訪問しちゃう陣営がいた、だからといってそれで、それ以外の陣営が誰もいかなる違反もやっていない、または何らかの違反をやっているという証明にはならないので悪しからず。
(でも沖縄で事前運動のやり過ぎが、いつもどの陣営にもあることは、どなたもご存じの通り)

私はこれまで勤務したことがある5つの都府県内、それに沖縄を含めて全てで、お猿かよ!という違反行為を見た。
(照屋寛徳のように議員が自分で「沖縄は公職選挙法特区」と、いかにも警察を押さえているor警察と握っていると感じさせる公言ができる沖縄は、他をぶっちぎってる感はあるけど)
ともあれ各地、(程度の強弱あれど)立候補予定者の名前幟やポスターを掲示しての運動、団体の寄付、公務員堂々の選挙運動、法定外のビラの数々、事前運動戸別訪問、なんでもあり。
ある県の公民館では、風呂敷で結ばれた一升瓶や徳利お猪口の絵とともに「お酒をあげたりもらったりしてはいけません」と書いた選挙の注意書きを貼ってあるところもあった(それが横行しているからだろうw)

親切心で候補者の事務所に電話して、よかれと思って進言しても、「あんたは誰だ!名前と住所を教えろ!」と逆ギレるところがあるのも知っている。
警察に通報しても、所轄署の受付に伝えても、選挙期間中は動かないのはありとして、選挙後の摘発がないこともあるのも知っている。

悪賢い犯罪者やある企みを持った者が関係者にも負い目を持たせて身の安全を担保するのにちょっと似て、選挙でも、関係各所が何かに配慮して公職選挙法を守り切らないことで、みんなのやり過ぎや不作為を担保してしまうことにも。
特定の目的で選挙人になるための住民移動や公職選挙法お構いなしの運動は自由な社会の宿痾でもあり、やり過ぎたら必ず代償を払う・払わせる現実と意識がない限り減らなそう。
合法ですら他人を出し抜くやり方は巷に溢れているが、自由と節度の議論もなく選挙においても違反したっていいじゃない♪だと、地方自治なんて口にするのも夢のまた夢。

今の時代、何処かで必ず誰かが撮っている/録っていると思ってかからないとね。
いやこれからは何か来たら、「ウチは防犯カメラで録画してますが同意して続けますか?」とかψ(`∇´)ψ
あれだけ露骨かつビッグな事例だと、公職選挙法を徹底的に厳格適用するか、公職選挙法を変えるか、あるいは戸別訪問及びその禁止は合憲か違憲かっていう議論のデカい材料かも…
堂々テレビ放送されたあの違反シーン、選挙終了後に摘発・立件ありやなしや。
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