狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

国営スパイ集結所  侵食される守り 沖縄米軍基地(上)

2009-09-16 07:10:46 | 普天間移設

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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沖縄が、反戦平和を売りものにする集団の集結地であることは、改めて論ずるまでも無い。

卑近な例でいえば普天間基地の移設先と予定されている辺野古界隈では「平和団体」がテントを張って泊り込んでいるし、嘉手納基地は思い出したように、「平和団体」の人間の鎖で包囲されたりする。

ところが、沖縄には国や自治体が関与する「スパイ集結地」があるという。

「道の駅かでな」には中国のスパイが集結し、「平和団体」から米軍情報を入手しているという。

沖縄で道の駅といえば、名護市入り口の「道の駅許田」が有名だが、そこはドライブの途中で一時休息を取りながら近隣の名産品、特産物を観光客に展示販売する場所として繁盛しており、とてもスパイや「反戦平和団体」が立ち寄る雰囲気ではない。

ところが、一方の「道の駅かでな」は、嘉手納基地に隣接しているせいか、雰囲気が「道の駅許田」とはかなり異なる。

何よりも建物自体「許田」が平面に広がる一階建ての建物であるのに対し、縦にのびる四階建で屋上には基地を見晴らす展望台があり、売りものは近隣の物産品というより、基地内の覗きであることは一目瞭然である。

さらに、施設内には「反戦平和」の資料も展示してあるというから「道の駅」の本来の目的を大きく逸脱していることは言うまでも無い。

そもそも道の家とは何か。

ウィキによると、道の家とは、国土交通省により登録された、休憩施設と地域振興施設が一体となった道路施設。道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、道の駅を核としてその地域の町同士が連携する「地域の連携機能」という3つの機能を併せ持つ、ということである。

確かに、「道の駅許田」はその目的の一つである地域の観光・物産品の情報発信機能を持っているようだが、「道の駅かでな」が「スパイ情報の蒐集機能」を持っているとは驚きである。

道の駅かでな訪問記
沖縄知事選挙で罰ゲームを食らう


道の駅「かでな」
道の駅公式サイト

沖縄発役にたたない写真集
某有名写真サイトの道の駅レポ

地元の重要ニュースは一切報道しない沖縄タイムス、琉球新報を尻目に産経新聞が県民の目からウロコを落としてくれる。

反戦平和を売りものにスパイ活動をする集団を一網打尽にするには「スパイ防止法」の制定しかない。

産経新聞  2009年6月22日

侵食される守り 沖縄米軍基地(上)P1000759

反戦運動と結びつくスパイ活

世界最強を誇る米軍の中で最大の戦闘航空集団とされる第18航空団が拠点にしている沖縄・嘉手納飛行場は、北東アジアから東南アジアにかけての安全保障の要としてつくられた。だが、いまや北朝鮮の核実験、さらには南シナ海における中国艦船を追う情報基地としてクローズアップされるようになり、それが反戦平和を旗印にした沖縄の反基地運動の監視対象となりつつある。そんな反戦機運の中で今度は中国など海外からのスパイ活動が活発化しようとしている。

リムピース 追跡!在日米軍」と名付けられたウェブサイトが最近、大きな注目を浴びた。「リムピース」とはハワイ周辺海域で行われる、いわゆる日米合同軍事演習を意味する「リムパック」に対し、環太平洋平和活動という意味で命名されている。いわば基地撤去を求める反戦平和運動の延長線上にある。

そのリムピースが今年4月14日、嘉手納基地に駐機するWC135大気収集機、通称「コンスタントフェニックス」の機影を最初にとらえたからだ。

コンスタントフェニックスは旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所事故のさいにいち早く放射性物質を検出したことで知られる。放射性物質の観測でこれほど高性能な機能を発揮する偵察機は以前は複数あったが、いまは1機しかない。当然ながらその動向は極秘だった。

リムピースはそれをいち早く撮影し、リアルタイムで「ミサイル発射翌日にはすでにスタンバイしていた。北朝鮮の核実験あるいは核開発再開をかなり以前から予想し、準備していた」と解説して軍事専門家をうならせたのである。

実は、こうした撮影を可能にしたのが基地そばにある「道の駅かでな」だった。「道の駅」は全国に900カ所近くあり、国土交通省が進める地域振興施設のひとつなのだが、嘉手納基地の場合、4階建ての道の駅施設屋上から広大な基地を見渡せるようになっている。結果、米軍基地が一望できる国際的な人気スポットになった。

