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「ゆすりたかり」の成功の要諦は相手が実行不可能なことを要求することである。
簡単に実行されてはゆすりにならないからである。
その点でいえば仲井真県知事は名人の域に達している。
勿論「ゆすりたかり」の、である。
仲井真沖縄県知事は、菅首相が臨席する戦没者追悼式の平和宣言のなかに「県外」を盛り込んで、「ゆすりたかり」の強いメッセージを菅首相に送った。
首相の座にしがみつくことに必死の菅首相に対し、「県外」を要請することは、実現不可能なのは仲井真知事自身が百も承知の上での発言であることは、言うまでもない。
「慰霊の日」の翌日の沖縄紙は、例年、お約束どおりの「反戦平和」の記事が満載であるが、本日の沖縄タイムスの一面トップの大見出しは少し趣を異にする。
非武の誓い新たに
知事、宣言に「県外」
首相、「難しい」
従来だったら「非戦の誓い新たに」とすべきところを「非武の誓い」としてある所に沖縄タイムスが、「ゆすりたかり」で県知事をバックアップしている様子が垣間見れる。
菅首相では実現不可能な「県外」とは、普天間基地が県内で抑止力を発揮し平和に貢献するのではなく、武力(米軍基地)そのものを県外に撤去し、非武装にすることを意味する。
首相が「難しい」と答えるのは想定内のことである。
*
昨日の「慰霊の日」関連の記事が満載の今朝の沖縄タイムスが、完全にスルーしたある出来事を、産経新聞が報道しているので引用する。
「靖国参拝!」のヤジ 「沖縄全戦没者追悼式」出席の菅首相に
産経新聞 2011.6.23 13:02
菅直人首相は23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で営まれた「沖縄全戦没者追悼式」(県など主催)に出席し、「東日本大震災、原発事故の中で慰霊の日を迎えることは感慨を覚える。沖縄には基地が集中し、皆さんに負担をおかけしている。沖縄だけ負担軽減が遅れていることは慚(ざん)愧(き)に堪えない。今後、危険性の除去に最大限努力する」とあいさつした。
菅首相の出席は2年連続。出席者からは「靖国参拝(しろ)!」とのヤジが飛んだ。首相は園内の「国立沖縄戦没者墓苑」で献花した後、追悼式に臨んだ。
☆
沖縄の新聞を見る限り、沖縄では島ぐるみで「反米軍基地」であり、「靖国反対」であるような印象を受けるが、同じ沖縄県人の戦没者が祀られている「靖国神社」を首相が参拝しないことに不満を持つ県人が多数いる。
事実筆者の身内にも戦死した父親が靖国に祭られているので、上京の機会があるときは必ず靖国参拝をしているようである。
首相が靖国に祀られている戦没者の遺族に代わって参拝してくれることを望む県民が多数いることを、沖縄の新聞では知ることは出来ない。
「靖国参拝!」の野次が飛んだ場面はテレビの実況中に見たが、静まり返った参列者のなかに野次ははっきりと聞こえた。SPが動揺する様子もそのまま放映されたが、野次についてのアナウンスは一言もなかった。
今朝の沖縄タイムスが完全スルーしたのは言うまでもない。
何度も書いた事だが、地元の出来事を地元紙によらずに、全国紙の報道を見なければならぬ沖縄はやはり、小林よしのり氏に「全体主義の島」と嘲笑されても仕方のないことである。
産経にはこんな記事も。
「菅首相は靖国参拝を」 沖縄の遺族連合会会長が要望
2011.6.23 14:35
「平和の礎」に名前が刻まれた犠牲者に黙とうをささげる米軍関係者=23日午前、沖縄県糸満市の平和祈念公園
沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に営まれた「沖縄全戦没者追悼式」で、沖縄県遺族連合会の仲宗根義尚会長が菅直人首相を前に、「菅首相は早急に靖国神社を参拝し、感謝の誠をささげ、恒久平和を祈願するよう強くお願いする」と要求する場面があった。
仲宗根会長は追悼の言葉の中で「小泉(純一郎)元首相は在任中、毎年靖国神社に参拝し、遺族、国民から感謝された。(以降の首相は)参拝しなかった。残念でならない」と述べた。
菅首相があいさつを始める直前、参列者の一部から「靖国参拝」との声も上がっていた。
最後に、いまや名人の域にある仲井真県知事による、「ゆすりたかり」の要諦を新聞の見出しで復習してみよう。
無理難題を吹っかければ吹っかけるほど、その分だけ実入りは大きい!
