狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「河野談話」⇒韓国に対する政治的妥協 

2007-03-03 08:04:47 | 従軍慰安婦


盧大統領「日本の蛮行を国際社会は許さない」
 
盧大統領、3・1節記念式で力説

 
 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は1日午前、ソウル世宗文化会館で開かれた第88周年3・1節(独立運動)記念式に出席した。盧大統領は日本に対し厳しい忠告も忘れなかった。

 盧大統領は「先日、米下院で開かれた日本軍従軍慰安婦に関する公聴会では、人間として想像できないほどの苦難と迫害を受けなければならなかった女性たちの鮮明な証言が行われた」「いくら天を手で隠そうとしても、日本帝国主義が行った蛮行に対しては国際社会も受け入れないということを再確認できた」と強調した。

edaily/朝鮮日報JNS  記事入力 : 2007/03/01 12:18 
 
                   

「先日、米下院で開かれた日本軍従軍慰安婦に関する公聴会では、人間として想像できないほどの苦難と迫害を受けなければならなかった女性たちの鮮明な証言が行われた」

「いくら天を手で隠そうとしても、日本帝国主義が行った蛮行に対しては国際社会も受け入れないということを再確認できた」

隣国の大統領にこのように言いたい放題の情けない日本。

「河野談話」作成当時、「強制連行」の証拠は無いにも関わらず韓国側は談話に慰安婦募集の強制性を盛り込むよう執拗(しつよう)に働きかけていた。

その一方、「慰安婦の名誉の問題であり、個人補償は要求しない」と非公式に打診していた。

かくて河野洋平は韓国の売春婦の名誉を護る為、引き換えに日本の名誉を売り渡したのである。

このようにしてまで(歴史的事実を捻じ曲げてまで)韓国側の顔を立てねばならぬ理由は何だったのか。

日本側は「強制性を認めれば、韓国側も矛を収めるのではないか」との期待感を抱き、強制性を認めることを談話の発表前に韓国側に伝えたという。(産経新聞 2007年3月2日)

何と言う愚かなことをした物だ。

相手の言いなりになって土下座をすれば日韓友好が生まれると思っていたとは脳天気にもほどがある。

河野洋平の屈中、脳天気振りを示すのに次の伝説的逸話は有名だ。

東南アジアから帰国の途中、飛行機が台北空港に途中寄港し乗客は全員台北で降りて空港で一時休憩を取った。

だが、河野洋平は中国様に気を使って、空調を切った機内に留まり汗を流しながら待機したと言う。

こんな話はどうでもいいが、「河野談話」以来、時は流れたが日韓友好どころか盧大統領の3・1節記念式での反日演説と言う結果である。

これも全ては「河野談話」のもたらした禍の一例である。

日韓外交の妥協の産物とも言える「河野談話」作成にかかわった石原信雄元官房副長官に再度証言してもらうのも一つの方法だろう。

肝心の河野衆議院議長は産経新聞のインタビュー申し込みをいろんな理由をつけて逃げ回っていると言う。

米下院が「従軍慰安婦」を取り上げ、取り上げた唯一の根拠が「河野談話」であることが分かった現在、「河野談話」見直しの絶好のチャンスである。

「河野談話」当時の国民の情報量と現在のそれは雲泥の差がある。

ネットが普及した現在は、国民が知らぬうちに「河野談話」が生まれた1993年とは、その情報量と深さにおいて雲泥の差がある。

国辱的「河野談話」が一人歩きして、韓国大統領は日本に対して言いたい放題。

さらには同盟国たるアメリカの国会でまで「首相謝罪」要求の議決をした根拠は「河野談話」だ。

 

以下は8年前の古い産経コラムではあるが、「河野談話」の出自のいかがわしさを良くまとめてある。

改めて読み返して見たい。

産経抄  平成11・10・7

小渕第二次改造内閣の河野洋平氏の外相就任について、中国や韓国は「歓迎」や「期待感」を示してきた。一国の外務大臣が海外諸国から、おぼえめでたく”温かい目”で迎えられるのはいいことなのか▼むろん近隣との友好が進むこと自体は悪いことではないが、しかし手放しでは喜べない。過度の贖罪意識からか、友好の度が過ぎて甘く見られるようになれば国益を損なうだろう。河野さんはほかならぬ”謝罪外交”の旗ふりなのだった成五年八月、宮沢内閣の終わりの日、官房長官の河野さんが額に深くしわを刻んで語った情景は、いまもありありと思い浮かべることができる。「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった・・・」▼急いで取り寄せた慰安婦調査報告書には、強制連行を明記した個所は一つもない。その後、当時の官房副長官石原信雄氏は、韓国側の要請で行った聞き取り調査で「強制連行」という結論に導いたことを認めた。しかし、”河野談話”はひとり歩きをはじめ、いまも慰安婦強制連行の虚説がまかり通っている▼河野外相は就任会見でも”河野談話”を修正することをしなかった。来日の江沢民主席が強要した歴史認識を小渕首相はきっぱりと跳ね返し、国民はこれを熱く支持したことはまだ記憶に新しい。その首相がこともあろうに”謝罪派”を外相に登用した真意は何なのだろう▼「外交官は祖国のために海外で平気でウソをつく正直な人間」という定義があったが、外務大臣もまた海外からおぼえめでたい政治家である必要はない。国際関係は冷厳である。むしろ海外から一目置かれる人物、煙ったがれる人物であっていい。 

                                                     ◇

 

今日の朝鮮日報には下記転載のような日本をコケにしたマンガでまで笑いものにしている。

                  ◇

 

 

先月、米下院で旧日本軍の元従軍慰安婦に関する聴聞会が開かれ、従軍慰安婦の強制連行に対する日本政府の謝罪を求める決議案が提出された。

日本の国会議員と思われる男、元慰安婦に尻を見せながら「やーい!」
(日本の国会議員がまた妄言「従軍慰安婦の強制連行はなかった」)。


「日本は謝罪・賠償を」と書かれたカードを手に持っている、韓国をはじめアジア、豪州、オランダなどの元慰安婦の女性たちがその姿を見てあきれている。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS(2007年3月2日)

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