そうした海外からの観光客の中に中国人基地監視グループも含まれていた。地元旅行社添乗員は次のように話している。「中国の団体客はかならず嘉手納基地をみたがるが、2年ほど前から5、6人の妙なグループが交じるようになった。普通の団体客とは別行動をし、タクシーをチャーターして嘉手納だけでなく普天間や那覇軍港、ホワイトビーチなどすべての米軍基地を連日訪問する。日本語のやたらうまい通訳までつれており、基地監視が目的だとすぐにわかった」

このグループは「道の駅かでな」屋上の軽食店員らにも目撃されていた。「機材が半端でない。5人ほどで完全に基地全域をカバーしている。なぜか偵察機の離着陸情報があるとかならず現れる」

気になるのはこうした”偵察”が日本の反戦平和グループとも連動している可能性がでていることだ。嘉手納基地周辺では次のような証言もあった。

「嘉手納基地の情報収集に熱心な男がいる。基地マニアの間ではよく知られた男で、革新政党事務所に出入りし、本土から来る反戦グループをときどき案内していた。その男が最近、どう見ても中国人要人とみられる外国人グループを案内していた

似たようなケースは、中国の全国人民代表大会(全人代)代表団29人が3月に3日間にわたって沖縄を訪問したさいにも起きた。訪日団は当初、嘉手納基地が眺望できる「道の駅かでな」を強く要望していたのだが、直前に「沖縄石油備蓄基地」(うるま市)訪問に切り替えたのである。

石油資源のない日本は国家備蓄基地を全国に張り巡らしているが、米軍基地の多い沖縄の場合、有事の際に重要な戦略拠点になり得る。しかも備蓄基地近くにはホワイトビーチ米海軍基地があり、ホワイトビーチはかつての台湾有事で補給基地として活用された経緯がある。

全人代訪日団は日中議員友好を理由に訪日したが、当初から沖縄訪問に強くこだわった。理由は「歴史的、文化的つながりを背景とした経済交流」だったが、なぜか、石油基地見学に固執したのである。しかも代表団には人民解放軍幹部2人が含まれていた。

問題は、沖縄タイムスや琉球新報など地元マスコミでは経済界と訪日団の昼食会など経済交流ばかりが報じられ、石油基地訪問については沈黙が守られたことだった。(前田徹)】

                          ◇

 

◆参考:リムピース 追跡!在日米軍

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
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4 コメント

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スパイ (ヒロシ)
2009-09-16 08:30:41
戦時中は日本軍の様子をアメリカへ流していたスパイがいたようですし、今は中国人へ情報提供です。
石垣市市長もそうですが官民一体と無って日本を滅ぼそうとしているようです。
法務大臣に千葉景子が決まったようですが、ヤレヤレですね。
鳩山さんはスパイ防止法案に反対した方でしたよね。
スパイが首相になってしまった、、、
日本が無くなる前にスパイ防止法案を希望します。
返信する
Unknown (トラネコ)
2009-09-16 09:16:52
私は中部を活動拠点にしていましたので、嘉手納周辺は毎日のように通っていました。確かに「道の駅かでな」は単なる休憩所や物産店ではないですね。あのつくりから見ても明らかに基地内を展望することが目的なのがわかります。隣接する嘉手納消防署の展望台みたいなのも何か気になりますが。
それにしても明らかに利敵行為をして、英雄気取りな売国奴が多いのには困りモノですね。
返信する
Unknown (狼魔人)
2009-09-17 06:55:07
ヒロシさん

沖縄がスパイの島とは情け無いですね。

「ペンギン王国」に中国領事館でも出来たら、スパイの巣窟になりますね。

新政権ではスパイ防止法は無理ですかね。


トラネコ

「道の駅かでな」と「道の駅許田」の雰囲気は明らかに違いますよね。

まるで商売っ気のない「道の駅かでな」に公的資金の援助でもあるなら、平和ボケの極地で、世界の物笑いですね。
返信する
許せないニュース (W・S)
2013-04-01 19:57:59
テキサス州の米軍基地の司令官が沖縄の人々を侮辱するとんでもない暴言

http://yabaiyiyiyi.blog25.fc2.com/blog-entry-576.html
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