非武(非武装)の誓い新たに
知事、宣言に「県外」
首相、「難しい」
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だから、沖縄の米軍基地を撤去するためには、日本が核武装し、完全再軍備をして、あのふざけた占領期憲法を廃止すればいいのです。
日本周辺及び西太平洋は日本軍が防衛すると宣言して、米軍の沖縄からの撤退を要求すればいいのです。
これが沖縄から米軍基地を撤去する根本的な解決方法です。
沖縄はこの核武装・完全再軍備・占領期憲法廃止を、日本政府、日本国民に主張すればいいのです。沖縄はこの当たり前すぎる主張を継続的にすればよいのです。
「沖縄の声」という「左翼の声」からは、絶対に出てこない主張ではありますが。
私が勤務する会社でも、時差出勤と輪番操業、20パーセント節電で、7月から9月まで対応することになりました。
女性たちの香水の匂いがきつくなりました。
結構大変なのですが被災地のことを思うと、住む家と働く場所があるだけでも幸せです。
東北支店が被害を受けまして全社挙げて支援しています。私も近日中に応援に行きます。
話は代わります。
私が沖縄勤務中にお世話になったオジーも、老人会の旅行などで上京するときは、真っ先に靖国神社に行きました。
早朝から暮れまで畑で仕事していたオジー。
最近では、農地も貸しているそうです。
オジーは徴兵で満州で戦い、抑留生活も経験しています。オジーは言います。靖国に戦友に会いに行くと。オジーは沖縄の歴史、文化にも造詣が深く私が沖縄病に罹ったのもオジーの影響です。
情に厚く、私の嫁さんや子供たちにも実の子供、孫のように接してくれました。
子供達ももう独立していますが、「オジー元気かなー。」と今でも言います。
オバーはそんなオジーを掌でコントロールしている。そんな理想の夫婦です。
またビーチパーティー、早朝野球を楽しんだ仕事仲間達も沖縄紙の報道は「あいつらの言う事はみんな嘘だ。」と飲みながら話していました。
私は今確信を持っています。
沖縄の左翼団体の主張はみんな嘘だと。
当時は、沖縄県民に対する差別があり、二等臣民などと呼ばれていたそうですが、まだ差別意識があるとすれば、本土における同和問題とともに、現代日本が克服すべきことだと思います。
慰霊の日の報道も、予想通り酷いものでした。
いわく「沖縄戦の犠牲者は軍民合わせて24万人」とかです。
どうしたらそんな数字になるのでしょう。
今度NHKに聞いてみようと思います。
時間が経過したから出鱈目報道する。
そんな姿勢は、南京虐殺の被害者が30万人などと言うのと同じです。あるいは祖国からの差別から逃げてきた人たちが、強制連行だという主張も同じ手法です。
嘘も言い続けると真実になる。
そんなことは無いと思います。いずれブーメランとなって帰ってきます。
集団自決裁判などがいい例です。
昨日は慰霊祭へ行ってきました。
政治家のスピーチは沖縄に対するおべんちゃらばっかりで聞いていて寒気がしました。
東日本大震災と原発事故のことはアリバイ程度でしかコメントせずにそれなのに「更なる沖縄振興計画」ですって。戦後60年以上が経過し又、復帰39周年を迎えました。
知事の普天間発言は今日のエントリー通りですが、国政素人集団に政府としてのまともな機能を期待するのは無理な話で現在の最重要課題である「原発事故対策」と「震災復興」をしっかりとしてもらうためにも沖縄には「黙っていろ」と思います。
今の沖縄の対応を戦没者の方々はきっと恥じているでしょう。
http://kukkuri.jpn.org/1103arashijouhou.html